- 第二新卒はやばいって企業側に思われているの?
- 具体的に何がやばいと思われているか?
- やばいと思われないように、何をしたら払拭できるのか?
こんな質問に答える記事です。
僕自身も、第二新卒で2回未経験業界に転職し、合計40社くらい面接を受けてきました。
社会人3年目未満で、2回も会社やめて未経験業界に転職してきて、人事から見るただの「ドやばい人」でした。
▼人事からめちゃめちゃ辛い言葉を言われていました。
ですが、そんな最悪な状況から、色々試行錯誤して、最終的には大手5社から内定をいただくことができました。
内定【一部抜粋】
使用転職エージェント:DODA
使用転職エージェント:リクルートエージェント
特別な経歴もなく、ただただ、「面接官にやばいと思われている所」をどう説得すればいいか、面接で落とされながら、ひたすら考えて試行錯誤してました。
そして、今日はそんな実経験から、
- どういったところに、企業側が懸念してやばい・使えないと言われているのか?
- そんな状況から、何をしたら内定もらえるのか?
をセットで、全部暴露していきます!
tamanegi
目次
まず、そもそも第二新卒は需要があるのか?
第二新卒がやばいから、いらないと噂もされているので、そもそも需要があるのか気になりますよね。
これについては、自信を持って断言できます。第二新卒の需要はあります!
その理由は、3つです。
- 会社正式公表の方針があるから
- 国主導の調査がそう言ったから
- 僕自身2回転職の経験で証明できたから
それぞれ、見ていきましょう。
会社正式公表の方針
色んな大手企業でも、第二新卒の採用を積極的に行うと宣言しています。
▼サイバーエージェント
採用責任者が第二新卒を積極採用と公言しています。
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000141.000034075.html
▼アクセンチュア
第二新卒採用専用のページを開設しています。
https://www.accenture.com/jp-ja/careers/local/daini
▼NTTデータ
採用責任者が第二新卒を積極採用と公言しています。
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000059.000020282.html
国主導の調査結果
独立行政法人労働政策研究・研修機構主導の第二新卒採用に関する調査でも、企業が第二新卒をポテンシャル採用として、積極に行われています。
第二新卒採用調査でも、評価基準は「実績より人物本位」の傾向が見られます。
僕の実転職経験
僕自身も、第二新卒として2回転職したので、合わせて40社近く面接を受けてきました。
もちろん、第二新卒を採用しない所もあったのですが、採用する方が圧倒的に多いでした。
第二新卒を募集すると確証できた会社、36社をまとめましたので、参考にしてみてください!
また、自分も20社くらい転職実経験談をまとめましたので、そちらもよろしければ合わせてみてみてくださいね。(転職実経験談はこちら)
企業側から見てやばい・使えない第二新卒は?
前述の通りに、僕は2回短期退職したので、めちゃめちゃ人事に警戒されていたどやばいの対象でした。
▼人事からめちゃめちゃ辛い言葉を言われていました。
tamanegi
厳しい言葉言われたんですが、逆に言うと、会社側が僕のような第二新卒に対して、「どこが気になって、やばいと思っているのか」、も明確化することができました。
以下、まとめましたので、参考にしてみてください。
- プライドが高すぎる人 = チームに馴染めなさそう
- 自分主語でやりたいことばかり語る人 = 落ち着いて働けなさそう
- 転職理由がネガティブな人 = 内定出してもすぐ辞めそう
それぞれ見ていきましょう。
プライドが高すぎる人 = チームに馴染めなさそう
具体的に言うと、「前職では、基本的な業務しかやらせてくれないので、成長できないしやめました」を口にしている人です。
tamanegi
「自分の目標しか見えず、チームでの業務という点で懸念が残りました」
最初から、面白い仕事・裁量の大きい仕事が任せてくれる会社は、ほとんどありません。
ですので、「俺は、こんな仕事をするために入社したんじゃないぜ」という変なプライドを捨てましょう。
そうしないと、面接で「チームに馴染めない、プライドだけが高くて使えない第二新卒」と思われて、落ちてしまいます。
自分主語でやりたいことばかり語る人 = 落ち着いて働けなさそう
具体的にいうと、「最終的にXXしたいので、3年間以内でAAとBBを経験して、早くCCをやらせてもらいです」を口にしている人です。
tamanegi
「やりたいことに前のめりになりすぎて、基本な業務も腰据えて、素直に吸収して行けなさそう」
誤解して欲しくないのは、やりたいことを明確に持つのは良いことです。
ただし、自分主語になりすぎるのはよくないことです。
会社は、お金を払ってまで、君に色々経験させるためにやっているわけではないですので、「この人、3年後働いたらまた転職しちゃうかもしれないので、腰を据えて長く働いてくれなさそう」と思われて、落ちてしまいます。
転職理由がネガティブな人 = 内定出してもすぐ辞めそう
具体的にいうと、「前の会社の給料・人間関係が悪いから、やめました」を口にしている人です。
当たり前ですが、転職考えている以上、ネガティブな理由誰しも持っているが、OKとNGの理由ももちろんあります。
- NG = どの会社でもありそうな問題
「給与や福利厚生に不満」「残業が多かった」「人間関係が悪かった」「社風が合わなかった」 - OK = 目指しているキャリアと会社の方針に相違があった
「やりたい事業が注力事業から外された」「案件がなくてやりたい分野でスキルを伸ばせなかった」
どの会社でもありそうな問題が退職理由だと、「入社としても同じく長く働けずやめてしまうのでは」と、面接官に見なされて落とされてしまいます。
「やばい・使えない」を払拭するための解決法は?
第二新卒で内定を取るためには、「やばい」を払拭しなければなりません。
そのために、具体的にやることは明確です。
会社側が第二新卒がやばいと思う点の反対面をアピールすれば良いです。
再掲になりますが、会社側が第二新卒がやばい・使えないと思う点は以下です。
- プライドが高すぎる人 = チームに馴染めなさそう
- 自分主語でやりたいことばかり語る人 = 落ち着いて働けなさそう
- 転職理由がネガティブな人 = 内定出してもすぐ辞めそう
したがって、面接で僕たちがやるべきことは、下記になります。
- 自分がチームに馴染める人(自己PR)
- 落ち着いて働ける人(自己PR・転職理由)
- 入社したあとはすぐ辞めない(転職理由・キャリアパス)
それぞれ見ていきましょう。
自分がチームに馴染める人(自己PRでアピール)
「チームで働ける人」をアピールするために、
- チームで何か成し遂げたエピソード
- チームに自主的に貢献できたエピソード
を履歴書の自己PRにいれておきましょう。
そうすると、少なくとも書類選考では、「あなたを落とさず面接で話を聞いてみよう」と会社側にアピールすることができます。
そういうエピソードがない場合どうすればいい?
「そういったエピソードがないです」と思う人もいると思いますが、第二新卒の採用ですので、基本的にはポテンシャル採用になります。なので、決してすごい実績を求めているわけではないです。
具体的にいうと、研修は必ずどこの会社でもあるので、そこでチームで何しかを行ったことをかきましょう。
tamanegi
落ち着いて働ける(自己PRでアピール)
「落ち着いて働ける」をアピールするために、
- 0から1に成し遂げたエピソード
を自己PR(履歴書と面接両方)にいれておきましょう。
「0から1 = 基礎からしっかり学べた = 落ち着いて物事に取り組める」をアピールできるわけです。
そういうエピソードがない場合どうすればいい?
上述通りに、まずはちゃんと棚卸して探してもらいたいです。
それでもない場合は、今から作りましょう。チームのエピソードは複数人いないとできないですが、0->1に成し遂げたエピソードは、一人でもできるものです。
具体的には、転職したい業界の資格を1つ取るのは一番ハードルさが低いのでお勧めします。
理由は3点です。
- 転職理由の裏付けになれる(特に未経験)
- 一人でもできるエピソード
- 転職した場合でも役に立てる
第二新卒の場合、履歴書はどう書くべきかについて回答例付きで記事をまとめました。こちらの記事を合わせて参考してみてください。
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入社したあとはすぐ辞めない(転職理由・キャリアパスでアピール)
第二新卒転職の場合、「入社したらすぐ辞めないか」が恐らく企業側が一番きになる問題です。
したがって、明確かつ説得力のある転職理由は、内定への生命線とも言えます。
転職理由も、実には2パートに分かれています。
- 入社したい理由
- 退職したい理由
回答例を実際にお見せしながら、それぞれ回答ポイント説明していきましょう。
入社したい理由
- 未来に見据えて、XXXに入って具体的にやりたいことから話す
- XXXの特徴とリンクさせる
具体的な回答例は以下です。(アクセンチュアの場合)
【回答例】
御社でデジタルマーケティング仕事に携わりたいのが(未来に見据える)、志望した理由です。
マーケティングの重要性に気づいたのは、自分はゲーム好きに起因していました。良いゲームなのに全然ユーザがいないこともたくさんあったことから、「サービスが良いだけじゃ足りなく、良いサービスをいかに多くの人に知ってもらうのも大切なんだ」と感じていました。
特に御社ではマーケティングの戦略策定だけではなく、アクセンチュアインターアクティブなどマーケティングを実行する部隊も合わせ持っているため(アクセンチュアの特徴とリンクさせる)、戦略策定と実行両方からマーケティングの仕事に携われるため、とても魅力に感じました。
退職したい理由
- ネガティブな理由は、OKとNGがある
- 必ず、入社したい理由とリンクさせる
会社側からすると、この質問で、「アクセンチュアに入社した後も、同じように早期退職してしまうか」と確認するのが目的です。
転職考えている以上、ネガティブな理由誰しも持っているが、OKとNGの理由ももちろんあります。
- NG = どの会社でもありそうな問題
「給与や福利厚生に不満」「残業が多かった」「人間関係が悪かった」「社風が合わなかった」 - OK = 目指しているキャリアと会社の方針に相違があった
「やりたい事業が注力事業から外された」「案件がなくてやりたい分野でスキルを伸ばせなかった」
どの会社でもありそうな問題が退職理由だと、アクセンチュアに入ったとしても同じく長く働けないと面接官に見なされて落とされてしまいます。
なので、ネガティブな退職理由をいかにポジティブな内容に変えることが必要です。
そこですごく有効なのは、退職したい理由を入社したい理由とリンクさせることです。
具体的な回答例は以下です。
【回答例】
現職で、やりたいことに携われないと判断したのが退職した理由です。
重複になりますが、デジタルマーケティングに携わりたいのが私の目指しているキャリア目標です。
ですが、現職の会社は方針を一転して、マーケティングではなく、コンテンツ制作を主力事業とする方針に転換して、マーケティングの案件が激減していました。そのため、あまり案件数がなく、自分が積みたいスキルが得られなくなりました。(やりたい仕事ができなくなる、といったポジティブな転職理由の方が通過しやすい)
御社は、デジタルマーケティング領域でも積極的に投資を行っており、これからも主力事業としていく方針を掲げているので、現職でできなかったことと経験は御社で必ず実現できると感じてるので、ぜひ活躍する場をお借りしたいです(退職理由をいった後、入社したい利用と再びリンクさせる)。
転職理由も含めて、第二新卒面接でよく聞かれる一般的な質問と回答例は、こちらの記事をご参考ください
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最後の一歩!内定を確実に取るためには転職エージェントを使い倒せ!
履歴書・面接の転職準備は、一人で全部でやるのは得策ではないです。
確実に内定を取るために、うまく転職エージェントを使い倒すべきです。
僕は、効率的に転職サービスを使い倒すことで、最終的に5社から内定をいただくことができました。
▼ アクセンチュア内定
▼ サイバーエージェント内定
使用サービス:リクルートエージェント
▼ アイレップ内定
使用サービス:パソナキャリア
▼ デロイト内定
▼ シンプレクス内定
使用サービス:リクルートエージェント
ただし、20代/第二新卒の場合、転職サービスを登録しただけで、うまくエージェントを使い倒しきれていない人がほとんどと言っても過言ではないです。
その原因として、下記のものが挙げられます。
- 転職エージェンの活用方法が分からない
- 経歴やスキルに自信がなくて、積極的に質問する勇気がない
「早期退職した自分の経歴ではどうせ門前払いでしょう」
「面談に行ってもあまり相手にされてないでしょう」、
転職中の20代の皆さん、一度はそう思っていませんか?
第二新卒というは弱い立場を逆転して、内定を確実に獲得するために、転職エージェントの使い倒し方も纏めましたので、ぜひ合わせて読んでみてください!
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今日は以上でした。最後までありがとうございました!
何か参考になれたら嬉しいです^^