- 日本IBMは第二新卒採用するの?
- 第二新卒で、日本IBMに内定するためにやるべきこと
- IBMの第二新卒面接どんな感じ?実体験の人の話聞きたい
こんな質問持っている方向けの記事です。
僕自身も、実際に第二新卒として日本IBMの選考を受けていました。
IBMは残念ながら、最終的に内定までもらえなかったのですが、アクセンチュアやサイバーエージェントなど合計5社から内定をいただくことができました。
社会人3年目未満で、2回も会社やめて未経験業界に転職してきた、人事から見るただの「ドやばい人」だった僕ですが、
面接で、露骨に面接官に嫌われていました。
そんな状況からTop人気企業に内定できた経験、そしてIBMでうまくできなかったところを、画像付きで「実経験」を元に今日ご紹介します。
「きちんと事前準備をしましょう」といった抽象的な内容ではなく、どうのような評価ポイントがあって、どうやったら評価につながりやすいかを具体的にお伝えしていきます。
tamanegi
目次
IBMはそもそも第二新卒を採用しているのか?
第二新卒からすると、「そもそも第二新卒を採用しているのか」が一番気になりますよね。
結論から言うと、もちろん採用しています。
IBMの採用HPにも、経験3年未満の求人情報が掲載されています。
https://careers.ibm.com/ListJobs/All/Search/position-type/early-professional/country/jp/
リクナビネクストで公開してる日本IBM向け第二新卒求人情報
DODAでも第二新卒の求人情報が掲載
tamanegi
IBM第二新卒選考フローと通過のポイント
第二新卒選考フロー
IBM/第二新卒の選考流れは以下です。
- 書類選考
- 適正検査(Web SPIテスト)
- 一次面接(現場社員)
- 最終面接(部長と人事)
面接回数が少ないが、毎回の面接時間が長めで1時間かかりました。
そして、IBMの選考結果がでるのが結構遅いです。
- 書類選考結果:1週間
- 一次面接結果:2週間
- 最終面接結果:1週間
合わせて1ヶ月くらいかかりました。
tamanegi
IBM面接の特徴と通過ポイント
第二新卒面接でよく聞かれる汎用的な質問と回答例は、こちらの記事をご参考ください
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実際に選考受けてみて、他社と比べてIBM面接の特徴は下記の2点が挙げられます。
- 未経験でITに興味持つきっかけが深掘りして聞かれる【重要】
- 熱意より、転職理由のロジックが求められる【重要】
未経験ながらITに興味持つきっかけが深掘りして聞かれる【重要】
ITに興味を持つきっかけが、2回の面接とも深掘りして聞かれました。
まずは、しっかり質問の意図を理解することから始めましょう。
- 未経験のあなたが、長くITの仕事をしていく熱意と覚悟を確認するため
「〇〇を機にITに興味を持った」のような上辺の理由は誰でも言えることで、説得力がないです。
言葉だけでなく、「未経験けど、ITの仕事をするために、今実際に行動に移している」をアピールできれば、他の人の差別化ができ、面接の好評価に繋がります。
- ITに興味を持ったきっかけを答えるだけに止まらず、今実際に何かITの勉強をしているのかも合わせて答えることです。
ITの勉強を具体的には、下記のものを指しています。
- IT関連の資格:ITパスポート、基本情報技術者試験など
- プログラミング独学:ExcelVBA、Java、Javascript、CSSなど
僕の場合、商社で働きながらExcelVBAを独学し簡易の自動化ツール作成したことと、そして面接に行く前にITパスポートの資格を獲得したことで、実際な行動がありIT業界への転職の覚悟を面接官に納得してもらいました。
tamanegi
熱意より、転職理由のロジックが求められる【重要】
他社と比べて、一番特徴的な点でした。
「〇〇事業にチャレンジしたい!」のような熱い意志はちろんマイナスにならないですが、それよりIBMの面接では、志望動機のロジックが重点的に聞かれていました。
tamanegi
僕が実際に面接で聞かれた質問は、下記の項目が挙げられます。
- ITといっても色々な仕事あるので、プログラミング・コンサルティング・プロジェクト管理、具体的にどんな仕事がしたい?
- プログラミングやりたければ、IBMよりISE(IBM System Engineering)の方が合うけど、なぜIBMなの?
「将来的にこういうことをチャレンジしていきたい!!」のような熱い話はなく、「なんでこの判断をしたの」のような質問に終始していました。
転職理由も、実には2パートに分かれています。
- 入社したい理由
- 退職したい理由
回答例を実際にお見せしながら、それぞれ回答ポイント説明していきましょう。
入社したい理由
- 未来に見据えて、日本IBMに入って具体的にやりたいことから話す
- 日本IBMの特徴とリンクさせる
具体的な回答例は以下です。
【回答例】
御社でデジタルトランスフォーメーションに携わりたいのが(未来に見据える)、志望した理由です。
デジタル・テクノロジーの重要性に気づいたのは、商社の事務業務に起因していました。単純な重複作業のために、膨大の人力をかけ続けている現場に違和感を感じ、自ら自動化のツールを組む事で改善させました。同時に、「やはりこれからはテクノロジーの時代だ」と深く考えさせられました。
特に御社では技術力だけではなく、クライアントの具体的な要件に合わせて戦略設計も合わせ持ってできるので(日本IBMの特徴とリンクさせる)、戦略策定と実行両方からデジタルトランスフォメーションの仕事に携われるため、とても魅力に感じました。
退職したい理由
- ネガティブな理由は、OKとNGがある
- 必ず、入社したい理由とリンクさせる
会社側からすると、この質問で、「日本IBMに入社した後も、同じように早期退職してしまうか」と確認するのが目的です。
転職考えている以上、ネガティブな理由誰しも持っているが、OKとNGの理由ももちろんあります。
- NG = どの会社でもありそうな問題
「給与や福利厚生に不満」「残業が多かった」「人間関係が悪かった」「社風が合わなかった」 - OK = 目指しているキャリアと会社の方針に相違があった
「やりたい事業が注力事業から外された」「案件がなくてやりたい分野でスキルを伸ばせなかった」
どの会社でもありそうな問題が退職理由だと、入ったとしても同じく長く働けないと面接官に見なされて落とされてしまいます。
なので、ネガティブな退職理由をいかにポジティブな内容に変えることが必要です。
そこですごく有効なのは、退職したい理由を入社したい理由とリンクさせることです。
具体的な回答例は以下です。
【回答例】
現職で、やりたいことに携われないと判断したのが退職した理由です。
重複になりますが、デジタルトランスフォメーションに携わりたいのが私の目指しているキャリア目標です。
ですが、現職の会社では、人力に頼る仕組みが根付いており、デジタル化によるメリットより、リスクを危惧している経営層の方針があるため、世の中の流れに追いついていけないのではと心配していました。(やりたい仕事ができなくなる、といったポジティブな転職理由の方が通過しやすい)
御社は、技術力をベースに、デジタルトランスフォメーションでも積極的に投資を行っており、これからも主力事業としていく方針を掲げているので、現職でできなかったことと経験は御社で必ず実現できると感じてるので、ぜひ活躍する場をお借りしたいです(退職理由をいった後、入社したい利用と再びリンクさせる)。
tamanegi
日本IBMの内定を獲得ためには!【実例公開】
第二新卒での転職の完全ロードマップ
そもそも第二新卒・20代で転職は初めての転職で、右も左もわからず「どこから始めればいいか」のところから悩んでる人も少なくないので、
まず「在職中事前準備〜選考準備〜内定後」の全体像を把握してもらうために、第二新卒・20代転職の完全ロードマップをまとめました。
この一本の記事を読めば、他の人と差をつけることができ、第二新卒の選考で有利な立場になれることを自信持って言えます。
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tamanegi
転職の成功率を上げるために、転職エージェントを「使い倒す」べき
転職において、ただ転職サービスに登録しただけで、うまくエージェントを使い倒しきれていない人がほとんどと言っても過言ではないです。
その原因として、下記が挙げられます。
- 転職エージェントを信用していない
- 転職エージェントはなんか胡散臭い
- どうせポジショントークしかしないだろうし、自分で応募した方が気楽です
- 自分に自信がなく、相談することすら遠慮している
- 転職エージェンの活用方法が分からない
- 経歴やスキルに自信がなくて、積極的に質問する勇気がない
特に、20代/第二新卒の転職はこのようなケースが多いです。
「転職エージェントに行ったらポジショントークばかりされるのが胡散臭くていや」
「早期退職した自分の経歴ではどうせ門前払いでしょう」
「面談に行ってもあまり相手にされてないでしょう」
転職中の20代の皆さん、一度はそう思っていませんでしたか?
ここからは、「転職エージェントを使い倒すメリット」と「転職エージェントを使い倒す方法」を実例公開しながらご説明します。
「とりあえず転職エージェントに登録しなさい」のような上辺なことだけではなく、「何を注意しながらどう転職エージェントを活用すればいいか」を具体的にお伝えしていきます。
転職エージェントを使い倒すメリット【実例公開】
前述のように、「転職が胡散臭い」と感じてる人も少なくないです。
まず、その観点が間違っていなくて、「胡散臭い転職エージェント」が少なからず確かに存在しています。
tamanegi
営業ノルマしか頭にないエージェントにムカつき、メールで喧嘩していました。
とはいえ、そういったエージェントがあくまで少数派で、サポートがしっかりしているエージェントの方が圧倒的に多いです。
そして、客観的に見ても、「把握してる情報量」「面接の経験」「求人企業との関係値」において、転職エージェントの方が圧倒的に強いですので、
転職エージェントの活用方法を把握した上で、登録するだけでなくうまく使い倒せれば、下記のようなメリットが得られて、客観的に見る場合、転職において有利に立ち、成功率がグッと上がる場合が多いでしょう。
- 未公開求人情報を収集してくれる
- 「旬」なポジション(需要が高く、通過しやすいポジション)を提案してくれる
- 書類を添削してくれる
- 推薦状をつけて、企業側にあなたを推薦してくれる
- 面接対策は無料で何回もしてくれる
- 面接後、企業側からのフィードバックと次回面接向けのアドバイスがもらえる
① 未公開求人情報を収集してくれる
シンプレクス第二新卒向けの未公開求人情報です。
使用転職サービス:キャリトレ
使用エージェント:DODA
② 「旬」なポジション(需要が高く、通過しやすいポジション)を提案してくれる
各ポジションは時期によって需要の波が発生しています。
足元で一番需要のある「旬」なポジション = 通過しやすいポジションなので、その情報を事前に把握することができるかどうかは、転職成功率に大きく影響してくると言えるでしょう。
転職エージェントが各企業と長い付き合いがあるために、規模企業内部情報を収集しどのポジションが今通過しやすいか、応募戦略を一緒に考えてくれます。
使用エージェント:DODA
③ 書類を添削してくれる
依頼すれば、基本的にどのエージェントでも対応してくれますよ。
使用エージェント:DODA
④ 推薦状をつけて、企業側にあなたを推薦してくれる
転職エージェントの方が企業側と長年パートナー関係があるので、推薦状がつけて推薦してくれた場合、書類選考通過率が高くなります。
使用エージェント:DODA
⑤ 面接対策は無料で何回もしてくれる
面接対策は依頼すれば、基本的にどのエージェントでも対応してくれますよ。
使用エージェント:DODA
⑥ 面接後、企業側からのフィードバックと次回面接向けのアドバイスがもらえる
これは、転職エージェントを活用する、「一番のアドバンテージ」とも言えます。
毎回面接後、転職エージェントが面接官のフィードバックと次回面接向けのアドバイスを、企業にヒアリングして教えてくれますので、「うまくできた」「できなかった」ところを分析できて、次回面接に活かせます。
そして、次回面接官の職位に合わせて、適切なアドバイスも教えてくれるので、「カンニング」レベルのサポートです。
毎回面接後、フィードバックと次回面接のアドバイスを、企業側にヒアリングして裏で教えてくれます。
使用エージェント:リクルートエージェント
tamanegi
転職エージェントを使い倒す6つのポイント
第二新卒というは弱い立場を逆転させるために、転職エージェントの力をうまく活用するが大事とは言え、下記の悩みを持つ人も少なくないでしょう。
- 転職エージェントをぶっちゃけどこ選べればいいの?
- 早期退職した20代は、面談に行ってもあまり相手にされてないのでは?
- 胡散臭い転職エージェントに逢ったらどうすればいいでしょうか?
胡散臭いエージェントに使われず、主導権を握って転職エージェントを使い倒すための方法をまとめたので、合わせて読んでみてください!
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IBMへの転職におオススメの転職サービスは?
IBMへの転職に一番強いのが、DODAです。
IBMの未公開求人情報含め、会社の内部情報に熟知しているため、応募先選びから面接まで適切なアドバイスを頂いて、最終的に内定をいただくことができました。
理由は、DODAがIBMの内部情報に熟知していてて、通過率の高いポジションと面接対策をしてくれたからです。
- DODA:【IBMに最強、登録必須】
求人企業の内部情報に熟知。内定の平均通過率が高い。 - リクルートエージェント:
業界最大手。成功実績と転職ノウハウをもつアドバイザーが多数いる。 - ビズリーチ (Bizreach):
複数のエージェントから同時に、効率的に求人情報を収集できる。
上記転職サービス含め、僕実際に20社転職サービスを使った時の感想と評価も、実例付きで紹介しているので、合わせてご参考してみてください。
選考落ちた場合は?未経験で第二新卒の転職には、IBM以外も選択肢がある
面接は半分運です。あいにく、選考に落ちた場合でも、落ち込まずに、20代・第二新卒で応募できるのは、日本IBM以外の選択肢もたくさんありますので、ポジティブに選考を受けてみるようにしていきましょう!
僕が実際に選考受けてみて、「第二新卒でも採用している」を確証できた会社を、実例公開で紹介してるので、合わせて参考してみてください。
マーケティング、コンサル以外も、第二新卒を募集している会社36社をまとめましたので、きになる応募先ないかみてみてください!
IBMに転職した第二新卒の年収|年収交渉するための材料は?
実際に第二新卒で転職した後の年収も気になるところですよね。
日本IBMの平均年収は、877万円です。
出典:Open Work
ただ、第二新卒で入社した場合は、だいたい500-550万の場合が多いようです。
第二新卒であれば大抵IT未経験の人が多く、年収交渉しづらいところがありますが、
入社時の年収は結構大切のスタートラインだし、内定いただいた以上交渉するのも自分の権利なので、妥当な金額をもらうように交渉しましょう。
その際に、職種によりますが、年収交渉に使える材料として、下記のような項目が挙げられます。
- プロジェクト管理経験
- プログラミング知識(Java以外も)
- 語学力
内定後の年収交渉するときは、上記のポイントを押さえて、臆せず転職エージェントと相談し妥当な金額で入社しましょう。
IBMに第二新卒で転職するためのポイント【まとめ】
今日は、第二新卒でIBMに転職するためのポイントを、実経験ベースで紹介してきました。
最後に、もう一回おさらいしましょう。
IBMの転職面接の特徴と通過コツは以下です。
- 未経験ながらITに興味持つきっかけが深掘りして聞かれる【重要】
- 熱意より、転職理由のロジックが求められる【重要】
そして、内定獲得するために、「一人で戦わず、転職エージェントを使い倒すこと」が非常に重要です。
転職エージェントを活用するメリットと、内定獲得率が高くなる理由は、下の項目が挙げられます。
- 未公開求人情報を収集してくれる
- 内部情報に熟知しているので、通過率の高いポジションを提案してくれる
- 面接の前に、面接練習を付き合ってくれる
- 面接の後に、面接官のフィードバックと次回面接のアドバイスを裏で教えてくれる
僕自身の転職経験ベースで、IBMへの転職にオススメできる転職サービスをご紹介します。
3社とも登録していましたが、
最終的に選考のサポートをしてもらったのがDODAでした。
理由は、DODAがIBMの内部情報に熟知していてて、通過率の高いポジションと面接対策をしてくれたからです。
- DODA:【面接選考中に使用】
求人企業の内部情報に熟知。内定の平均通過率が高い。 - リクルートエージェント:
業界最大手。成功実績と転職ノウハウをもつアドバイザーが多数いる。 - ビズリーチ (Bizreach):
複数のエージェントから同時に、効率的に求人情報を収集できる。
僕の場合、以下のように使い分けしていました。
- DODA:【面接選考サポート】
IBMの求人情報が一番豊富なため、選考サポートを実際にしてもらう - リクルートエージェント:【限定未公開求人情報収集】
最大手ならではの未公開求人を網羅するために情報収集してもらう - ビズリーチ (Bizreach):【全般的に情報収集】
IBMの求人情報を複数のエージェントから同時に効率的に収集する
上記転職サービス含め、実際に20社転職サービスを使った時の感想と評価も、実例付きで紹介しているので、合わせてご参考してみてください。
今日も最後までありがとうございました。何か参考になれれば嬉しく思います!^ ^