【回答例付き】第二新卒面接でよく聞かれる質問と対策、内定獲得に近づく面接質問の裏を読む力も合わせて解説【実体験】

  • 第二新卒で初めての転職、面接で何が聞かれるのか不安
  • よく聞かれる質問の回答例はどんな感じ?実体験の人の話を聞きたい
  • 内緒で転活してるので、面接の練習相手もいなくて事前準備どうすればいいか

このような悩みを持つ方向けの記事です。

この記事で紹介する「面接でよく聞かれることと回答ポイント(回答例付き)」を面接に取り込めば、通過率が確実に上がります。

実際に僕自身も、2回第二新卒で転職してきました(商社→IT→デジタルマーケティング)。

2回早期退職の経歴で、かつ最初は面接でうまく答えれず、面接官に露骨に嫌われていたが、

面接で、露骨に面接官に嫌われていました。


色々面接の試行錯誤して、最終的に未経験の業界から5社内定をいただいて、キャリアチェンジに成功できました。

【抜粋】内定



今日の記事前半で、「面接でよく聞かれる7つことと回答ポイント」を解説して、
後半は、「面接の事前練習、面接の事後改善方法」をご紹介していきます。

「分かりやすく結論から話す」のような当たり前なことではなく、原体験をから「どう答えれば通過できるか」を実例公開しながら具体的にお伝えします。

企業側が面接で第二新卒に求めること

結論から言うと、第二新卒は本質的「ポテンシャル採用」です。実績より、応募者の人間性を重視する人物本位の選考制度になります。

僕自身も2回第二新卒で転職してきたが、実に面接で実績関連の質問も少なかったし深掘りされていてなかったです。

また、政府からの第二新卒採用調査でも、「実績より人物本位」の傾向が見られます。

第二新卒者の採用実態調査

Q:求める人物像―「素材」か「経験」か?

A:今回のヒアリングでは、すべての企業が、面接による人物本位の選考をしていた。

出典:JILPT調査

採用側が具体的に、第二新卒に求めていることは、下記の項目が挙げられます。

採用側が第二新卒採用での評価点
  1. 前向きにキャリアを考えているのか
  2. 腰を据えて働いていける覚悟があるのか
  3. この業界で働く素質があるのか

これらの評価点に答えられるように、しっかり面接の回答を考えてアピールしましょう。

よく聞かれる質問と対策【回答例つき】

面接には、「こう答えれば必ず通る」という絶対論はありません。

ですが、各質問の裏には必ず意図があるので、それを把握して何を答えるべきかを自分なりに考えて面接に臨む方が通過率が高まります。

今日は、第二新卒の面接でよく聞かれる質問を例に取って、

  • 質問の裏にある意図
  • 回答のポイント
  • 回答例

3つのポイントでご説明していきますね。

質問①:自己紹介をお願いします。

質問の意図
  • あなたの概歴を知りたい
  • 話を簡潔に分かりやすく伝えられるかを確認するため

簡単のように見えますが、「何を話したらいい?」「何分話せばいい?」とか迷う人も多いです。

自己紹介で話す内容として、下記の項目が入っていればOKです。

回答ポイント
  • 名前
  • 大学〜現職までの経緯
  • 現職の仕事内容概要
  • 簡潔に入社したい理由に触れる(時間あれば)
  • あいさつ

「何分話せばいい?」について、会社から指定がある場合はそれに従えば良いですが、何も言われなければ1分間で良いです。

tamanegi

面接で困らないように、1分間と3分間、2パターンの自己紹介を作っておいて、声を出して読んでみるのがオススメですよ

回答例

今日はまず面接の機会をいただき、誠にありがとうございます。

私は◯◯◯◯と申します。

◯◯年に◯◯大学◯◯学部を卒業後、株式会社◯◯に入社いたしました。

入社後、管理部門で事業管理の仕事を半年間経験し、今は営業部門に所属しており、中国・メキシコ向け輸出入業務を担当しております。

未経験ではありますが、御社の◯◯事業に、◯◯職種として携わりたいと思い、志望いたしました。

どうぞ宜しくお願い致します。

質問②:志望動機を教えてください

質問の意図
  • 腰を据えて長く働いてくれるかどうかを確認するため

特に、早期退職した20代や第二新卒にとって、志望動機は内定への「生命線」と言っても過言ではありません。

なぜかと言うと、「うちの会社が入ってまたすぐ退職してしまうか」が面接官が一番気になっているポイントだからです。

志望動機も、実には2パートに分かれています。

  • 次の会社に入りたい理由
  • 今の会社を辞めたい理由

それぞれ解説していきますね。

入社したい理由

回答ポイント
  • 入社しあ具体的にやりたいことから話す
  • 会社の特徴とリンクさせる

具体的な回答例は以下です。

【解答例】

退職したい理由

回答ポイント
  • 「目指しているキャリアが実現できない」を裏付ける退職理由がオススメ
  • 必ず、回答の最後にもう一回入社したい理由とリンクさせる

具体的な回答例は以下です。

【解答例】

質問③:自分の長所を教えてください

質問の意図
  • この業界で活躍する素質があるのかを確認するため

当たり前のことですが、応募業界に活かせる長所でアピールするのがおすすめです。

全く関係のない長所をアピールしても、ただの自慢話になりマイナス評価になるのでので、注意しましょう。

回答ポイント
  • 志望業界に関連のある長所でアピール
  • 長所を裏付けるエピソードを簡潔に伝える
  • 志望業界の仕事内容を交えて活かすイメージを具体化させる

具体的な回答例は以下です。

【解答例】

長所が見つからない時どうすればいい

「自分の長所がよく表現できない・見つからない」という人も多いのではないでしょうか。

誰しも必ず長所がありますので、それを見つける方法をお伝えしましょう。

  • 人生のターニングポイントを振り返ってみる
  • 周りの人に聞いてみる

【人生のターニングポイントを振り返ってみる】

人生のターニングポイント = すごく努力した時期でもあります。

そう言った時期に注目することで、どんなことがあり、どんなふうに行動したのかなどを思い出すことで、必ず自分の中にある輝く点が見えてきます。

【周りの人に聞いてみる】

自分でいくら考えても答えが見つからない時は、親・親友に聞いてみるのがおすすめです。

あなたのことをずっとみてきたので、自分が見えていない長所を客観的に教えてくれることで、新たな気づきをもらうことが全然ありうるからですね。

質問④:自分の短所を教えてください

質問の意図
  • 客観的に物事を見ることができるかを確認するため
  • 問題解決の能力を見極める能力を確認するため

注意すべきなのは、短所を答えて終わりでなく、「短所を改善するために起こしてるアクション」も一緒に答えるのがポイントです。

また、上記の長所とリンクできると一貫性がありより納得感が生まれます。

回答ポイント
  • 長所の裏返しで答えるのが一貫性ありベスト(必須ではない)
  • 短所だけではなく、短所を改善するために心がけていること一緒に回答

具体的な回答例は以下です。

【回答例】

質問⑤:入社した後、具体的にどういう仕事がしたいですか?

質問の意図
  • 長期的に働いてくれるかどうかを確認するため
  • 入社後のミスマッチを防ぐため

将来の目標を定め、「将来こうなりたいから、その為に御社で就業したい」と明確な目標を持つ面接者は、長期的に就業してくれるという評価に繋がりやすいです。

そして、企業側から見ても「入社後のミスマッチより、面接の時点で、「面接者が臨むキャリアパスが提供できるかどうか」を確認したい意図もあります。

回答ポイント
  • 長期と短期に分けてやりたい仕事を話す
  • 志望動機(入社したい理由)とリンクさせる

具体的な回答例は以下です。

【回答例】

質問⑥:他に受けている企業と業界がありますか?

質問の意図
  • 応募企業に一貫性があるかどうかを確認するため
  • 志望度の高さを他社と比較して確認するため

正直に答えるのが良いですが、面接してる会社とあまり関係ない業界もし受けてる場合は言わないようにしましょう。

なぜなら、企業側に「応募に一貫性がない」と見られて、人物に悪い評価にならなくても、採用の決断にマイナスな影響が出るからです。

回答ポイント
  • 同業界で受けてる/内定出てる会社は正直に言う
  • 関係のない業界の選考は言わないようにする

具体的な回答例は以下です。

【回答例】

質問⑦:何か質問ありますか?

質問の意図
  • 純粋に不明点の確認や相互理解ができているか確認するため
  • 候補者の志望度と思考を確認するため
  • 候補者の質問力を確認するため

逆質問は必ずと言っていいほど聞かれる質問です。

「特にないです」は、意欲が無い・会社に興味が無いと判断されるのでNGですね。

「評価につながる」という視点はさておいても、あなたにとって、逆質問は会社のことを詳しく知り、入社後の仕事のイメージをする貴重なチャンスなので、準備してうまく活用しましょう。

では、何を聞くべきなのか?

逆質問ポイント
  • 面接官のことを聞く
  • 組織・会社のことを聞く
  • 自分のことを聞く

具体的な質問例は下記です。

面接官のことを聞く

  • なぜこの会社を選んだのか、何が魅力であったのか
    =2次以降の志望動機に使えます!
  • 入社後ギャップはあったか?
    =たいてい良いギャップしか言わないが、それも志望動機になる。
  • 今面接官はどんなプロジェクトをやっているのか
    =入社後のイメージが付く
  • 一番大変だったプロジェクトはどんなものか
    =志望企業の社員が力を入れて頑張った話が聞ける
  • これからやりたいことはあるか
    =自身のビジョンとの比較orキャリアイメージがつくれる

組織の会社のことを聞く

  • コンペで勝つときは、お客様に何を評価いただいて勝つのか?
    =競合他社との違いを含めた志望動機に繋がります!
  • 組織はどんな人がいるのか
    =入社後のイメージが付く
  • 組織の注力テーマ、ホットトピックは?
    =自身のビジョンとの比較orキャリアイメージがつくれる
  • アサインメントについて
    =自身のビジョンとの比較orキャリアイメージがつくれる

自分のことを聞く

  • 入社までにやっておくことあるか
    =今自分に足りないものが分かります
  • 自分と同じような、第二新卒から経験の方が入社後苦労 していることは何か?
    =入社後のイメージが付く
  • 活躍している人に共通することあるか
    =入社後のイメージが付く

20代/第二新卒がよくある不安と質問

ネガティブなことは言っちゃいけないですか?

結論、絶対に言ってはいけないことはないです。

面接官は人を見るプロです。上辺だけのポジティブな発言などすべてお見通しです。

また、同時にポジティブな理由のみで転職をされる方が非常に少ないことも知っていますので、

上辺だけのポジティブな回答(浅い回答)と思われた場合、「なぜそう思ったのか」と深堀りをされる ケースが非常に多く、回答に四苦八苦してしまうでしょう。

その為、ある程度はネガティブな理由も面接でお話をすることがおすすめです。

tamanegi

「退職したい理由」「あなたの短所」のような質問は、回答はきれいに作りすぎず、本音ベースで作りましょう。

面接に行く時の身だしなみは大切?どうすればいいでしょうか?

無論、第一印象がとても大切です。

面接で一番無難なチェックポイントを男女に分かれてご紹介しますが、

ケースバイケースの時もあるので、一番確実なのは、事前に転職エージェントに聞いておくことです。

男性の身だしなみチェックポイント

・髪はしっかりセットされていますか

・前髪は目にかかっていませんか

・髭の剃り残しはありませんか

・鼻毛は出ていませんか

・歯磨きはしましたか(口臭は気になりませんか、たばこの臭いはしません

・スーツは汚れていませんか、シワになっていたり、ほころんでいたりしま

・Yシャツは面接に適した色・デザインですか(派手な装飾がない白が基本)

・Yシャツの襟や袖口は汚れていませんか、ボタンは取れかかっていませんか

・Yシャツの一番上のボタンはとめてありますか

・スーツのズボンやYシャツにプレスはしっかりかかっていますか

・ポケットにたくさんものを詰め込んでいませんか

・ネクタイの結び目は緩んでいたり、曲がっていたりしませんか

・靴下の色はズボンと合わせてありますか

・腕時計はしていますか

・爪は汚れていませんか、伸びていませんか

・靴はきちんと磨かれていますか、かかとはすり減っていませんか

・靴は面接に適した色・デザインですか(派手な装飾がない黒が基本)

・体臭は気になりませんか(汗臭くないですか、たばこ臭くないですか)

・名刺入れは携帯していますか(面接で頂いた場合に備えて)

女性の身だしなみチェックポイント

・髪はしっかりセットされていますか、髪形や髪色は派手ではないですか

・前髪は目にかかっていませんか

・メイクはしてありますか

・メイクは濃くなりすぎていませんか(ナチュラルメイクになっていますか)

・化粧崩れはしていませんか

・歯磨きはしましたか(口臭は気になりませんか、たばこの臭いはしませんか)

・洋服は面接に適したものですか(派手な色合いや装飾のものを選んでいません

・洋服はシワになっていたり、ほころんでいたりしませんか

・ポケットにたくさんものを詰め込んでいませんか

・ストッキングを着用していますか、伝線していませんか、予備は用意しました

・アクセサリーはつけすぎていませんか

・腕時計はしていますか

・爪は汚れていませんか、伸びていませんか、派手な装飾になっていませんか

・靴はきちんと磨かれていますか、かかとはすり減っていませんか

・靴は面接に適した色・デザイン・高さ(ヒール)ですか

・体臭は気になりませんか(汗臭くないですか、たばこ臭くないですか)

・香水の匂いは強すぎませんか

・名刺入れは携帯していますか(面接で頂いた場合に備えて)

短期退職のことは大きいなマイナス評価になるのか?

結論で言うと、多少マイナスになります。

ただ、第二新卒で選考を受ける場合、むしろそれが当然なことだと事前に認識しておいて、「いかに企業側に面接で納得してもらうか」を考えるのが大切なのです。

冒頭で説明した通り、僕自身もセカンド第二新卒で、2回未経験業界に転職したので、めちゃめちゃ人事に警戒されていました。

結果嫌われて落とされたところも勿論ありますが、しっかり自分のことを伝えて納得してもらえて内定頂いた企業もあるので、ちゃんと準備すれば必ず一番合う企業に巡り会えると思います。

内定獲得コツは面接の事前準備と事後改善に尽きる

面接の事前準備

自分で口にして練習

面接の回答内容を書くだけでなく、必ず口にして練習しておきましょう。

なぜなら、書いてる時に自分がわかっていても、相手に伝わらっていないケースも十分ありうるからです。

口にして練習することのメリットとして、下記項目が挙げられます。

  • 暗記より印象に残れる
  • 時間が測れるので、回答の長さを調整できる

tamanegi

僕自身も当時に、回答内容を録音して何回も聞き直して調整していました

 転職エージェントと面対面で練習

自分で面接の準備をある程度練習できたら、転職エージェントと面対面で練習しましょう。

基本的に、希望すればアドバイザーが面接練習対応をしてくれるので、必ず活用しましょう。

DODAのアドバイザーとの面接対策面談です。

※他社も希望すれば、基本的に面接の対策面談を対応できますよ。

転職エージェントと面接の練習をすることのメリットとして、下記項目が挙げられます。

  • 本番で緊張しなくなる
  • 客観的に回答内容を見直してくれる

DODA以外も、僕実際に20社転職サービスを使った時の感想と評価も、実例付きで紹介しているので、合わせてご参考してみてください。

紹介した全部の転職エージェントは「無料」「面接対策OK」ですので、ご安心ください。

【厳選】20代におすすめの転職サービス、2回キャリアチェンジに成功した実体験から厳選

tamanegi

僕のように20社位まではしなくても、転職成功者は、平均的に6社くらいの転職サービスを使用しているとの調査データもありますよ
転職成功者平均使用転職サービス数
成功している転職活動者は、平均して4.2社の転職エージェントを利用している
転職サイトも合わせると、平均的な使用する転職サービス数が6社になる

参考:転職エージェント(人材紹介会社)利用社数(リクナビNEXT)

面接の事後改善

転職エージェントから面接フィードバックを次回面接に活かす

転職エージェントに依頼すれば、毎回面接後、転職エージェントが面接官のフィードバックと次回面接向けのアドバイスを、企業にヒアリングして教えてくれますので、「うまくできた」「できなかった」ところを分析できて、次回面接に活かせます。

これは、転職エージェントを活用する、「一番のアドバンテージ」とも言えます。

そして、次回面接官の職位に合わせて、適切なアドバイスも教えてくれるので、「カンニング」レベルのサポートです。

転職エージェントのサポート事例【抜粋】

リクルートエージェントのアドバイザリーが毎回面接後、フィードバックと次回面接のアドバイスを、企業側にヒアリングして裏で教えてくれます。

tamanegi

こういったメリットは自分一人で応募するときは得られないので、うまく転職エージェントを活用することが、内定獲得に有利な立場にたちます。

まとめ

今日は、第二新卒の面接でよく聞かれる質問と回答例を紹介してきました。

また、内定獲得するために、面接の事前準備と事後改善の方法も紹介いたしました。

事前準備と事後改善

そして、僕実際に20社転職サービスを使った時の感想と評価も、実例付きで紹介しているので、合わせてご参考してみてください。

紹介した全部の転職エージェントは「無料」「面接対策OK」ですので、ご安心ください。

【厳選】20代におすすめの転職サービス、2回キャリアチェンジに成功した実体験から厳選

今日で紹介したよく聞かれる質問以外、サイバーエージェント・アクセンチュア・デロイトトーマツ含め、各社毎の面接で特徴的なところも原体験からまとめましたので、合わせてご参考ください!

第二新卒転職実経験談

今日は、最後までお読みいただきありがとうございました。何か参考になれれば嬉しく思います ^ ^

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