社会人の最初3年を3人兄弟に例えたら、社会人2年目は真ん中っ子のようなものです。
仕事できるのが長男の3年目、
甘えても許されるのが末っ子の1年目、
そして、どっちもつかないのが、真ん中っ子の社会人2年目です。
仕事ができないと、怒られる
甘えても、怒られる
他の仕事にチェンレンジしようと思ったら逃げると見られて、また怒られる
tamanegi
その辛さ、社会人2年目を2回経験した僕は、倍以上に理解できます!
今日は、仕事ができなくて辛いと思っている社会人2年目の皆さん向けに、
その辛さをどう乗り越えればいいなのか、自分の感情をたっぷり注ぎ込んでお伝えしていきたいと思います!!
目次
社会人2年で辛いと思う時、まずは自分の心に余裕を持たせてみなさい
人間は、心に余裕がない状態では、理性に動けないものです。
- 2年目だから、バリバリ仕事ができるようにならないと評価されない
- 後輩にいい仕事ぶりを見せないと格好悪い
- 今の会社で仕事ができないと評価されてしまったら、他の会社もだめと過度に悲観
このような考えを持っている人は、まず自分を許してみて、心に余裕を持たせてみなさい。
そうだよ、俺はまだできない仕事が多いんだから何が悪い、と自分を許してみなさい
社会人2年目になったからといって、できることが急に増えるわけではないです。
一年目の時、研修・資料など知識をINPUTしてきたが、それを実戦に使う機会が実際はそんなにないので、業務をバリバリこなせるようになれたわけではないです。
すぐできるようになれる人や同期もいるけど、コツコツ成長していくタイプの人が大半です。
周りのすごい先輩・上司も、多くの人は4-5年目から本当の意味の一人前になっているので、焦らず、まずは自分を許して、もっと長いスパンで、自分の成長を見計らってみなさい。
そうだよ、俺はまだできない先輩なんだから何が悪い、と自分を許してみなさい
「後輩にいい仕事ぶりを見せないと格好悪い」、このような考えを持ってストレスを感じている社会人2年目の皆に、まず質問したいです。
「2年目の先輩と5年目の先輩、あなたならどっちを真似しようと思いますか?」
1年目のときの自分にも聞いてみてください。
僕でしたら、間違いなく5年目の先輩です。
なので、後輩もあなたの思っているほど、君のことを見てないんです。
tamanegi
断言します。「そうだよ、俺はまだできない先輩なんだから何が悪い」と胸を張って自分を許していいんです!
そうだよ、俺は転職を考え初めているんだから何が悪い、と自分を許してみなさい
まだ2年目なのに、転職を考え始めるのが「逃げる」ような気持ちで、自己嫌悪になったりしませんか?
そんなことは、全然必要ないです。
むしろ2年目は、次のキャリアを考えるに当たる、一番大切な分岐点で、ちょうどいいタイミングです。
なぜかというと、
- 一年目は仕事だけでなく、社会人生活にも色々覚えることがあるので、そもそもじっくりキャリアを考える時間がない
- 今の仕事がやりたいこととは違ったので、キャリアチェンジしたいが、それができるのが社会人3年目以内(第二新卒)だけ
僕も、新卒で入った商社の仕事内容にミスマッチを感じて、かなり葛藤していましたが、2年目のタイミングで転職をしました。
このように心配している人も少なくないですが、結論として、もちろん声かけてくる会社があります。
僕自身も2年目の時、転職サービスに登録して、「リクルートライフスタイル」「楽天」「PayPay」「アクセンチュア」など有名な会社から声をかけてもらいました。
ビズリーチ (Bizreach)にレジュメを登録しておくだけで、「リクルートライフスタイル」「楽天」などの会社から声をかけてもらいました。
キャリトレも同じ、簡単なレジュメを登録することで、いろんな会社から声をかけてもらいました。
そして、最終的に異業界の会社から内定をいただいて、2年目でキャリアチェンジ(商社⇨IT会社)することができました。
ただし、いきなり転職まで踏み込まなくていいです。
まずすべきことは、自分にはどのような候補な転職選択肢があるのかを確認しておくことです。
そうすることで、自分の市場価値を把握することができる同時に、想定外のチャンスも見つけたりすることもできるので、今後キャリアの方向を決めるにあたり、視野を広げることもできます。
自分の転職選択肢を確認するやり方として、20代向けのスカウト型転職サービスに登録することをお薦めします。
スカウト型転職サービスとは:
レジュメを登録することだけで、会社・エージェントからオファー(スカウト)を出してくれます。どの会社・どの求人が自分にくるのかを確認することで、自分にどのような候補の選択肢があるのかを確認することができます。
そして、実際の転職やりとり(向こうから転職のヒアリング)が自分が希望しない限り、発生しないので、自分のペースに合わせて進めることができます。
- ビズリーチ (Bizreach):
求人/企業/エージェントが厳選で質が高い。登録後のレジュメもお忘れなく(レジュメ登録しないとスカウトが届かない) - キャリトレ:
20代特化転職サービス。20代向けのスカウトが多数。想定外の選択肢を見つかる可能性も高い
「スカウトメールをどうやったら入手できるのか?」「入手した後にどうすればいいのか」も具体的な紹介しているので、合わせてご参考ください。
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Step1:まずは、今の仕事がやりたいことかどうかを見極めなさい
社会人2年目、辛いと思う理由色々あると思いますが、もし辛いと思う理由は下記のようなものなら、今の会社に潔く決断をつけて早めに軌道修正に向けて動きましょう。
- 仕事にやりがいを感じられない
- やりたい仕事をやらせてもらえない
- 成長を感じれない
時間が経つほど、やりたいことに転職できる、キャリアを軌道修正できる確率がどんどん下がっていきます。
決断を早めにつけて、自分のしたい仕事に軌道修正した方が、自分のキャリアへのダメージを一番抑えられると僕はそう思います。
Step2:今の仕事がやりたい仕事の場合、まずチーム内で自分の領域を作りなさい
「今の仕事自体は好きだし、苦労して内定もらって入った会社だから、なんとか頑張って仕事を続けていきたい」
そう判断した人には、まずチーム内でも、「自分の領域を作っておく」のがおすすめです。
どんな小さい領域でもいいので、「このチーム以内で私よりうまい人はいません」のような領域を作っておくことだけで、心に余裕を持たせることができ、精神を安定させることができます。
小さいな領域を具体的に例えると、下記のようなものが挙げられます。
- EXCELではなく、EXCELの関数部分
- Wordではなく、Wordの目次作成部分
- PPTではなく、PPTのスライドデザイン部分
無理に大きいなジャンルでマウントをとることをせず、実行可能な小さい範囲から「自分の領域」を広がていく方がおすすめです。
一年目はスキルや経験が乏しいので、どうしても仕事上での存在感が低く自信を持ちにくいですが、
小さいな領域で自分ならではの強みをチーム内で作れれば、チーム内での存在感を高めることができて、自信と心の余裕にも繋がります。
そして、いつも先輩・上司に教わってばかりですが、逆にこの領域なら手伝いはできるとのアピールもできるので、周りからの信頼にも繋がります。
まだ一年目なので、無理に仕事の専門領域で先輩・上司を追い越す必要がなく、仕事に関連するExcel・Word・電話対応の言葉などのような小さいな領域でまずチーム内のNo.1を目指して磨いてみるのがいかがでしょう?
ただし、仕事上の成長ももちろん図りたいので、具体的な成長のやり方は下記の記事も合わせて参考してみてください
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Step3:今の仕事はやりたい仕事ではない場合、潔く転職しなさい
もし今の仕事がやりたいことではない場合、今の会社と潔く決断をつけて早めに軌道修正に向けて転職活動に踏み込んだ方がおすすめです。
ただし、2年目は転職したことがない人が大半なので、進めかたが分からず、不安を抱えることが多いでしょう。
僕自身が20代2回キャリアチェンジに成功した経験をベースに、実例公開しながら「20代の転職の具体的な進め方」を紹介しているので、転職活動を始める前に、ぜひ参考してみてください。
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社会人2年目あるあるの辛さを乗り越えるために【まとめ】
社会人最初3年の真ん中っ子、社会人2年目が色々特殊で、辛いと思う人が人が多くいます。
そして、今日はつらいと思った時の対処法をご紹介してきました。最後は、簡単におさらいしましょう。
結論としては、社会人2年目で仕事がつらいと思ったら、まず自分を許してみなさい。
- そうだよ、俺はまだできない仕事が多いんだから何が悪い、と自分を許してみなさい
- そうだよ、俺はまだできない先輩なんだから何が悪い、と自分を許してみなさい
- そうだよ、俺は転職を考え初めているんだから何が悪い、と自分を許してみなさい
自分を許して、心に余裕を持たせてから、次の3つのことをやってみてください。
- 今の仕事がやりたいことかどうかと見極めなさい
- 今の仕事がやりたい仕事の場合、まずチーム内で自分の領域を作りなさい
- 今の仕事はやりたい仕事ではない場合、潔く転職しなさい
最後まで、ありがとうございました。何か参考になれれば嬉しく思います。