- デロイトトーマツは第二新卒採用するの?
- 第二新卒で、デロイトトーマツに内定するためにやるべきこと
- デロイトトーマツの第二新卒面接どんな感じ?実体験の人の話聞きたい
このようなことが知りたいと思っている方向けの記事です。
実際に、僕自身はセカンド第二新卒で、デロイトから内定貰えました。
社会人3年目未満で、2回も会社やめて未経験業界に転職してきた、人事から見るただの「ドやばい人」だった僕ですが、
面接で、露骨に面接官に嫌われていました。
そんな状況からTop人気企業デロイトトーマツコンサルティングに内定できた経験を、画像付きで「実経験」を元に今日ご紹介します。
「きちんと事前準備をしましょう」といった抽象的な内容ではなく、どうのような評価ポイントがあって、どうやったら評価につながりやすいかを具体的にお伝えしていきます。
tamanegi
目次
デロイトはそもそも第二新卒を採用しているのか?
結論、もちろん採用しています。
デロイトには第二新卒向けにPool Unitという受け皿組織があります。
【デロイトの組織図】第二新卒は「Pool Unit」の所属になります。
実際にリクルートエージェントで掲載している未公開求人情報見ても、配属先はPool Unitになっています。
また、僕が登録してたキャリトレとリクルートエージェントからも、第二新卒向けの推薦求人も掲載されていました。
デロイトへの応募は、若干特殊で、第三志望まで希望出すのが可能です。
ただ、同時並行して選考を受けるのではなく、第一希望が落ちた時に、第二志望のポジションでマッチングが行われるイメージです。
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デロイトトーマツの第二新卒選考の流れと特徴
デロイト第二新卒選考の流れ
デロイトでの第二新卒の選考流れは以下です。
- 適正検査(SPIのWebテスト)
- 一次面接(シニアマネジャー)
- 最終面接(パートナー)
面接回数が少ない方ですが、2回とも面接時間が1時間以上でした。
そして、コンサルファームといえば、「ケース面接」があるとよくいわれますが、僕の場合、ケース面接は1回もなかったです。
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デロイト第二新卒面接の特徴と回答ポイント【回答例つき】
第二新卒面接でよく聞かれる汎用的な質問と回答例は、こちらの記事をご参考ください
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実際に選考受けて思ったデロイトの特徴は、下記2点があげられます。
- 現職の仕事内容について、細かく説明が求められる【回答例つき】
- 論理的に話すことが求められるが、高圧な雰囲気なく話をしっかり聞いてくれる
現在の仕事内容が、細かく説明が求められる【重要】
まずは、質問の意図を把握しておきましょう。
- コンサルタントの素養を確認するため(複雑な業界知識を簡潔に伝えられるか)
- テンプレート的な回答ではなく、しっかり会話しながら説明できるか
それを踏まえて、回答ポイントとしては2点あります。
- 自分の仕事内容を、わかりやすく説明できるように事前準備しておく
- 一回話す分量をコントロールし、会話のキャッチボールを増やす
まず誤解しないでほしいのは、仕事内容に何かすごい実績が求められているわけではないです。
実績のインパクトより、現職の業界知識をいかに分かりやすく初対面の面接官に理解してもらうのが大切なポイントです。
回答の際に、下記のポイントを入れるようにしましょう。
- 誰とビジネスする:業務上登場人物の説明
- どうやってビジネスする:ビジネスモデルの説明
- 自分が何をやってる:担当業務の範囲の説明
【回答例】
面接者:
仮想通貨のトレーディングシステムを構築しているプロジェクトに参画しています。
商流上、(A)海外の巨大ヘッジファンド→(B)日本の仮想通貨交換所→(C)日本の仮想通貨取引所→(D)一般投資家、になっていて、
現職の仕事内容は、A->BのB2B取引システムの構築をしています。
そんな中で、自分が担当してる部分は、システムのUIの設計とコーディングのフロントエンドよりの構築の部分です。
面接官:
A->Bと、C->Dの違いは何ですか?
面接者:
C->DはBitflyerのようなB2Cの取引システムで、A->BはB2Bの非公開の取引システムになります。参加者の数が少ないですが、取引数が多いのが特徴です。
……(一回全部説明せず、会話のキャッチボールを増やしていくイメージ
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論理的に話すことが求められるが、高圧な雰囲気なく話をしっかり聞いてくれる
他のコンサル会社と比べて、デロイトの面接官は物腰が柔らかい印象を持っていました。
論理的に回答することを求めているが、「30秒以内に話せ」とかのプレッシャーは一切なくて、時間をかけてしっかり話を聞いてくれました。
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第二新卒でデロイトの内定を取るためには?【実例公開】
第二新卒での転職の完全ロードマップ
そもそも第二新卒・20代で転職は初めての転職で、右も左もわからず「どこから始めればいいか」のところから悩んでる人も少なくないので、
まず「在職中事前準備〜選考準備〜内定後」の全体像を把握してもらうために、第二新卒・20代転職の完全ロードマップをまとめました。
この一本の記事を読めば、他の人と差をつけることができ、第二新卒の選考で有利な立場になれることを自信持って言えます。
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tamanegi
転職の成功率を上げるために、転職エージェントを「使い倒す」べき
転職において、ただ転職サービスに登録しただけで、うまくエージェントを使い倒しきれていない人がほとんどと言っても過言ではないです。
その原因として、下記が挙げられます。
- 転職エージェントを信用していない
- 転職エージェントはなんか胡散臭い
- どうせポジショントークしかしないだろうし、自分で応募した方が気楽です
- 自分に自信がなく、相談することすら遠慮している
- 転職エージェンの活用方法が分からない
- 経歴やスキルに自信がなくて、積極的に質問する勇気がない
特に、20代/第二新卒の転職はこのようなケースが多いです。
「転職エージェントに行ったらポジショントークばかりされるのが胡散臭くていや」
「早期退職した自分の経歴ではどうせ門前払いでしょう」
「面談に行ってもあまり相手にされてないでしょう」
転職中の20代の皆さん、一度はそう思っていませんでしたか?
ここからは、「転職エージェントを使い倒すメリット」と「転職エージェントを使い倒す方法」を実例公開しながらご説明します。
「とりあえず転職エージェントに登録しなさい」のような上辺なことだけではなく、「何を注意しながらどう転職エージェントを活用すればいいか」を具体的にお伝えしていきます。
転職エージェントを使い倒すメリット【実例公開】
前述のように、「転職が胡散臭い」と感じてる人も少なくないです。
まず、その観点が間違っていなくて、「胡散臭い転職エージェント」が少なからず確かに存在しています。
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営業ノルマしか頭にないエージェントにムカつき、メールで喧嘩していました。
とはいえ、そういったエージェントがあくまで少数派で、サポートがしっかりしているエージェントの方が圧倒的に多いです。
そして、客観的に見ても、「把握してる情報量」「面接の経験」「求人企業との関係値」において、転職エージェントの方が圧倒的に強いですので、
転職エージェントの活用方法を把握した上で、登録するだけでなくうまく使い倒せれば、下記のようなメリットが得られて、転職において有利に立ち、成功率がグッと上がる場合が多いでしょう。
- 未公開求人情報を収集してくれる
- 「旬」なポジション(需要が高く、通過しやすいポジション)を提案してくれる
- 書類を添削してくれる
- 推薦状をつけて、企業側にあなたを推薦してくれる
- 面接対策は無料で何回もしてくれる
- 面接後、企業側からのフィードバックと次回面接向けのアドバイスがもらえる
① 未公開求人情報を収集してくれる
デロイトトーマツコンサルティング第二新卒向けの未公開求人情報です。
使用転職サービス:リクルートエージェント
使用転職サービス:キャリトレ
② 「旬」なポジション(需要が高く、通過しやすいポジション)を提案してくれる
各ポジションは時期によって需要の波が発生しています。
足元で一番需要のある「旬」なポジション = 通過しやすいポジションなので、その情報を事前に把握することができるかどうかは、転職成功率に大きく影響してくると言えるでしょう。
転職エージェントが各企業と長い付き合いがあるために、規模企業内部情報を収集しどのポジションが今通過しやすいか、応募戦略を一緒に考えてくれます。
使用エージェント:DODA
③ 書類を添削してくれる
依頼すれば、基本的にどのエージェントでも対応してくれますよ。
使用エージェント:DODA
④ 推薦状をつけて、企業側にあなたを推薦してくれる
転職エージェントの方が企業側と長年パートナー関係があるので、推薦状がつけて推薦してくれた場合、書類選考通過率が高くなります。
使用エージェント:DODA
⑤ 面接対策は無料で何回もしてくれる
面接対策は依頼すれば、基本的にどのエージェントでも対応してくれますよ。
使用エージェント:DODA
⑥ 面接後、企業側からのフィードバックと次回面接向けのアドバイスがもらえる
これは、転職エージェントを活用する、「一番のアドバンテージ」とも言えます。
毎回面接後、転職エージェントが面接官のフィードバックと次回面接向けのアドバイスを、企業にヒアリングして教えてくれますので、「うまくできた」「できなかった」ところを分析できて、次回面接に活かせます。
そして、次回面接官の職位に合わせて、適切なアドバイスも教えてくれるので、「カンニング」レベルのサポートです。
毎回面接後、フィードバックと次回面接のアドバイスを、企業側にヒアリングして裏で教えてくれます。
使用エージェント:リクルートエージェント
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転職エージェントを使い倒す6つのポイント
第二新卒というは弱い立場を逆転させるために、転職エージェントの力をうまく活用するが大事とは言え、下記の悩みを持つ人も少なくないでしょう。
- 転職エージェントをぶっちゃけどこ選べればいいの?
- 早期退職した20代は、面談に行ってもあまり相手にされてないのでは?
- 胡散臭い転職エージェントに逢ったらどうすればいいでしょうか?
胡散臭いエージェントに使われず、主導権を握って転職エージェントを使い倒すための方法をまとめたので、合わせて読んでみてください!
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デロイトに強い転職エージェントは?
デロイトへの転職に一番強いのが、DODAです。
デロイトの内部情報に熟知しているため、応募先選びから面接まで適切なアドバイスを頂いて、最終的に内定をいただくことができました。
DODA経由で、デロイトトーマツコンサルから内定をいただきました。
その他に、合わせて使うと良いエージェントは3社あります。
前述のように、デロイトの組織自体が巨大なため、転職エージェント1社が求人情報を全部網羅できていない可能性がありますので、こちらの転職も合わせて登録して、情報収集を徹底してみてください。
- DODA:【デロイトに最強、必ず登録】
デロイトの内部情報に熟知。内定通過率が高い。 - キャリトレ:【デロイトの20代向け求人数NO1、事前情報収集に最適】
20代特化転職サービス。20代向けのスカウトが多数。デロイトの第二新卒求人も多数ある - リクルートエージェント:
業界最大手。成功実績と転職ノウハウをもつアドバイザーが多数いる。デロイト社から直接のスカウトもくる
上記転職サービス含め、僕実際に20社転職サービスを使った時の感想と評価も、実例付きで紹介しているので、合わせてご参考してみてください。
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転職サイトも合わせると、平均的な使用する転職サービス数が6社になる
参考:転職エージェント(人材紹介会社)利用社数(リクナビNEXT)
第二新卒でデロイトに転職する難易度は?【最強ツールあり】
前述のように、デロイトの組織が巨大なので、求人数が非常に多く、第二新卒向けの求人もあれば、マネージャー層な求人もあります。
そのため、「デロイトへの転職難易度が高い」と一括りで言ってもあまり意味がなく、ポジション毎に転職難易度を把握しないと参考にならないわけです。
そこで、自分が応募したポジション毎に、転職難易度を調べる方法をまとめましたので、ぜひ使用してみて、ちゃんと転職難易度を把握した上で、どのポジションに応募すべきかをよく練ってください。
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選考落ちた場合は?未経験で第二新卒の転職には、デロイト以外も選択肢がある
面接は半分運です。あいにく、デロイトに落ちた場合でも、落ち込まずに、20代未経験で応募できるのは、デロイト以外の選択肢もたくさんありますので、ポジティブに選考を受けてみるようにしていきましょう!
僕が実際に選考受けてみて、「未経験の20代でも採用している」を確証できた会社を、実例公開で紹介してるので、合わせて参考してみてください。
デロイトに転職した第二新卒の年収|年収交渉するための材料は?
実際に第二新卒で転職した後の年収も気になるところですよね。
Cyberの平均年収は、921万円です。
出典:Open Work
ただ、第二新卒で入社した場合は、だいたい620-700万の場合が多いです。
第二新卒であれば大抵コンサルに未経験の人が多く、年収交渉しづらいところがありますが、
入社時の年収は結構大切のスタートラインだし、内定いただいた以上交渉するのも自分の権利なので、妥当な金額をもらうように交渉しましょう。
その際に、ポジションによりますが、年収交渉に使える材料として、下記のような項目が挙げられます。
- 事業計画の業務経験
- 語学力
- ITプログラミング経験
- 会計資格
- ..など
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デロイトに第二新卒で転職するためのポイント【まとめ】
今日は、第二新卒でデロイトに転職するためのポイントを、実経験ベースで紹介してきました。
最後に、もう一回おさらいしましょう。
第二新卒で、デロイトに転職するために、下記4社の転職サービスを使用することがオススメです。
- DODA:【デロイトに最強、必ず登録】
デロイトの内部情報に熟知。内定通過率が高い。 - キャリトレ:
20代特化転職サービス。20代向けのスカウトが多数。デロイトの第二新卒求人も多数ある - リクルートエージェント:
業界最大手。成功実績と転職ノウハウをもつアドバイザーが多数いる。デロイト社から直接のスカウトもくる
僕の場合、以下のように使い分けしていました。
- キャリトレ:自分でデロイトの求人情報を収集する
- DODA:実際に選考進める際に、面接のサポートしてもらう
- リクルートエージェント:最大手の情報量を利用し、デロイトの未公開求人を漏らさないようにする
Dodaの手厚いサポートのお陰で、僕はセカンド第二新卒としてデロイトに転職することができました。
DODA経由で、デロイトトーマツコンサルから内定をいただきました。
僕が実際に使用してみて、第二新卒・20代にオススメできる転職サービスを5社厳選して、実例公開で紹介しているので、合わせてチェックしてみてください。
今日も最後までありがとうございました。何か参考になれれば嬉しく思います。^ ^