- アドビは第二新卒採用するの?
- 第二新卒で、アドビに内定するためにやるべきこと
- アドビの第二新卒面接どんな感じ?実体験の人の話聞きたい
こんな疑問に答える記事です。
実際に、僕自身はセカンド第二新卒で人気企業のアドビ(デジタルマーケティング部門)の選考を受けていました。
アドビは最終的に内定までもらえなかったのですが、アクセンチュアやサイバーエージェントなど合計5社から内定をいただくことができました。
社会人3年目未満で、2回も会社やめて未経験業界に転職してきた、人事から見るただの「ドやばい人」だった僕ですが、
面接で、露骨に面接官に嫌われていました。
そんな状況からTop人気企業に内定できた経験を、画像付きで「実経験」を元に今日ご紹介します。
「きちんと事前準備をしましょう」といった抽象的な内容ではなく、どうのような評価ポイントがあって、どうやったら評価につながりやすいかを具体的にお伝えしていきます。
tamanegi
目次
アドビはそもそも20代未経験の人を採用しているのか?
20代第二新卒からすると、「そもそも第二新卒でも採用しているのか」が一番気になりますよね。
結論からすると、もちろん採用しています。
僕自身も、当時は20代の社会人3年目で、デジマの経験皆無の経歴でした。
それで転職サービスに登録してみて、複数のエージェントからアドビ関連の求人を推薦してくれました。
キャリトレ経由で、アドビ人事から直接に第二新卒の求人情報を推薦してくれました。
アドビの第二新卒向け求人情報は、未公開のみです。
なので、アドビに第二新卒としてキャリアチェンジしたい人は、転職サイトや転職エージェントに登録しておきましょう!
アドビの転職面接選考の流れと特徴
転職面接選考の流れ
電通アイソバーの面接選考流れは以下です。
- 書類選考
- 一次面接(人事)
- 二次面接(部長)
- 最終面接(本部長)
人事の方は、帰国子女の方の多いようなイメージで、一次面接で簡単な英語面接もありました。
転職面接選考の特徴と通過のコツ
実際に選考受けてみて、整理したアドビの特徴と選考通過ポイントは下記です。
- アドビで具体的にやりたいことの言語化【重要】
- 転職理由が根掘り葉掘りに聞かれる【重要】
- 「今実際にデジマの勉強をしている」のようなアピールが大事
- 英語力がある程度求められる
アドビで具体的にやりたいことの言語化【重要】
アドビの初回面接では、人事からアドビ事業領域の説明もしてくれます。
アドビの事業を理解していない方も多いかと思うので、重要なポイントを抑えるために、簡単にまとめました。
その上で、二次面接や最終面接で、「入社後具体的に何をしたいのか」が詳しく聞かれました。
ここでの通過ポイントは、
「データを駆使して、もっと効率的なマーケティングプランを提示して課題を解決する」のような曖昧な答えではなく、
生活や新聞から気づいた具体的な課題に紐づいて、アドビで何の事業に携わりたいかと答えることです。
例えば、
実際に生活の中に気づいた具体的な課題
⬇︎
それを解決するためにアドビのこういったサービスがある
⬇︎
そのサービスの仕組みを把握し、今後もこういった分野にも横展開していけるし、チャレンジングな事業内容なので携わりたい!
のような、実際な話に基づく具体的な答えが、より刺さりやすいポイントになり、評価されるポイントになります。
転職理由が根掘り葉掘りに聞かれる
転職理由がとにかく詳しく聞かれました。
ただ、高圧的にあなたを論破するためのではなく、
実際入社後の仕事内容とミスマッチが起こらないようにするために、面接官がヒアリングしてくれました。
tamanegi
転職理由も、実には2パートに分かれています。
- 入社したい理由
- 退職したい理由
回答例を実際にお見せしながら、それぞれ回答ポイント説明していきましょう。
入社したい理由
- 未来に見据えて、アドビに入って具体的にやりたいことから話す
- アドビの特徴とリンクさせる
具体的な回答例は以下です。(デジタルマーケティング部署希望の場合)
【回答例】
御社でデジタルマーケティング仕事に携わりたいのが(未来に見据える)、志望した理由です。
マーケティングの重要性に気づいたのは、自分はゲーム好きに起因していました。良いゲームなのに全然ユーザがいないこともたくさんあったことから、「サービスが良いだけじゃ足りなく、良いサービスをいかに多くの人に知ってもらうのも大切なんだ」と感じていました。
特に御社ではマーケティングの戦略策定だけではなく、PSなど国民的なツールで蓄積したデータなども合わせ持っているため(アドビの特徴とリンクさせる)、戦略策定と事業経験両方から包括的にマーケティングの仕事に携われるため、とても魅力に感じました。
退職したい理由
- ネガティブな理由は、OKとNGがある
- 必ず、入社したい理由とリンクさせる
会社側からすると、この質問で、「楽天に入社した後も、同じように早期退職してしまうか」と確認するのが目的です。
転職考えている以上、ネガティブな理由誰しも持っているが、OKとNGの理由ももちろんあります。
- NG = どの会社でもありそうな問題
「給与や福利厚生に不満」「残業が多かった」「人間関係が悪かった」「社風が合わなかった」 - OK = 目指しているキャリアと会社の方針に相違があった
「やりたい事業が注力事業から外された」「案件がなくてやりたい分野でスキルを伸ばせなかった」
どの会社でもありそうな問題が退職理由だと、楽天に入ったとしても同じく長く働けないと面接官に見なされて落とされてしまいます。
なので、ネガティブな退職理由をいかにポジティブな内容に変えることが必要です。
そこですごく有効なのは、退職したい理由を入社したい理由とリンクさせることです。
具体的な回答例は以下です。
【回答例】
現職で、やりたいことに携われないと判断したのが退職した理由です。
重複になりますが、デジタルマーケティングに携わりたいのが私の目指しているキャリア目標です。
ですが、現職の会社は方針を一転して、マーケティングではなく、コンテンツ制作を主力事業とする方針に転換して、マーケティングの案件が激減していました。そのため、あまり案件数がなく、自分が積みたいスキルが得られなくなりました。(やりたい仕事ができなくなる、といったポジティブな転職理由の方が通過しやすい)
御社は、デジタルマーケティング領域でも積極的に投資を行っており、これからも主力事業としていく方針を掲げているので、現職でできなかったことと経験は御社で必ず実現できると感じてるので、ぜひ活躍する場をお借りしたいです(退職理由をいった後、入社したい利用と再びリンクさせる)。
「今実際にデジマの勉強をしている」のようなアピールが大事【重要】
アドビの面接では、「未経験からデジマに転職するために、何か勉強はしているの」の質問がありました。
僕は当時そういった勉強はしていなかったので、最終面接で落ちてしまったのも、それが結構大きいな減点ポイントだったのかなと反省しています。
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「未経験からのキャッチアップが大変なので、今のうちからもっと力を入れた方いいよ」のアドバイスも何回もらったので、
「未経験でデジタルマーケティングに転職したいなら、行動で示せ」、というのがアドビの転職面接の通過ポイントになるかもしれないです。
英語力がある程度求められる
一次面接では、人事の方は帰国子女が多いようで、一次面接のなかで、自己紹介と転職理由を英語で受けました。
足切りラインが開示していないですが、自己紹介と転職理由の英語バージョンも準備しておくのが万全でしょう。
アドビへの転職で僕が失敗してしまった話【実例公開】
アドビへの転職は、エージェント経由せずに、一人でアドビに直接応募してしまったことです。
キャリトレ経由で、アドビの人事からスカウトが来たので、「これはチャンスだ!!」とテンション上げすぎて、直接人事と連絡して応募かけました。
その結果、一歩届かずに最終面接で落ちてしまいました。。
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今にしても考えてみると、エージェント経由せずに、一人で応募かけてしまったのが結構大きな失敗だったなと思いました。
- 応募書類添削してもらえない
- 面接練習してもらえる機会がない
- 面接後、「できた」「できなかった」のフィードバックももらえない
つまり、「一人 VS 会社」の状況になってしまっていました。
特に3点目が一番大事で、今回の面接が通過したとしても、できなかったところも必ずあるので、それを次回の面接に向けて修正しない、最終面接に行ったところで、結局落ちてしまいます。
第二新卒で楽天の内定を取るためには?【実例公開】
第二新卒での転職の完全ロードマップ
そもそも第二新卒・20代で転職は初めての転職で、右も左もわからず「どこから始めればいいか」のところから悩んでる人も少なくないので、
まず「在職中事前準備〜選考準備〜内定後」の全体像を把握してもらうために、第二新卒・20代転職の完全ロードマップをまとめました。
この一本の記事を読めば、他の人と差をつけることができ、第二新卒の選考で有利な立場になれることを自信持って言えます。
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tamanegi
転職の成功率を上げるために、転職エージェントを「使い倒す」べき
転職において、ただ転職サービスに登録しただけで、うまくエージェントを使い倒しきれていない人がほとんどと言っても過言ではないです。
その原因として、下記が挙げられます。
- 転職エージェントを信用していない
- 転職エージェントはなんか胡散臭い
- どうせポジショントークしかしないだろうし、自分で応募した方が気楽です
- 自分に自信がなく、相談することすら遠慮している
- 転職エージェンの活用方法が分からない
- 経歴やスキルに自信がなくて、積極的に質問する勇気がない
特に、20代/第二新卒の転職はこのようなケースが多いです。
「転職エージェントに行ったらポジショントークばかりされるのが胡散臭くていや」
「早期退職した自分の経歴ではどうせ門前払いでしょう」
「面談に行ってもあまり相手にされてないでしょう」
転職中の20代の皆さん、一度はそう思っていませんでしたか?
ここからは、「転職エージェントを使い倒すメリット」と「転職エージェントを使い倒す方法」を実例公開しながらご説明します。
「とりあえず転職エージェントに登録しなさい」のような上辺なことだけではなく、「何を注意しながらどう転職エージェントを活用すればいいか」を具体的にお伝えしていきます。
転職エージェントを使い倒すメリット【実例公開】
前述のように、「転職が胡散臭い」と感じてる人も少なくないです。
まず、その観点が間違っていなくて、「胡散臭い転職エージェント」が少なからず確かに存在しています。
tamanegi
営業ノルマしか頭にないエージェントにムカつき、メールで喧嘩していました。
とはいえ、そういったエージェントがあくまで少数派で、サポートがしっかりしているエージェントの方が圧倒的に多いです。
そして、客観的に見ても、「把握してる情報量」「面接の経験」「求人企業との関係値」において、転職エージェントの方が圧倒的に強いですので、
転職エージェントの活用方法を把握した上で、登録するだけでなくうまく使い倒せれば、下記のようなメリットが得られて、転職において有利に立ち、成功率がグッと上がる場合が多いでしょう。
- 未公開求人情報を収集してくれる
- 「旬」なポジション(需要が高く、通過しやすいポジション)を提案してくれる
- 書類を添削してくれる
- 推薦状をつけて、企業側にあなたを推薦してくれる
- 面接対策は無料で何回もしてくれる
- 面接後、企業側からのフィードバックと次回面接向けのアドバイスがもらえる
① 未公開求人情報を収集してくれる
第二新卒向けの未公開求人情報です。
使用転職サービス:キャリトレ
② 「旬」なポジション(需要が高く、通過しやすいポジション)を提案してくれる
各ポジションは時期によって需要の波が発生しています。
足元で一番需要のある「旬」なポジション = 通過しやすいポジションなので、その情報を事前に把握することができるかどうかは、転職成功率に大きく影響してくると言えるでしょう。
転職エージェントが各企業と長い付き合いがあるために、規模企業内部情報を収集しどのポジションが今通過しやすいか、応募戦略を一緒に考えてくれます。
使用エージェント:DODA
③ 書類を添削してくれる
依頼すれば、基本的にどのエージェントでも対応してくれますよ。
使用エージェント:DODA
④ 推薦状をつけて、企業側にあなたを推薦してくれる
転職エージェントの方が企業側と長年パートナー関係があるので、推薦状がつけて推薦してくれた場合、書類選考通過率が高くなります。
使用エージェント:DODA
⑤ 面接対策は無料で何回もしてくれる
面接対策は依頼すれば、基本的にどのエージェントでも対応してくれますよ。
使用エージェント:DODA
⑥ 面接後、企業側からのフィードバックと次回面接向けのアドバイスがもらえる
これは、転職エージェントを活用する、「一番のアドバンテージ」とも言えます。
毎回面接後、転職エージェントが面接官のフィードバックと次回面接向けのアドバイスを、企業にヒアリングして教えてくれますので、「うまくできた」「できなかった」ところを分析できて、次回面接に活かせます。
そして、次回面接官の職位に合わせて、適切なアドバイスも教えてくれるので、「カンニング」レベルのサポートです。
毎回面接後、フィードバックと次回面接のアドバイスを、企業側にヒアリングして裏で教えてくれます。
使用エージェント:リクルートエージェント
tamanegi
アドビに強いの転職サービスは?
キャリトレでは、アドビの未公開求人情報を手に入れられるのですが、選考のサポートができないです。
- キャリトレ:【アドビの求人情報に最適】
20代特化転職サービス。20代向けのスカウトが多数。楽天の第二新卒求人も多数ある - DODA:【アドビの選考サポートに最適】
求人企業の内部情報に熟知。内定の平均通過率が高い。 - リクルートエージェント
業界最大手。成功実績と転職ノウハウをもつアドバイザーが多数いる。
上記転職サービス含め、僕実際に20社転職サービスを使った時の感想と評価も、実例付きで紹介しているので、合わせてご参考してみてください。
tamanegi
転職サイトも合わせると、平均的な使用する転職サービス数が6社になる
参考:転職エージェント(人材紹介会社)利用社数(リクナビNEXT)
選考落ちた場合は?20代第二新卒には、アドビ以外の選択肢がある
面接は半分運です。今回はあいにく、選考落ちた場合でも、落ち込まずに、20代未経験で応募できるのは、アドビ以外の選択肢もたくさんありますので、ポジティブに選考を受けてみるようにしていきましょう!
僕が実際に選考受けてみて、「未経験の20代でも採用している」を確証できた会社を、実例公開で紹介してるので、合わせて参考してみてください。
マーケティング、コンサル以外も、第二新卒を募集している会社36社をまとめましたので、きになる応募先ないかみてみてください!
20代未経験でアドビに転職した後の年収|年収交渉するための材料は?
20代未経験の場合、実際に転職した後の年収も気になるところですよね。
アドビの平均年収は、900-1000万円と言われています。
出典:Open Work
ただ、未経験で入社した場合は、だいたい500-550万の場合が多いです。
デジタルマーケティングに未経験の人が、年収交渉しづらいところがありますが、
入社時の年収は結構大切のスタートラインだし、内定いただいた以上交渉するのも自分の権利なので、妥当な金額をもらうように交渉しましょう。
その際に、職種によりますが、年収交渉に使える材料として、下記のような項目が挙げられます。
- 営業経験
- Webマーケではないが、マーケ関連知識
- エンジニア経験
- 語学力
内定後の年収交渉するときは、上記のポイントを押さえて、臆せず転職エージェントと相談し妥当な金額で入社しましょう。
他社での交渉結果になりますが、デジタルマーケに未経験ですが、商社での営業経験と語学力を交渉材料として、最終的に600万で交渉できました。
20代未経験でアドビに転職するためのポイント【まとめ】
今日は、20代未経験でアドビに転職するためのポイントを、実経験ベースで紹介してきました。
最後に、もう一回おさらいしましょう。
アドビの転職面接の特徴と通過コツは以下です。
- アドビで具体的にやりたいことの言語化【重要】
- 「今実際にデジマの勉強をしている」のようなアピールが大事【重要】
- 英語力がある程度求められる
そして、内定獲得するために、「一人で戦わず、転職エージェントを使い倒すこと」が重要なポイントです。
転職エージェントを活用するメリットと、内定獲得率が高くなる理由は、下の項目が挙げられます。
- 未公開求人情報を収集してくれる
- 内部情報に熟知しているので、通過率の高いポジションを提案してくれる
- 面接の前に、面接練習を付き合ってくれる
- 面接の後に、面接官のフィードバックと次回面接のアドバイスを裏で教えてくれる
アドビへの転職は、キャリトレしか使わなかったのですが、他社への応募で僕実際に20社転職サービスを使った時の感想と評価も、実例付きで紹介しているので、合わせてご参考してみてください。
今日も最後までありがとうございました。何か参考になれれば嬉しく思います!^ ^