【面接官20人×転職者20人インタビュー】フロントエンジニアはやめとけ?「やめとけ」と言われる理由と向いている人の見極め方|面接官と実体験者が徹底解説

  • 「フロントエンジニアはやめておいた方がいい?」「きついって本当?」「技術の変化についていける?」と感じている
  • やめとけと言われる理由、向いている人・向いていない人の見分け方が知りたい
  • 未経験でもなれる?きつい環境の実態や会社選びのポイントが知りたい
  • 大手サイトの営業記事にうんざり、面接官と実体験者のリアル・具体的な情報が知りたい

こんな方向けの、実体験&リアルインタビュー記事です。

初めての読者のため、簡単に自己紹介させてください。

  • 私は28歳まで2回未経験転職してきたキャリア迷い子のタマネギです。
  • 未経験・第二新卒で転職したい人向けに、参考になる情報を提供しています。
  • 検索上位の大手サイトの「一般論の営業記事」ではなく、実体験やインタビューでリアルの参考情報を届けるのがこのサイトのポイントです。

この記事では、僕が個人で有料ツールを使用して、採用担当者20名・転職者20名(いずれもフロントエンジニア経験者)へのインタビュー調査をもとに、「やめとけ」と言われる理由、向いている人・向いていない人の特徴、きつい環境の実態、未経験と会社選びのポイントをお伝えします。

この記事で得られること

  • 「やめとけ」と言われる理由(面接官・転職者20人ずつの票数付き)
  • フロントエンジニアとは・バックエンドとの違い
  • 向いている人・向いていない人の特徴
  • きつい環境の実態(技術変化・他チーム影響・仕様変更・評価など)
  • 未経験からの参入と会社選びのポイント
  • 面接で聞くべき具体的な質問例(そのまま使える形で掲載)
  • キャリアパス・将来性と「やめてよかった」の声

この記事の根拠

本記事は、フロントエンジニアを採用した経験がある採用担当者20名と、実際にフロントエンジニアを経験して転職した20名へのインタビュー調査に基づいています。辞めた理由、やめとけと言いたくなる人の特徴、きつい環境、未経験者の声、会社選びのアドバイス、面接で聞くべき質問などをヒアリングし、その傾向を票数で可視化しました。

そして、僕自身が商社からエンジニア(株式会社シンプレクス)に未経験で転職した実体験に基づいて執筆しています。

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【元社員が徹底解説】シンプレクスが本当に”やばい”なのか?「激務」「評判悪い」「将来性」

この記事を読んで、あなた自身の状況に当てはめて、フロントエンジニアという職種を検討する際の判断材料が得られれば嬉しく思います。


目次

フロントエンジニアとは?仕事内容とバックエンドとの違い

フロントエンジニアに興味がある方のため、まず仕事内容とバックエンドとの違いを整理します。

  • フロントエンジニア(フロントエンドエンジニア)の定義と主な仕事内容
  • バックエンド・フルスタックとの違い

でお伝えします。

フロントエンジニア(フロントエンドエンジニア)の定義と主な仕事内容

フロントエンジニアとは、ユーザーが触れるUI(Webページ・アプリ画面)の実装を担当するエンジニアです。主な仕事は次の通りです。

  • HTML/CSS/JavaScriptによるマークアップ・スタイリング
  • React・Vue・Angular等のフレームワークでの開発
  • レスポンシブ対応、アクセシビリティの考慮
  • デザイナーやバックエンドとの連携

バックエンドがAPIやDBを扱うのに対し、フロントは「見える部分」の体験設計・実装が中心となります。

バックエンド・フルスタックとの違い(担当範囲・スキル・評価の傾向)

担当範囲は、フロント=UI実装、バック=API・DB・サーバー、フルスタック=両方です。スキルとしては、フロントはデザイン・UI/UXとの接点が多く、バックは技術要素が異なります。

本調査では、「バックエンドより評価されにくく、頑張っても正当に認められないと感じた」が採用側9票、転職者8票で挙がっています。採用側・転職者とも、見える部分の仕事は「当たり前」に見られがちという認識を持っていました。一方で、うまくいっている人には「UIを形にする喜び」「技術の進化を追う楽しみ」といった魅力を感じていると答えた採用官も6票います。会社やプロジェクト次第で、やりがいを実感している人も多いです。


「フロントエンジニアはやめとけ」と言われる理由(面接官・転職者20人ずつ40人の声)

フロントエンジニアを検討している人から、「やめとけ」と聞くことがありますよね。では、採用側と実際に辞めた人がそれぞれどう感じているのか。調査結果をベースに説明していきましょう。

  • 採用側がよく見る「早期退職の理由」Top5
  • 実際に辞めたフロントエンジニアが挙げた理由Top5
  • 面接官×転職者の視点差
  • フロントエンジニアならではの「きつい」環境

でお伝えします。

調査概要

本調査は2つのパートで構成されています。

  • Part A(採用担当者20名):フロントエンジニアを採用した経験がある採用担当者
  • Part B(転職者20名):全員フロントエンジニア経験者。実際に辞めた本人の視点

フロントエンジニア特化の票数データです。技術キャッチアップ・他チーム影響・仕様変更・評価といった声を票数で可視化しています。

採用側がよく見る「早期退職の理由」Top5

面接官20名に「早期退職してしまう人の理由」を複数選択で聞きました。

回答内容票数
新しい技術・フレームワークのキャッチアップに追われ、休日も学習に明け暮れた15票
デザインやバックエンドの遅れの影響を受け、自分のせいでなくても残業が増えた12票
仕様変更が多く、納期は変わらないのに工数が増え続けた11票
バックエンドより評価されにくく、頑張っても正当に認められないと感じた9票
デザイナー・バックエンド・ディレクターとの調整役として消耗した9票

1位は「技術・フレームワークのキャッチアップ」で15票。2位の他チーム影響(12票)、仕様変更(11票)、評価(9票)、調整消耗(9票)も上位でした。その他、技術変化で価値下落の不安7票、バック志向のギャップ6票、成長実感持てず5票などが続きます。

実際に辞めたフロントエンジニアが挙げた理由Top5

転職者20名に「フロントエンジニアを辞めた理由」を複数選択で聞きました。

回答内容票数
新しい技術・フレームワークのキャッチアップに追われ、休日も学習に明け暮れた14票
デザインやバックエンドの遅れの影響を受け、自分のせいでなくても残業が増えた11票
仕様変更が多く、納期は変わらないのに工数が増え続けた10票
バックエンドより評価されにくく、頑張っても正当に認められないと感じた8票
デザイナー・バックエンド・ディレクターとの調整役として消耗した8票

採用側と転職者、どちらも「技術・フレームワークのキャッチアップ」が最多です。他チーム影響・仕様変更・評価・調整も両者で上位に並び、フロントエンジニアならではの負荷が共通しています。

フロントエンジニアならではの「きつい」環境

採用担当者20名に「フロントエンジニアがきついと感じやすい環境」を複数選択で聞きました。

回答内容票数
技術・フレームワークの移り変わりが早く、常に学習が求められる14票
デザイン・バックエンドの遅れで、自分の作業が止まることが多い11票
仕様変更が多く、納期は変わらないのに工数が増える10票
デザイナー・バックエンド・ディレクターとの調整負担が大きい9票
バックエンドより評価されにくく、専門性が理解されない8票
フロント一人で複数画面を担当し、サポート体制がない6票
残業代が適切に付かない会社4票
給与が他職種と比べて低く、モチベーションが保てない3票

技術変化、他チームの遅れ、仕様変更、調整負担、評価の低さが挙がりました。いずれも、入社前に確認しておきたいポイントです。


フロントエンジニアに向いていない人の特徴(採用官が「やめとけ」と言いたくなる人)

やめとけと言われる理由が分かったところで、次は採用側の視点です。どんな人に「やめとけと言いたくなる」と見えるのか。採用担当者20名の票数でまとめました。

  • 最新技術のキャッチアップに耐えられるか不明確な人
  • デザイナーや他エンジニアとの調整を面倒がりそうな人
  • 志望動機が曖昧な人
  • 技術やデザインへの興味が薄い人
  • 「バックエンドがやりたい」が本音そうな人
  • 向いている人の特徴(対比)

でお伝えします。

最新技術のキャッチアップに耐えられるか不明確(15票)

「最新技術のキャッチアップに耐えられるか不明確」が15票で最多でした。技術変化は辞めた理由の1位(採用側15票、転職者14票)です。フロントエンジニア特有の負荷として、採用側が最も警戒する点となっています。

デザイナーや他エンジニアとの調整・連携を面倒がりそう(12票)

「デザイナーや他エンジニアとの調整・連携を面倒がりそう」が12票。他チーム影響・調整消耗は辞めた理由の上位です。複数職種の橋渡しとなるフロントでは、調整を苦にしない姿勢が重要と見られています。

志望動機が曖昧で「なんとなく」の話し方(10票)

「志望動機が曖昧で、『なんとなく』『需要が多そうだから』のような話し方」が10票。入社後のギャップに耐えづらいと判断されやすいです。仕事内容を理解した上で志望しているかが問われます。

技術やデザインへの興味が薄く、勉強内容を具体的に説明できない(9票)

「技術やデザインへの興味が薄く、勉強した内容を具体的に説明できない」が9票。常に学習が必要な職種です。興味がないと続かないと判断されやすいです。

「バックエンドがやりたい」が本音そう(8票)

「『バックエンドがやりたい』『フロントはやりたくない』が本音そう」が8票。実際に辞めた人の理由として「バックエンドをやりたかった」などのギャップも5票あり、本音と違う職種だと早期退職につながりやすい傾向です。

フロントエンジニアに向いている人の特徴(対比)

一方、採用担当者20名が「うまくいっている人の特徴」として挙げたのが以下です。

回答内容票数
技術の進化を楽しみ、自ら学び続ける姿勢がある15票
デザインやUI/UXへの関心が高く、形にすることに喜びを感じる12票
デザイナーや他職種との調整・コミュニケーションを苦にしない9票
仕様変更や細かい修正を、ストレスより「やりがい」と捉えられる7票
最新技術へのアンテナが高く、キャッチアップが早い6票
一人で黙々とコーディングするより、チームで作ることにやりがいを感じる5票

技術進化を楽しむ、UIに喜びを感じる、調整を苦にしないが上位です。向いていない人の特徴と照らし合わせて、自分に当てはまるか確認してみてください。


フロントエンジニアの「きつい」点を具体的に解説

やめとけと言われる理由が分かったところで、具体的にどんな点がきついのか。調査結果をもとにまとめます。

  • 技術・フレームワークの移り変わりと学習負荷
  • デザイン・バックエンドの遅れの影響
  • 仕様変更が多く納期は変わらない
  • デザイナー・バックエンド・ディレクターとの調整負担
  • バックエンドより評価されにくい
  • フロントエンジニアはきついだけじゃない(メリット・やりがい)

でお伝えします。

技術・フレームワークの移り変わりと学習負荷

辞めた理由として、採用側15票・転職者14票で「新しい技術・フレームワークのキャッチアップに追われ、休日も学習に明け暮れた」が最多でした。きつい環境では「技術・フレームワークの移り変わりが早く、常に学習が求められる」が14票と最多です。React・Vue等の移り変わりが早いフロントでは、休日学習の負荷が「きつい」の筆頭となっています。

デザイン・バックエンドの遅れの影響

デザインやバックエンドの遅れの影響は、採用側12票、転職者11票で2位。きつい環境では「デザイン・バックエンドの遅れで、自分の作業が止まることが多い」が11票でした。他チームの進捗に左右され、自分のせいでなくても残業が増える。評価に直結しない残業の苦しさが挙がっています。

仕様変更が多く納期は変わらない

仕様変更が多く納期は変わらないのに工数が増え続けた(採用側11票、転職者10票)、仕様変更が多く納期は変わらないのに工数が増える(10票)といった声も上位でした。納期は据え置きで仕様だけ変わる。フロントは影響を受けやすい立場にあります。

デザイナー・バックエンド・ディレクターとの調整負担

デザイナー・バックエンド・ディレクターとの調整役として消耗した(採用側9票、転職者8票)、調整負担が大きい(9票)といった声が挙がりました。複数職種の橋渡しとなるため、コミュニケーション負荷が高い職種です。

バックエンドより評価されにくい

バックエンドより評価されにくく、頑張っても正当に認められないと感じた(採用側9票、転職者8票)、専門性が理解されない(8票)という声もありました。見える部分の仕事は「当たり前」に見られがちで、評価制度の課題として認識されています。

フロントエンジニアはきついだけじゃない(メリット・やりがい)

一方で、採用側の見解では「うまくいっている人には、UIを形にする喜び、技術の進化を追う楽しみといった魅力を感じている」と答えた人が6票いました。向いている人の特徴では、技術進化を楽しむ(15票)、UIに喜びを感じる(12票)、調整を苦にしない(9票)、仕様変更をやりがいと捉える(7票)が上位です。会社やプロジェクトの差が大きいと答えた採用官も10票おり、環境次第でやりがいを感じる人も多いです。


未経験からフロントエンジニアになる前に知っておくこと

未経験からフロントエンジニアを目指す場合、どんな点に気をつければよいか。採用側と転職者(未経験入社者含む)の声をまとめます。

  • 未経験で早期退職しやすい理由(採用側の視点)
  • 未経験入社者が実際にきつかった点
  • 未経験 vs 経験者で辞めた理由の違い
  • 未経験から成功するための会社選びのポイント

でお伝えします。

未経験で早期退職しやすい理由(採用側の視点)

採用担当者20名に「未経験で早期退職した人の理由」を複数選択で聞きました。

回答内容票数
技術のキャッチアップ速度の現実を事前に理解していなかった12票
研修が短く、実務で使うフレームワークを十分に習得できなかった10票
デザイン・バックとの連携の難しさに耐えられなかった9票
HTML/CSS/JSの基礎が足りず、実務でついていけなかった8票
仕様変更への対応や、細かい修正の繰り返しに疲れた6票
メンターや質問できる人がおらず、サポート不足だった5票
未経験者向けの教育体制が整っていなかった4票
デザインセンスやUI/UXへの関心が薄く、ギャップを感じた3票

技術キャッチアップの現実を理解していなかった、研修が短く習得できなかった、連携の難しさに耐えられなかったが上位です。未経験の場合は、研修期間・メンターの有無・技術スタックの実態を面接で具体的に確認するのが重要です。

未経験入社者が実際にきつかった点

転職者20名のうち未経験入社だった11名に「きつかった点」を複数選択で聞きました。

回答内容票数
技術のキャッチアップ速度の現実を事前に理解しておらず、最初の実務で戸惑った8票
研修が短く、実務で使うフレームワークを十分に習得できなかった7票
デザイン・バックとの連携の難しさに、最初はついていけなかった6票
HTML/CSS/JSの基礎が足りず、実務で質問が多くなり恥ずかしい思いをした5票
仕様変更への対応や、細かい修正の繰り返しに疲れた4票
一人で実装に対応し、質問できる人がいなかった4票

採用側と転職者、どちらも「技術キャッチアップの現実理解」「研修の短さ」が上位でした。未経験者の場合、研修体制とサポート体制を重視して会社を選ぶのがおすすめです。

未経験 vs 経験者で辞めた理由の違い

未経験入社者(11人)と経験者(9人)で、辞めた理由の傾向が少し違います。

  • 未経験者:技術キャッチアップ、他チーム影響、仕様変更、調整消耗など、現実の負荷に重心が偏りがちです。
  • 経験者:技術キャッチアップに加え、評価されにくい、バック志向のギャップ、成長実感が持てなかったが相対的に多い傾向です。

未経験者は「技術負荷・他チーム影響・仕様変更・調整」の現実負荷が中心。経験者は「評価・バック志向・成長実感」のギャップが加わる傾向です。

未経験から成功するための会社選びのポイント

未経験で入る場合は、技術スタック・学習サポート体制、連携体制、研修・OJTの期間、メンターの有無を重点的に確認しましょう。次章で、採用側と転職者が「入社前に知っておけばよかった」と答えたポイントをまとめます。


入社後のギャップを防ぐ会社選びのポイント(面接官・転職者20人が答えた)

これまでの「きつい点」「未経験の壁」を踏まえ、入社後のギャップを防ぐ会社選びのポイントを紹介します。採用側と転職者、両方の声をまとめました。

  • 技術スタック・学習サポート体制を入社前に確認
  • デザイナー・バックエンドとの連携体制を確認
  • 研修・OJTの期間や内容、メンターの有無
  • 面接で聞くべき具体的な質問例

でお伝えします。

技術スタック・学習サポート体制を入社前に確認(採用側17票、転職者16票で最多)

採用側17票、転職者16票で最多だったのが「技術スタック・フレームワークの運用や、学習サポート体制を面接で具体的に聞く」でした。技術キャッチアップは辞めた理由の1位です。どのような技術スタックか、学習サポートはあるか、事前に聞いておくと安心です。

デザイナー・バックエンドとの連携体制を確認(採用側11票、転職者10票)

「デザイナー・バックエンドとの連携体制、役割分担を確認する」も採用側11票、転職者10票で上位。他チーム影響・調整負担が辞めた理由の上位です。連携体制が重要です。

研修・OJTの期間や内容、メンターの有無(採用側9票、転職者9票)

「研修・OJTの期間や内容、メンターの有無を聞いておく」も採用側9票、転職者9票。未経験の場合は特に、現場配属までの流れとサポート体制を確認しておくのがおすすめです。

面接で聞くべき具体的な質問例(採用担当者20人が効果的と答えた質問)

採用担当者20名に「面接で聞いてほしい質問」を聞き、効果的と答えた質問を票数でまとめました。そのまま面接で使える形で紹介します。

質問例票数
「主要な技術スタックやフレームワークは何ですか?学習サポートはありますか」15票
「デザイナー・バックエンドとの連携体制や、役割分担はどうなっていますか」11票
「仕様変更の頻度や、納期の扱いはどうなっていますか」9票
「フロントエンジニアは何人体制ですか?一人で何画面を担当することが多いですか」8票
「未経験向けの研修期間は通常どのくらいですか?現場配属までの流れを教えてください」7票
「デザインやバックの遅れで影響を受けた時、社内のサポート体制はどうなっていますか」6票

技術スタック、連携体制、仕様変更頻度、フロント人数、研修期間、遅れ時の体制を聞いておくと、入社後のギャップを防ぎやすくなります。


フロントエンジニアからのキャリアパスと将来性

フロントエンジニアを辞めた後、どんな働き方に移っているか。転職後の声と、転職活動で使いやすいエージェント・サイトをまとめます。

  • 実際に辞めた人の今の働き方
  • 「やめてよかった」と思うこと
  • 採用側が実際に使用しているエージェント・サイト
  • フロントエンジニアの将来性
  • 転職を考えるべきタイミング

でお伝えします。

実際に辞めた人の今の働き方(バック・フルスタック8票、PM等4票、同業他社FE 3票)

転職者20名に「今の働き方」を単一選択で聞きました。

回答内容票数
バックエンド・フルスタックエンジニア(社内)8票
他職種の正社員(PM・ディレクター等)4票
同業他社のフロントエンジニア(より良い環境へ)3票
UI/UXデザイナー・Webデザイナー2票
フリーランス・自営業2票
まだ転職活動中・就職準備中1票

バック・フルスタックへの移行が8票で最多。技術の幅を広げたい人に多いです。PM・デザイナーなど、キャリアパスは多様です。

「やめてよかった」と思うこと(技術解放14票、他チーム影響解放11票、仕様変更解放8票)

転職者20名に「やめてよかったと思うこと」を複数選択で聞きました。

回答内容票数
技術のキャッチアップから解放され、自分のペースで学べるようになった14票
デザイン・バックの遅れの影響から解放された11票
仕様変更に振り回される生活から解放された8票
調整役として消耗する負担から解放された7票
ワークライフバランスが改善した6票
自分に合った仕事や働き方が見つかった5票

技術・他チーム影響・仕様変更からの解放が上位でした。辞めた理由の裏返しとして、解放感を実感している人が多いです。

採用側が実際に使用しているエージェント・サイト

フロントエンジニア採用を行う採用担当者への調査で、「フロントエンジニア採用で利用したことのある転職エージェント・サイト」を票数でまとめました。

転職エージェント

回答内容票数
レバテックIT13票
ウズウズIT11票
テックゲート転職9票
ユニゾンキャリア8票
Geekly6票

転職サイト

回答内容票数
doda17票
リクナビNEXT15票
マイナビジョブ20’s13票
リクルートエージェント12票

フロントエンジニア採用で実際に使われているエージェント・サイトです。複数登録して比較するのもよいでしょう。

フロントエンジニアの将来性

DX需要の高まりで、Web・アプリは当面必須の要素となる見込みです。一方、AIやフルスタック化への対応が必要になる可能性もあります。本調査で辞めた人の転職先には、バック・フルスタック(8票)、PM等(4票)、同業他社のフロント(3票)、デザイナー(2票)と多様なキャリアがあり、フロントの経験は他職種にも活かせます。過度にネガティブになる必要はなく、環境次第でうまくいく人も多いです。

転職を考えるべきタイミング(適性不合・体調・環境のミスマッチ)

採用側20名に「会社としても『やめてよかった』と感じたケース」を複数選択で聞きました。

回答内容票数
明らかに適性が合わず、本人も会社も「続けてもお互い良くない」と感じた11票
体調を崩しており、休職・退職の方が本人のためだった7票

転職者側でも「体調を崩した」9票、「我慢の限界だった」6票が決断のきっかけとして挙がっています。適性不合、体調、環境のミスマッチを感じたら、我慢せず希望を伝えたり、転職を検討したりするのも選択肢です。


「やめとけ」をどう受け止めるか(面接官からのアドバイス)

「やめとけ」という言葉にどう向き合えばよいか。採用担当者20名が志望者に伝えたいことをまとめました。

  • 入社前に聞くべきポイントを押さえれば多くは回避できる
  • 「やめとけ」と言う人の理由を分解して自分に当てはまるか確認
  • 違うと感じたら我慢せず相談する

でお伝えします。

入社前に聞くべきポイントを押さえれば多くは回避できる(14票)

「技術体制・連携体制・学習サポートなどを入社前に聞いて会社を選べば、やめとけの多くは回避できる」が14票で最多。前章で紹介した面接質問を活用して、会社選びを丁寧にすることが大切です。

「やめとけ」と言う人の理由を分解して自分に当てはまるか確認(11票)

「まずやめとけと言う人の辞めた理由を分解する。自分に当てはまりそうな理由か確認する」が11票。技術キャッチアップ、他チーム影響、仕様変更、評価、調整など、どの理由が自分に当てはまりそうか、冷静に考えることが重要です。

違うと感じたら我慢せず相談する(9票)

「入社後に『違う』と感じたら、我慢せず希望や相談を伝える。辞めた人の多くはそれをしなかった」が9票。環境が合わないと感じたとき、まず社内で相談や希望を伝えることも選択肢です。

ちなみに、「業界の厳しさは事実だが、会社やプロジェクト次第で全然違う。うまくいく人も多い」と答えた採用官も7票いました。ネガティブ情報ばかりにとらわれず、自分に合う環境を探す視点も大切です。


よくある質問(Q&A)

ここからは、フロントエンジニアについてよくある質問に回答します。

Q1. フロントエンジニアは未経験でもなれますか?

A. 未経験採用している企業はあります。本調査の転職者20名のうち11名が未経験入社でした。一方で、未経験で早期退職する理由として「技術のキャッチアップ速度の現実を事前に理解していなかった」(12票)、「研修が短く、実務で使うフレームワークを十分に習得できなかった」(10票)、「デザイン・バックとの連携の難しさに耐えられなかった」(9票)が上位でした。未経験でもなれるのは事実ですが、研修・OJT・メンターの体制を面接で確認し、会社選びを丁寧にすることが重要です。

Q2. フロントエンジニアのきつい点は何ですか?

A. 本調査では、辞めた理由・きついと感じやすい環境として次の点が多く挙がりました。新しい技術・フレームワークのキャッチアップに追われ休日も学習に明け暮れた(面接官15票、転職者14票で最多)、デザインやバックエンドの遅れの影響で残業が増えた(12票・11票)、仕様変更が多く納期は変わらないのに工数が増え続けた(11票・10票)、バックエンドより評価されにくい、デザイナー等との調整で消耗など。会社やプロジェクトによって差が大きいため、入社前に技術スタック・連携体制・仕様変更頻度の実態を聞いておくのがおすすめです。

Q3. フロントエンジニアに向いている人の特徴は?

A. 採用担当者20人が答えた「うまくいっている人の特徴」では、技術の進化を楽しみ自ら学び続ける姿勢がある(15票)、デザインやUI/UXへの関心が高く形にすることに喜びを感じる(12票)、デザイナーや他職種との調整・コミュニケーションを苦にしない(9票)が上位でした。向いていない人の特徴として挙がったのは、技術キャッチアップに耐えられるか不明確(15票)、デザイナー等との調整を面倒がりそう(12票)、志望動機が曖昧(10票)など。向き不向きはありますが、会社選びで多くのギャップは防げると答えた採用官も14票いました。

Q4. フロントエンジニアの将来性は?

A. DX需要の高まりで、Web・アプリは当面必須の要素となる見込みです。AI・フルスタック化への対応が必要になる可能性はありますが、本調査で辞めた人の転職先はバック・フルスタック(8票)、PM等(4票)、同業他社のフロント(3票)、デザイナー(2票)と多様でした。過度にネガティブになる必要はなく、環境次第でうまくいく人も多いと答えた採用官も6票います。

Q5. 「やめとけ」と言われる理由は本当ですか?

A. 本調査では、採用側・転職者とも技術キャッチアップ、他チーム影響、仕様変更、評価、調整が辞めた理由の上位でした。一方で、「やめとけの多くは会社選び・プロジェクトのミスマッチが原因」と答えた採用官が12票、「会社やプロジェクトの差が大きい」が10票。職種そのものより、環境・適性の問題が大きいとされています。やめとけを鵜呑みにせず、理由を分解して自分に当てはまるか確認することが大切です。

Q6. フロントエンジニアから転職するのは不利ですか?

A. 不利ではありません。本調査で実際に辞めた20人の転職後の働き方では、バック・フルスタック(8票)、PM・ディレクター等(4票)、同業他社のフロント(3票)、デザイナー(2票)、フリーランス(2票)と、多様なキャリアに移っています。UI・技術・調整の経験は他職種でも評価されやすく、転職後の解放感(技術14票、他チーム影響11票等)を実感している人も多いです。体調・適性で限界を感じたなら、我慢せず転職を検討してよいでしょう。より良い環境への移りも選択肢です。


まとめ

フロントエンジニアを検討するうえで、押さえておきたいポイントを3つにまとめます。

1. やめとけと言われる理由は「技術変化」「他チーム影響」「仕様変更」が多く、会社選びで防げる

本調査では、技術・フレームワークのキャッチアップ、デザイン・バックエンドの遅れの影響、仕様変更が多い、評価されにくい、調整で消耗が辞めた理由の上位でした。これらは、入社前に技術スタック・学習サポート・連携体制・研修体制などを確認することで、多くのギャップを防げると採用側も回答しています。

2. 向いている人・向いていない人の見極めをしてから決める

技術キャッチアップに耐えられるか不明確、デザイナー等との調整を面倒がりそう、志望動機が曖昧といった点は、採用官が「やめとけと言いたくなる」と見るポイントです。一方、技術進化を楽しむ、UIに喜びを感じる、調整を苦にしない人は向いているとされています。自分に当てはまるか、冷静に確認してみてください。

3. 未経験なら研修・学習サポート体制を重視して会社を選ぶ

未経験で早期退職しやすい理由として「技術キャッチアップの現実を理解していなかった」「研修が短く習得できなかった」が上位でした。未経験の場合は、研修期間・メンターの有無・技術スタック・学習サポート体制を重点的に確認し、体制が整った会社を選ぶことをおすすめします。