【面接官20人×転職者20人インタビュー】技術営業はきつい?きついと言われる理由と向いている人の見極め方|実体験とインタビューから徹底解説

  • 「技術営業はきついって本当?」「営業との違いは?」「向いている人って?」と感じている
  • きついと言われる理由、向いている人・向いていない人の見分け方が知りたい
  • きついときの対処法、未経験・転職で知っておくことは?
  • 大手サイトの営業記事にうんざり、面接官と実体験者のリアル・具体的な情報が知りたい

こんな方向けの、実体験&リアルインタビュー記事です。

初めての読者のため、簡単に自己紹介させてください。

  • 私は28歳まで2回未経験転職してきたキャリア迷い子のタマネギです。
  • 未経験・第二新卒で転職したい人向けに、参考になる情報を提供しています。
  • 検索上位の大手サイトの「一般論の営業記事」ではなく、実体験やインタビューでリアルの参考情報を届けるのがこのサイトのポイントです。

この記事では、僕が個人で有料ツールを使用して、採用担当者20名・転職者20名(いずれも技術営業経験者)へのインタビュー調査をもとに、きついと言われる理由、向いている人・向いていない人の特徴、きつい環境の実態、会社選びのポイントをお伝えします。

この記事で得られること

  • きついと言われる理由(面接官・転職者20人ずつの票数付き)
  • 技術営業とは・営業との違い
  • 向いている人・向いていない人の特徴
  • きつい環境の実態(ノルマ・板挟み・学習・クレーム・デモ準備など)
  • 会社選びのポイントと面接で聞くべき具体的な質問例
  • 未経験・転職での見極め方
  • キャリアパスとやめてよかったの声

この記事の根拠

本記事は、技術営業を採用した経験がある採用担当者20名と、実際に技術営業を経験して転職した20名へのインタビュー調査に基づいています。辞めた理由、向いていない人の特徴、きつい環境、未経験者の声、会社選びのアドバイス、面接で聞くべき質問などをヒアリングし、その傾向を票数で可視化しました。

そして、僕自身が営業職からIT業界(株式会社シンプレクス)に未経験で転職した実体験に基づいて執筆しています。

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【元社員が徹底解説】シンプレクスが本当に”やばい”なのか?「激務」「評判悪い」「将来性」

この記事を読んで、あなた自身の状況に当てはめて、技術営業という職種を検討する際の判断材料が得られれば嬉しく思います。


目次

技術営業とは?仕事内容と営業職との違い

技術営業に興味がある方のため、まず仕事内容と一般営業との違いを整理します。

  • 技術営業(営業技術職)の定義と主な仕事内容
  • 一般営業との違い(ノルマ・専門性・顧客との接点)

でお伝えします。

技術営業(営業技術職)の定義と主な仕事内容

技術営業とは、技術知識を活かして営業活動を行う職種です。セールスエンジニアやプリセールスと呼ばれることもあります。主な業務は次の通りです。

  • 技術説明・デモ:製品・サービスの技術的な特徴を顧客に説明する
  • 提案・見積:顧客の課題に合わせた解決策を提案し、見積を作成する
  • 顧客課題のヒアリング:ニーズを把握し、技術的に可能な範囲を伝える
  • 開発・技術部門との調整:納期や仕様の調整を行う

業態は幅広く、本調査の採用担当者20名ではソフトウェア・SaaS(6票)、製造業・メーカー(5票)、ハードウェア・ネットワーク機器(4票)、SIer(3票)、医療機器・建設等(2票)と、ITから製造業まで多岐にわたります。

一般営業との違い(ノルマ・専門性・顧客との接点)

一般営業と同様にノルマはあります。一方で、技術説明・提案が中心となるため成約まで長期化しやすく、本調査でも「営業ノルマ・売上目標に追われた」が辞めた理由の最多票でした。専門性として、製品・技術の知識が必須で、常に新しい学習が必要です。顧客との接点は、技術説明・デモ・課題解決型の提案が中心で、単純な営業トークより専門性を求められます。


「技術営業はきつい」と言われる理由(面接官・転職者20人ずつ40人の声)

技術営業を検討している人から、「きつい」と聞くことが多い職種ですよね。では、採用側と実際に辞めた人がそれぞれどう感じているのか。調査結果をベースに説明していきましょう。

  • 採用側がよく見る「きついと感じて早期退職する理由」Top5
  • 実際に辞めた技術営業が挙げた理由Top5
  • 面接官×転職者の視点差
  • 技術営業ならではの「きつい」環境

でお伝えします。

調査概要

本調査は2つのパートで構成されています。

  • Part A(採用担当者20名):技術営業を採用した経験がある採用担当者
  • Part B(転職者20名):全員技術営業経験者。実際に辞めた本人の視点

技術営業特化の票数データです。ノルマ・板挟み・学習・クレーム・デモ準備といった声を票数で可視化しています。

採用側がよく見る「きついと感じて早期退職する理由」Top5

面接官20名に「きついと感じて早期退職してしまう人がいた場合、どんな理由が多かったか」を複数選択で聞きました。

回答内容票数
営業ノルマ・売上目標に追われ、精神的なプレッシャーが大きかった13票
顧客と開発・技術部門の板挟みで、納期・仕様の調整に苦労し精神的に参った12票
常に新しい製品・技術の学習が必要で、休日も勉強に追われた10票
顧客からのクレーム・トラブル対応が多く、精神的負担が大きかった9票
デモ・提案・商談の準備に時間がかかり、残業が常態化した8票

1位は「営業ノルマ・売上目標」で13票。2位の板挟み(12票)、学習(10票)、クレーム(9票)、デモ準備(8票)も上位でした。その他、外回り・出張7票、成約プレッシャー6票、営業ギャップ5票などが続きます。

実際に辞めた技術営業が挙げた理由Top5

転職者20名に「技術営業を辞めた理由」を複数選択で聞きました。

回答内容票数
営業ノルマ・売上目標に追われ、精神的なプレッシャーが大きかった12票
顧客と開発・技術部門の板挟みで、納期・仕様の調整に苦労し精神的に参った11票
常に新しい製品・技術の学習が必要で、休日も勉強に追われた9票
顧客からのクレーム・トラブル対応が多く、精神的負担が大きかった8票
デモ・提案・商談の準備に時間がかかり、残業が常態化した7票

採用側と転職者、どちらも「営業ノルマ・売上目標」が最多です。板挟み・学習・クレーム・デモ準備も両者で上位に並び、技術営業ならではの負荷が共通しています。

技術営業ならではの「きつい」環境

採用担当者20名に「技術営業ならではのきつい環境」を複数選択で聞きました。

回答内容票数
売上目標・ノルマが厳しく、成果評価に直結する12票
顧客と開発・技術部門の板挟みで、両者の要望の調整に苦労する10票
デモ・提案の準備に追われ、商談外の業務負荷が大きい9票
複数製品・技術の知識を同時に求められる8票
クレーム・トラブル対応が多く、24時間対応が求められることもある7票
出張・顧客訪問が多く、移動時間が長い6票
プリセールス部門やサポート体制がなく、独りで対応する5票

ノルマ、板挟み、デモ準備、複数製品の知識、クレーム対応、出張の多さ、サポート体制のなさが挙がりました。いずれも、入社前に確認しておきたいポイントです。


技術営業に向いていない人の特徴(「きつい」と感じやすい人)

きついと言われる理由が分かったところで、次は採用側の視点です。どんな人に「きついと感じやすいのでは」と見えるのか。採用担当者20名の票数でまとめました。

  • 志望動機が曖昧な人
  • 営業・成約のプレッシャーに耐えられるか不明確な人
  • 技術と営業の両方が必要と理解していない人
  • 技術や製品への興味が薄い人
  • 向いている人の特徴(対比)

でお伝えします。

志望動機が曖昧で「なんとなく」の話し方(15票)

「志望動機が曖昧で、『なんとなく』『安定しそうだから』のような話し方」が15票で最多でした。技術営業の仕事内容(ノルマ、板挟み、学習、クレーム、デモ準備)を理解した上で志望しているかが重要です。

営業・成約のプレッシャーに耐えられるか不明確(11票)

営業ノルマは辞めた理由の1位(採用側13票、転職者12票)。成約プレッシャーに耐えられるか不明確だと、「この仕事は厳しいのでは」と感じる採用官が11票いました。

技術と営業の両方が必要と理解していない(9票)

技術営業は技術と営業のハイブリッド職種です。片方だけのイメージで志望していると、入社後のギャップにつながりやすいと見られています。

技術や製品への興味が薄く、勉強内容を具体的に説明できない(8票)

常に新しい製品・技術の勉強が必要な職種です。技術や製品への興味が薄く、勉強した内容を具体的に説明できないと、長く続けるのが難しいと判断されやすいです。

技術営業に向いている人の特徴(対比)

一方、採用担当者20名が「うまくいっている人の特徴」として挙げたのが以下です。

回答内容票数
技術も好きだが、人と直接接して成約に貢献することにもやりがいを感じる14票
顧客の課題を技術で解決する提案に喜びを感じ、達成感をエネルギーに変えられる11票
コミュニケーション能力が高く、専門知識のない相手にも分かりやすく説明できる9票
技術や製品に興味があり、自ら学び続ける姿勢がある8票
営業プレッシャーや板挟みをストレスよりチャレンジと捉えられる6票
デモや提案の準備を丁寧にこなし、細かなニーズに気づける5票

成約にやりがいを感じる、課題解決に喜びを感じる、説明力、技術への興味と学び続ける姿勢が上位です。向いていない人の特徴と照らし合わせて、自分に当てはまるか確認してみてください。


技術営業の「きつい」点を具体的に解説

きついと聞くことが多い技術営業。では、具体的にどんな点がきついのか。調査結果をもとにまとめます。

  • 営業ノルマ・売上目標のプレッシャー
  • 顧客と開発・技術部門の板挟み
  • 常に学び続ける必要と休日の勉強
  • クレーム・トラブル対応の精神的負荷
  • デモ・提案準備と外回りで時間に追われる
  • 技術営業はきついだけじゃない(メリット・やりがい)

でお伝えします。

営業ノルマ・売上目標のプレッシャー

辞めた理由として、採用側13票・転職者12票で「営業ノルマ・売上目標に追われ、精神的なプレッシャーが大きかった」が最多でした。きつい環境では「売上目標・ノルマが厳しく、成果評価に直結する」が12票と最多です。技術営業のきつさの中心に位置します。

顧客と開発・技術部門の板挟み

顧客と開発・技術部門の板挟みは、採用側12票、転職者11票で2位。きつい環境では「顧客と開発・技術部門の板挟みで、両者の要望の調整に苦労する」が10票でした。技術と営業の間に立つ技術営業特有の負荷です。

常に学び続ける必要と休日の勉強

常に新しい製品・技術の学習が必要で休日も勉強に追われた(採用側10票、転職者9票)、複数製品・技術の知識を同時に求められる(8票)といった声も上位でした。技術の進歩が速い分野では、休日も学習が必要になりがちです。

クレーム・トラブル対応の精神的負荷

顧客からのクレーム・トラブル対応が多く精神的負担が大きかった(採用側9票、転職者8票)、クレーム対応が多く24時間対応が求められることもある(7票)といった声も挙がりました。技術説明の責任範囲が広く、トラブル時に前面に出やすい職種です。

デモ・提案準備と外回りで時間に追われる

デモ・提案・商談の準備に時間がかかり残業が常態化した(採用側8票、転職者7票)、商談外の業務負荷が大きい(9票)という声が多く挙がりました。商談時間より準備・提案作成に時間がかかる現実があります。

技術営業はきついだけじゃない(メリット・やりがい)

一方で、採用側の見解では「うまくいっている人には、成約の喜び、技術と営業の両立といった魅力を感じている」と答えた人が6票いました。技術営業は、営業職のなかでは平均年収が高め、残業が少なめになるケースもあり、やりがいを感じやすい面もあります。会社や担当範囲によって差が大きいため、事前の確認が重要です。


未経験・転職で技術営業になる前に知っておくこと

未経験から技術営業を目指す場合、どんな点に気をつければよいか。採用側と転職者(未経験入社者含む)の声をまとめます。

  • 未経験で早期退職しやすい理由(採用側の視点)
  • 未経験入社者が実際にきつかった点
  • 未経験 vs 経験者で辞めた理由の違い
  • 未経験から成功するための会社選びのポイント

でお伝えします。

未経験で早期退職しやすい理由(採用側の視点)

採用担当者20名に「未経験で早期退職した人の理由」を複数選択で聞きました。

回答内容票数
営業ノルマ・成約プレッシャーの現実を事前に理解していなかった11票
研修が短く、デモや提案ができるまでに自信が持てなかった10票
技術と営業の両立の難しさに耐えられなかった9票
製品・技術の知識不足で顧客の質問に答えられず、恥ずかしい思いをした7票
成約に至らず、成果が出ない焦りや自己否定感に潰された6票
メンターや質問できる人がおらず、サポート不足だった5票

ノルマの現実を理解していなかった、研修が短く自信が持てなかった、技術と営業の両立に耐えられなかったが上位です。未経験の場合は、研修期間・メンターの有無・ノルマの実態を面接で具体的に確認するのが重要です。

未経験入社者が実際にきつかった点

転職者20名のうち未経験入社だった10名に「きつかった点」を複数選択で聞きました。

回答内容票数
営業ノルマ・成約プレッシャーの現実を事前に理解しておらず、最初の評価で戸惑った8票
研修が短く、デモや提案ができるまでに十分な自信が持てなかった7票
製品・技術の知識が不足しており、顧客の質問に答えられず恥ずかしい思いをした6票
技術と営業の両立の難しさに、最初はついていけなかった5票
一人で商談に対応し、質問できる人がいなかった4票

採用側と転職者、どちらも「ノルマの現実理解」「研修の短さ」が上位でした。未経験者の場合、研修体制とサポート体制を重視して会社を選ぶのがおすすめです。

未経験 vs 経験者で辞めた理由の違い

未経験入社者(10人)と経験者(10人)で、辞めた理由の傾向が少し違います。

  • 未経験者:営業ノルマ、板挟み、学習、デモ準備、成約プレッシャーなど、現実の負荷に重心が偏りがちです。
  • 経験者:ノルマ・板挟みに加え、営業寄りのギャップ(5票)、開発志向のギャップ(4票)が相対的に多い傾向です。

未経験者は「ノルマ・板挟み・学習・デモ・成約プレッシャー」の現実負荷が中心。経験者は「営業寄り・開発志向」のギャップが加わる傾向です。

未経験から成功するための会社選びのポイント

未経験で入る場合は、研修・OJTの期間、メンターの有無、ノルマの実態、サポート体制を重点的に確認しましょう。次章で、採用側と転職者が「入社前に知っておけばよかった」と答えたポイントをまとめます。


入社後のギャップを防ぐ会社選びのポイント(面接官・転職者20人が答えた)

これまでの「きつい点」「未経験の壁」を踏まえ、入社後のギャップを防ぐ会社選びのポイントを紹介します。採用側と転職者、両方の声をまとめました。

  • 売上目標・ノルマの実態を入社前に確認
  • プリセールス部門・サポート体制の有無を確認
  • 研修・OJTの期間や内容、メンターの有無
  • 面接で聞くべき具体的な質問例

でお伝えします。

売上目標・ノルマの実態を入社前に確認(採用側16票、転職者15票で最多)

採用側16票、転職者15票で最多だったのが「売上目標・ノルマの実態や評価基準を、面接で具体的に聞いておく」でした。ノルマは辞めた理由の1位です。どの程度か、評価にどう反映されるか、事前に聞いておくと安心です。

プリセールス部門・サポート体制が整っているか(採用側11票、転職者10票)

「プリセールス部門やサポート体制が整っているか確認する」も採用側11票、転職者10票で上位。板挟み・デモ準備負荷が高い技術営業では、サポート体制が重要です。

研修・OJTの期間や内容、メンターの有無(採用側9票、転職者9票)

「研修・OJTの期間や内容、メンターの有無を聞いておく」も採用側9票、転職者9票。未経験の場合は特に、現場配属までの流れとサポート体制を確認しておくのがおすすめです。

面接で聞くべき具体的な質問例(採用担当者20人が効果的と答えた質問)

採用担当者20名に「面接で聞いてほしい質問」を聞き、効果的と答えた質問を票数でまとめました。そのまま面接で使える形で紹介します。

質問例票数
「売上目標やノルマはどの程度ですか?評価にどう反映されますか」15票
「プリセールス部門や技術サポート体制はどうなっていますか」11票
「デモ・提案の準備や商談外業務の負荷はどの程度ですか」9票
「出張・顧客訪問の頻度は月にどのくらいですか」8票
「未経験向けの研修期間は通常どのくらいですか?現場配属までの流れを教えてください」7票
「顧客と開発・技術部門の板挟みになった時、社内のサポート体制はどうなっていますか」6票

ノルマ、サポート体制、デモ負荷、出張頻度、研修期間、板挟み時の体制を聞いておくと、入社後のギャップを防ぎやすくなります。


技術営業からのキャリアパス

技術営業を辞めた後、どんな働き方に移っているか。転職後の声と、転職活動で使いやすいエージェント・サイトをまとめます。

  • 実際に辞めた人の今の働き方
  • 「やめてよかった」と思うこと
  • 採用側が実際に利用している転職エージェント・サイト
  • 転職を考えるべきタイミング

でお伝えします。

実際に辞めた人の今の働き方(開発・インフラ等8票、営業等4票、製造業技術職2票)

転職者20名に「今の働き方」を単一選択で聞きました。

回答内容票数
他職種の正社員(開発・インフラ等の内勤)8票
他職種の正社員(営業・営業企画等)4票
同業他社の技術営業(より良い環境へ)3票
ITコンサルタント・技術コンサル2票
製造業・メーカーの技術職(開発・設計等)2票
フリーランス・自営業1票

開発・インフラなどの内勤が8票で最多。営業・営業企画等に移った人も4票います。製造業・メーカーの技術職へ戻った人も2票。技術に集中したい人、営業寄りに軸足を移す人など、キャリアパスは多様です。

「やめてよかった」と思うこと(ノルマ解放14票、板挟み解放11票、デモ準備解放8票)

転職者20名に「やめてよかったと思うこと」を複数選択で聞きました。

回答内容票数
営業ノルマ・売上目標のプレッシャーから解放された14票
顧客と開発・技術部門の板挟みのストレスから解放された11票
デモ・提案の準備に追われる生活から解放された8票
休日の勉強に追われなくなった7票
ワークライフバランスが改善した6票
自分に合った仕事や働き方が見つかった5票

ノルマ・板挟み・デモ準備からの解放が上位でした。辞めた理由の裏返しとして、解放感を実感している人が多いです。

採用側が実際に利用している転職エージェント・サイト

技術営業採用を行う採用担当者への調査で、「技術営業採用で利用したことのある転職エージェント・サイト」を票数でまとめました。

転職エージェント

回答内容票数
レバテックIT10票
ウズウズIT9票
ユニゾンキャリア9票
テックゲート転職7票
マイナビエージェント6票
doda転職エージェント5票

転職サイト

回答内容票数
doda16票
リクナビNEXT14票
マイナビジョブ20’s12票
リクルートエージェント11票

IT・製造業を含む技術営業採用で実際に使われているエージェント・サイトです。複数登録して比較するのもよいでしょう。

転職を考えるべきタイミング(適性不合・体調・環境のミスマッチ)

採用側20名に「会社としても『やめてよかった』と感じたケース」を複数選択で聞きました。

回答内容票数
明らかに適性が合わず、本人も会社も「続けてもお互い良くない」と感じた10票
体調を崩しており、休職・退職の方が本人のためだった7票

転職者側でも「体調を崩した」9票、「我慢の限界だった」6票が決断のきっかけとして挙がっています。適性不合、体調、環境のミスマッチを感じたら、我慢せず希望を伝えたり、転職を検討したりするのも選択肢です。


「技術営業はきつい」をどう受け止めるか(面接官からのアドバイス)

「きつい」という言葉にどう向き合えばよいか。採用担当者20名が志望者に伝えたいことをまとめました。

  • 入社前に聞くべきポイントを押さえれば多くは回避できる
  • 「きつい」と言う人の理由を分解して自分に当てはまるか確認
  • 違うと感じたら我慢せず相談する

でお伝えします。

入社前に聞くべきポイントを押さえれば多くは回避できる(14票)

「ノルマ実態・サポート体制・出張頻度など、入社前に聞くべきポイントを押さえて会社を選べば、きつさの多くは回避できる」が14票で最多。前章で紹介した面接質問を活用して、会社選びを丁寧にすることが大切です。

「きつい」と言う人の理由を分解して自分に当てはまるか確認(11票)

「まず『きつい』と言う人の理由を分解する。自分に当てはまりそうな理由か確認する」が11票。ノルマや板挟み、学習、クレーム、デモ準備など、どの理由が自分に当てはまりそうか、冷静に考えることが重要です。

違うと感じたら我慢せず相談する(9票)

「入社後に『違う』と感じたら、我慢せず希望や相談を伝える。辞めた人の多くはそれをしなかった」が9票。環境が合わないと感じたとき、まず社内で相談や希望を伝えることも選択肢です。

ちなみに、「業界の厳しさは事実だが、会社や担当次第で全然違う。うまくいく人も多い」と答えた採用官も6票いました。ネガティブ情報ばかりにとらわれず、自分に合う環境を探す視点も大切です。


よくある質問(Q&A)

ここからは、技術営業についてよくある質問に回答します。

Q1. 技術営業と営業職の違いは何ですか?

A. 技術営業は技術知識を活かして営業活動を行う職種です。技術説明・デモ・提案が中心で、一般営業と同様にノルマはありますが、専門性が求められます。顧客との接点は課題解決型の提案が中心で、単純な営業トークより製品・技術の知識が重要になります。

Q2. 技術営業のきつい点は何ですか?

A. 本調査では、辞めた理由・きついと感じやすい環境として次の点が多く挙がりました。営業ノルマ・売上目標に追われ精神的なプレッシャーが大きい(面接官13票、転職者12票で最多)、顧客と開発・技術部門の板挟み(12票・11票)、常に新しい製品・技術の学習が必要、クレーム・トラブル対応の精神的負荷、デモ・提案の準備に時間がかかり残業が常態化など。会社や担当範囲によって負荷は異なるため、入社前にノルマ・サポート体制・デモ負荷の実態を聞いておくのがおすすめです。

Q3. 技術営業に向いている人の特徴は?

A. 採用担当者20人が答えた「うまくいっている人の特徴」では、技術も好きだが人と直接接して成約に貢献することにもやりがいを感じる(14票)、顧客の課題を技術で解決する提案に喜びを感じる(11票)、コミュニケーション能力が高く専門知識のない相手にも説明できる(9票)が上位でした。技術や製品に興味があり学び続ける姿勢がある人、営業プレッシャーや板挟みをチャレンジと捉えられる人が向いているとされています。

Q4. メーカー・製造業の技術営業もきついですか?

A. 本調査では、採用担当者・転職者とも製造業・メーカーが選択肢に含まれており、業態として存在します。きつい理由(ノルマ・板挟み・学習・クレーム・デモ準備)は業態を超えて共通する傾向です。一方、辞めた人の転職先には製造業・メーカーの技術職(開発・設計等)に移った人も2票いました。業態による差より、会社・担当・サポート体制の差が大きいとされています。

Q5. 技術営業から転職するのは不利ですか?

A. 不利ではありません。本調査で実際に辞めた20人の転職後の働き方では、開発・インフラ等の内勤(8票)、営業・営業企画等(4票)、同業他社の技術営業(3票)、ITコンサルタント(2票)、製造業・メーカーの技術職(2票)と、多様なキャリアに移っています。技術・提案力・顧客対応力は他職種でも評価されやすく、転職後の解放感(ノルマ14票、板挟み11票等)を実感している人も多いです。より良い環境への移りも選択肢です。


まとめ

技術営業を検討するうえで、押さえておきたいポイントを3つにまとめます。

1. きついと言われる理由は「ノルマ」「板挟み」「学習」が多く、会社選びで防げる

本調査では、営業ノルマ・売上目標、顧客と開発・技術部門の板挟み、常に学習が必要、クレーム・デモ準備の負荷が辞めた理由の上位でした。これらは、入社前にノルマの実態・サポート体制・研修体制・出張頻度などを確認することで、多くのギャップを防げると採用側も回答しています。

2. 向いている人・向いていない人の見極めをしてから決める

志望動機が曖昧、営業・成約プレッシャーへの耐性が不明確、技術と営業の両方を理解していない、技術への興味が薄いといった点は、採用官が「きついと感じやすいのでは」と見るポイントです。一方、成約にやりがいを感じる、課題解決に喜びを感じる、説明力がある人は向いているとされています。自分に当てはまるか、冷静に確認してみてください。

3. 未経験なら研修・サポート体制を重視して会社を選ぶ

未経験で早期退職しやすい理由として「ノルマの現実を理解していなかった」「研修が短く自信が持てなかった」が上位でした。未経験の場合は、研修期間・メンターの有無・ノルマの実態・サポート体制を重点的に確認し、体制が整った会社を選ぶことをおすすめします。