【面接官20人×転職者20人インタビュー】サーバーエンジニアはやめとけ?「やめとけ」と言われる理由と向いている人の見極め方

  • 「サーバーエンジニアはやめておいた方がいい?」「夜勤・運用監視がきついって本当?」と感じている
  • やめとけと言われる理由、向いている人・向いていない人の見分け方が知りたい
  • 未経験でもなれる?きつい環境の実態や会社選びのポイントが知りたい
  • 大手サイトの営業記事にうんざり、面接官と実体験者のリアル・具体的な情報が知りたい

こんな方向けの、実体験&リアルインタビュー記事です。

初めての読者のため、簡単に自己紹介させてください。

  • 私は28歳まで2回未経験転職してきたキャリア迷い子のタマネギです。
  • 未経験・第二新卒で転職したい人向けに、参考になる情報を提供しています。
  • 検索上位の大手サイトの「一般論の営業記事」ではなく、実体験やインタビューでリアルの参考情報を届けるのがこのサイトのポイントです。

この記事では、僕が個人で有料ツールを使用して、採用担当者20名・転職者20名(いずれもサーバーエンジニア経験者)へのインタビュー調査をもとに、「やめとけ」と言われる理由、向いている人・向いていない人の特徴、夜勤・運用監視の実態、未経験と会社選びのポイントをお伝えします。

この記事で得られること

  • 「やめとけ」と言われる理由(面接官・転職者20人ずつの票数付き)
  • サーバーエンジニアとは・会社・業態別の仕事例
  • 向いている人・向いていない人の特徴
  • 夜勤・運用監視がきつい理由と実態
  • 未経験からの参入と会社選びのポイント
  • 面接で聞くべき具体的な質問例(そのまま使える形で掲載)
  • 負担が軽い・働きやすい現場の見分け方
  • キャリアパス・将来性と「やめてよかった」の声

この記事の根拠

本記事は、サーバーエンジニアを採用した経験がある採用担当者20名と、実際にサーバーエンジニアを経験して転職した20名へのインタビュー調査に基づいています。辞めた理由、やめとけと言いたくなる人の特徴、きつい環境、未経験者の声、会社選びのアドバイス、面接で聞くべき質問などをヒアリングし、その傾向を票数で可視化しました。

そして、僕自身が商社からエンジニア(株式会社シンプレクス)に未経験で転職した実体験に基づいて執筆しています。

シンプレクスは、金融系システムを開発していますので、サーバーダウンなどは絶対回避したい事項であり、そのためにサーバーエンジニア採用と育成への投資も大きい=給料はかなりよいです。ただ、その分、激務になるのも否めですが笑

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【元社員が徹底解説】シンプレクスが本当に”やばい”なのか?「激務」「評判悪い」「将来性」

この記事を読んで、あなた自身の状況に当てはめて、サーバーエンジニアという職種を検討する際の判断材料が得られれば嬉しく思います。


目次

サーバーエンジニアとは?仕事内容と監視・設計の違い

サーバーエンジニアに興味がある方のため、まず仕事内容と運用監視・設計構築の違いを整理します。

  • サーバーエンジニアの定義と主な仕事内容
  • 会社・業態別の仕事例(読者がイメージしやすい具体例)
  • 運用監視・保守と設計・構築の違い

でお伝えします。

サーバーエンジニアの定義と主な仕事内容

サーバーエンジニアとは、サーバーやインフラの設計・構築・運用・監視を担当するエンジニアです。主な仕事は次の通りです。

  • Linux・Windows Server等のOSの構築・設定
  • サーバーの監視・障害対応・ログ確認
  • 定期メンテナンス、セキュリティパッチ適用
  • ネットワーク構成の設計・構築
  • クラウド(AWS・Azure等)の運用・構築
  • バックアップ・復旧の設計・運用

開発エンジニアがアプリケーションのコードを書くのに対し、サーバーエンジニアは「システムを動かす土台」を支える仕事が中心となります。

会社・業態別の仕事例(読者がイメージしやすい具体例)

サーバーエンジニアの仕事は、会社や業態によって大きく異なります。本調査の採用担当者20名の業態内訳を踏まえ、具体的な1日のイメージを紹介します。

SIer・受託開発(20名中8名)

客先常駐が多く、朝から客先に出社してサーバールームやオフィスで作業。午前中は監視ダッシュボードの確認とログチェック、午後は新規サーバー構築や設計書の作成。夜間の障害時に呼び出されることも。休日のオンコール対応がある現場も多いです。

データセンター・クラウド・インフラ事業(5名)

サーバールームの巡視、24時間365日の監視業務、冷却設備の確認などが中心。夜勤シフト(2交代・3交代)で監視室に座り、アラート発生時にログを確認してエスカレーション。サーバーの物理的な設置・撤去作業を行う現場もあります。寒くて騒音のある環境での作業が続くことも。

金融・通信・公共等の大規模システム(4名)

可用性が最優先。運用監視室で常時監視し、障害発生時は即時対応。定期メンテは深夜・休日に行うことが多く、事前申請・承認フローが厳格。自分のミスがシステム停止につながるプレッシャーが大きい環境です。

Web系・SaaS・自社サービス(2名)

AWS・GCP等のクラウド運用が中心。監視ダッシュボードの確認、デプロイ作業、アラート対応。サーバールームへの出社は少なく、リモートで対応できる案件も。一方で、本番障害時は深夜でも対応が必要になることがあります。

業態によって、夜勤の有無・リモート可否・上流工程に携われるかが大きく変わります。志望する会社の実態を事前に確認することが大切です。

運用監視・保守と設計・構築の違い(担当範囲・転職者20名の声)

本調査の転職者20名に「辞める前の主な担当領域」を聞いたところ、運用監視・保守が中心が10票、設計・構築・運用の両方が6票、主に設計・構築が2票、データセンター・クラウド運用が2票でした。

運用監視・保守中心の現場では、ログ確認・アラート対応・マニュアル通りの作業が多く、単調さを感じやすい傾向です。一方、設計・構築に携われる現場では、サーバー設計書の作成、構築・導入、クラウド移行など、キャリアに直結する経験を積めます。会社選びの際は、役割分担や上流工程に携われる見込みを確認しましょう。


「サーバーエンジニアはやめとけ」と言われる理由(面接官・転職者20人ずつ40人の声)

サーバーエンジニアを検討している人から、「やめとけ」と聞くことがありますよね。では、採用側と実際に辞めた人がそれぞれどう感じているのか。調査結果をベースに説明していきましょう。

  • 採用側がよく見る「早期退職の理由」Top5
  • 実際に辞めたサーバーエンジニアが挙げた理由Top5
  • 面接官×転職者の視点差
  • サーバーエンジニアならではの「きつい」環境

でお伝えします。

調査概要

本調査は2つのパートで構成されています。

  • Part A(採用担当者20名):サーバーエンジニアを採用した経験がある採用担当者
  • Part B(転職者20名):全員サーバーエンジニア経験者。実際に辞めた本人の視点

サーバーエンジニア特化の票数データです。夜勤・運用監視・障害対応・サーバールームといった声を票数で可視化しています。

採用側がよく見る「早期退職の理由」Top5

面接官20名に「早期退職してしまう人の理由」を複数選択で聞きました。

回答内容票数
夜勤・休日の障害対応や呼び出しが多く、生活リズムが崩れた16票
運用監視や保守業務が単調で、やりがいを感じられなかった13票
障害発生時のプレッシャーや即時対応の負担に耐えられなかった12票
サーバールームの寒さ・騒音や、24時間体制の監視業務で体力的に参った10票
クラウドやセキュリティなど、常に新しい技術の勉強に追われた9票

1位は「夜勤・休日の障害対応」で16票。2位の運用監視単調(13票)、3位の障害対応プレッシャー(12票)、4位のサーバールーム・体力的負担(10票)、5位の技術勉強(9票)も上位でした。その他、責任の重さ・ミスのプレッシャー9票、リモートしづらい7票、上流工程に携われず6票、給与5票、ギャップ4票などが続きます。

実際に辞めたサーバーエンジニアが挙げた理由Top5

転職者20名に「サーバーエンジニアを辞めた理由」を複数選択で聞きました。

回答内容票数
夜勤・休日の障害対応や呼び出しが多く、生活リズムが崩れた14票
運用監視や保守業務が単調で、やりがいを感じられなかった12票
障害発生時のプレッシャーや即時対応の負担に耐えられなかった11票
サーバールームの寒さ・騒音や、24時間体制の監視業務で体力的に参った9票
クラウドやセキュリティなど、常に新しい技術の勉強に追われた8票

採用側と転職者、どちらも「夜勤・休日の障害対応」が最多です。運用監視単調・障害対応プレッシャー・サーバールーム・技術勉強も両者で上位に並び、サーバーエンジニアならではの負荷が共通しています。票数の差や順位はほぼ一致しており、採用側と転職者で「きつい理由」の認識が重なっています。どちらの視点でも、夜勤・運用監視・障害対応がサーバーエンジニア特有の負荷として捉えられています。

サーバーエンジニアならではの「きつい」環境

採用担当者20名に「サーバーエンジニアがきついと感じやすい環境」を複数選択で聞きました。

回答内容票数
24時間365日体制での運用監視や障害対応が必須15票
夜勤・休日のシフトや急な呼び出しが多い13票
障害発生時の即時対応と、システム停止を防ぐプレッシャーが大きい11票
運用監視・保守業務が単調で、長時間同じ作業の繰り返し10票
サーバールームの寒さ・騒音・狭い環境での作業がつらい9票

24時間体制、夜勤・休日の呼び出し、障害対応のプレッシャー、運用監視の単調さ、サーバールーム環境が挙がりました。いずれも、入社前に確認しておきたいポイントです。


夜勤・休日対応がきつい理由

やめとけと言われる理由の1位が「夜勤・休日の障害対応」でした。この章では、夜勤・休日対応の実態と、現場の見分け方をお伝えします。

  • 夜勤・休日対応が早期退職理由1位(採用側16票、転職者14票)
  • 「夜勤やめとけ」と言われる背景
  • 夜勤なし・軽い現場の見分け方

でお伝えします。

夜勤・休日対応が早期退職理由1位

採用側20名のうち16名、転職者20名のうち14名が「夜勤・休日の障害対応や呼び出しが多く、生活リズムが崩れた」を退職理由として挙げています。サーバーエンジニアの「きつい」の筆頭が、夜勤・休日対応です。

「夜勤やめとけ」と言われる背景

24時間365日稼働するシステムを支える現場では、夜間シフトや休日のオンコールが必須になることがあります。生活リズムが崩れ、睡眠不足や体調不良につながりやすい。代休や残業代が適切に付かない会社では、さらに負担が大きくなります。本調査では「代休や残業代が適切に付かない会社」がきつい環境として5票挙がっています。

夜勤なし・軽い現場の見分け方(採用側17票、転職者16票で最多)

採用側17票、転職者16票で最多だったのが「夜勤・休日対応の体制、シフト制かオンコールか、代休の有無を面接で具体的に聞く」でした。シフト制かオンコールか、呼び出し頻度は月に何回程度か、代休は取れるか、夜勤手当はどうなっているか。事前に聞いておくことで、入社後のギャップを防ぎやすくなります。次章で、面接で聞くべき具体的な質問例を紹介します。


運用監視・保守がきつい理由

辞めた理由2位が「運用監視や保守業務が単調で、やりがいを感じられなかった」でした。運用監視・保守の実態と、体制による違いをお伝えします。

  • 運用監視の単調さが辞めた理由2位
  • 24時間365日体制と障害対応のプレッシャー
  • 「運用監視やめとけ」は会社・体制次第
  • 運用監視だけじゃない。設計・構築に携わる道

でお伝えします。

運用監視の単調さが辞めた理由2位

採用側13票、転職者12票で「運用監視や保守業務が単調で、やりがいを感じられなかった」が2位でした。きつい環境としては「運用監視・保守業務が単調で、長時間同じ作業の繰り返し」が10票。ログ確認、アラート対応、マニュアル通りの作業が続く現場では、成長実感ややりがいを持ちにくい傾向があります。

24時間365日体制と障害対応のプレッシャー

「24時間365日体制での運用監視や障害対応が必須」は、きつい環境として15票で最多でした。障害が起きたら即時対応。システム停止を防ぐプレッシャーに耐えられず辞めた人も、採用側12票、転職者11票います。運用監視・保守の「きつさ」には、単調さとプレッシャーの両面があります。

「運用監視やめとけ」は会社・体制次第

採用側20名に「やめとけと言う理由・背景についての見解」を聞いたところ、「夜勤・運用監視の負担は会社・プロジェクトで大きく違う。体制次第で全然違う」が11票でした。監視体制がしっかりしていて負担が分散されている会社もあれば、人数が少なく負担が集中する会社もあります。入社前に体制を確認することが重要です。

運用監視だけじゃない。設計・構築に携わる道

運用監視中心の現場でも、設計・構築の役割に移れる見込みがある会社を選べば、キャリアの不安を減らせます。次章で、負担が軽い・働きやすい現場の見分け方と、上流工程に携われる見込みの確認方法を解説します。


サーバーエンジニアに向いていない人の特徴(採用官が「やめとけ」と言いたくなる人)

やめとけと言われる理由が分かったところで、次は採用側の視点です。どんな人に「やめとけと言いたくなる」と見えるのか。採用担当者20名の票数でまとめました。

  • 夜勤・24時間体制に耐えられる覚悟がなさそうな人
  • 障害対応のプレッシャー耐性が不明確な人
  • 志望動機が曖昧な人
  • 運用監視を「つまらない」と感じそうな人
  • 「楽な仕事」「リモートで在宅」などの誤解を持っている人
  • 向いている人の特徴(対比)

でお伝えします。

夜勤・24時間体制に耐えられる覚悟がなさそう(15票)

「夜勤・休日の呼び出しや24時間体制の仕事に耐えられる覚悟がなさそう」が15票で最多でした。夜勤は退職理由1位です。採用側が最も警戒する点となっています。

障害発生時に冷静に対応するプレッシャー耐性が不明確(12票)

「障害発生時に冷静に対応するプレッシャー耐性が不明確」が12票。障害対応のプレッシャーは退職理由の3位。システム停止を防ぐ責任の重さに耐えられるか、採用側は見極めます。

志望動機が曖昧で「なんとなく」「安定しそうだから」(10票)

「志望動機が曖昧で、『なんとなく』『安定しそうだから』のような話し方」が10票。入社後のギャップに耐えづらいと判断されやすいです。仕事内容を理解した上で志望しているかが問われます。

運用監視のような単調な業務を「つまらない」と感じそう(9票)

「運用監視のような単調な業務を『つまらない』と感じそう」が9票。運用監視単調は退職理由2位。地味だが大切な仕事として割り切れるかが、向き不向きの分かれ目です。

「楽な仕事」「リモートで在宅」などの誤解を持っている(6票)

「『楽な仕事』『リモートで在宅』などの誤解を持っている」が6票。実際にはサーバールームへの出社が多く、リモートしづらい現場も多いです。事前のイメージと実態のギャップが早期退職につながりやすくなります。

その他、「技術やサーバーへの興味が薄く、勉強した内容を具体的に説明できない」9票、「細かいログ確認や設定作業を面倒がりそう」8票、「サーバールームでの作業や体力的な負担を軽く考えている」7票も採用側が警戒する点として挙がっています。いずれも、サーバーエンジニアの仕事の実態(ログ確認・サーバールーム・技術の学び続け)を理解しているかが問われます。

サーバーエンジニアに向いている人の特徴(対比)

一方、採用担当者20名が「うまくいっている人の特徴」として挙げたのが以下です。

回答内容票数
夜勤・休日対応や24時間体制を「仕方ない」「覚悟している」と理解して働ける14票
障害対応のプレッシャーに強く、冷静に原因究明・対応できる12票
技術やサーバー・インフラへの興味が高く、自ら学び続ける姿勢がある11票
運用監視のような単調な作業も、地味だが大切な仕事として割り切れる9票
細かいログ確認や設定作業を丁寧にこなせる8票

夜勤覚悟、障害対応のプレッシャー耐性、技術への興味、単調作業の割り切りが上位です。向いていない人の特徴と照らし合わせて、自分に当てはまるか確認してみてください。


サーバーエンジニアの「きつい」点を具体的に解説

やめとけと言われる理由が分かったところで、具体的にどんな点がきついのか。調査結果をもとにまとめます。

  • 夜勤・休日のシフトと急な呼び出し
  • 障害発生時の即時対応とプレッシャー
  • 運用監視・保守業務の単調さ
  • サーバールームの寒さ・騒音・狭い環境
  • クラウド・セキュリティなど技術のキャッチアップ
  • サーバーエンジニアはきついだけじゃない(メリット・やりがい)

でお伝えします。

夜勤・休日のシフトと急な呼び出し

きつい環境として「夜勤・休日のシフトや急な呼び出しが多い」が13票。生活リズムの崩れ、プライベートが持てないといった声が、退職理由や決断のきっかけとしても挙がっています。

障害発生時の即時対応とシステム停止を防ぐプレッシャー

「障害発生時の即時対応と、システム停止を防ぐプレッシャーが大きい」が11票。自分のミスがシステム停止につながるプレッシャーに潰されそうだった(採用側9票、転職者8票)という声もあり、責任の重さがきつさの一因となっています。

運用監視・保守業務の単調さと長時間同じ作業

運用監視・保守業務が単調で、長時間同じ作業の繰り返し(10票)。ログ確認、アラート対応、マニュアル通りの作業が続く現場では、成長実感を持ちにくい傾向があります。

サーバールームの寒さ・騒音・狭い環境

サーバールームの寒さ・騒音・狭い環境での作業がつらい(9票)。冷房で寒い、ファン音がうるさい、狭い通路での作業といった物理的な負担も、体力的に参る理由として挙がっています。

クラウド・セキュリティなど技術のキャッチアップ

クラウド・セキュリティなど技術のキャッチアップに休日も追われる(8票)。常に新しい技術の勉強に追われた(採用側9票、転職者8票)という退職理由も上位です。

サーバーエンジニアはきついだけじゃない(メリット・やりがい)

一方で、採用側の見解では「うまくいっている人には、システムを支えるやりがいといった魅力を感じている」と答えた人が6票いました。転職者20名に「後悔していること」を聞いたところ、「システムを支えるやりがいは、他の仕事では得にくいと感じる」が9票。辞めた人でも、やりがいは認めている声があります。会社や体制次第で、うまくいっている人も多いです。


未経験からサーバーエンジニアになる前に知っておくこと

未経験からサーバーエンジニアを目指す場合、どんな点に気をつければよいか。採用側と転職者(未経験入社者含む)の声をまとめます。

  • 未経験で早期退職しやすい理由(採用側の視点)
  • 未経験入社者が実際にきつかった点
  • 未経験 vs 経験者で辞めた理由の違い
  • 未経験から成功するための会社選びのポイント

でお伝えします。

未経験で早期退職しやすい理由(採用側の視点)

採用担当者20名に「未経験で早期退職した人の理由」を複数選択で聞きました。

回答内容票数
夜勤・休日対応の現実を事前に理解しておらず、生活リズムの崩れに耐えられなかった12票
運用監視の単調さや、マニュアル通りの作業に「成長がない」と感じた10票
障害対応のプレッシャーや、いざという時の対応に自信が持てなかった9票
研修が短く、Linux・ネットワークなど基礎を十分に習得できなかった8票
設計・構築経験が積めず、監視・運用のままキャリアに不安を感じた7票
メンターや質問できる人がおらず、独りで抱え込んだ6票
サーバールームの環境や、体力的な負担を軽く見ていた5票
未経験者向けの教育体制が整っていなかった4票

夜勤・休日対応の現実理解不足、運用監視の単調さ、障害対応のプレッシャー、研修の短さが上位です。メンター不在(6票)、サーバールーム軽視(5票)、教育体制不足(4票)も続きます。未経験の場合は、夜勤体制・研修期間・メンターの有無・育てる体制を面接で具体的に確認するのが重要です。

未経験入社者が実際にきつかった点

転職者20名のうち未経験入社だった11名に「きつかった点」を複数選択で聞きました。

回答内容票数
夜勤・休日対応の現実を事前に理解しておらず、最初から生活リズムが崩れた9票
運用監視の単調さや、マニュアル通りの作業に「成長がない」と感じた7票
障害対応のプレッシャーや、いざという時の対応に自信が持てなかった6票
研修が短く、Linux・ネットワークなど基礎を十分に習得できなかった5票
設計・構築経験が積めず、監視・運用のままキャリアに不安を感じた5票
一人で実務に対応し、質問できる人がいなかった4票
サーバールームの環境や、体力的な負担を軽く見ていた3票

採用側と転職者、どちらも「夜勤・休日対応の現実理解」「運用監視の単調さ」「障害対応のプレッシャー」が上位でした。一人で実務に対応(4票)、サーバールーム軽視(3票)といった声もあり、メンターやサポート体制の有無が未経験者には重要です。夜勤体制と研修体制を重視して会社を選ぶのがおすすめです。

未経験 vs 経験者で辞めた理由の違い

未経験入社者(11人)と経験者(9人)で、辞めた理由の傾向が少し違います。

  • 未経験者:夜勤・休日対応(10票)、運用監視単調(8票)、障害対応プレッシャー(6票)、サーバールーム(5票)など、現実の負荷に重心が偏りがちです。
  • 経験者:夜勤・休日対応(4票)、運用監視単調(4票)、障害対応プレッシャー(5票)に加え、上流工程に携われず(4票)が相対的に多い傾向です。

未経験者は「夜勤・運用監視・障害対応」の現実負荷が中心。経験者は「上流工程に携われない」キャリアの不安が加わる傾向です。

未経験から成功するための会社選びのポイント

未経験で入る場合は、夜勤体制、上流工程の見込み、研修・OJTの期間、メンターの有無、未経験採用の実績や育てる体制を重点的に確認しましょう。採用側の会社選びアドバイスでは「未経験採用の実績や、育てる体制があるか」が5票、「クラウド移行の有無や技術スタックのサポート体制」が6票で挙がっています。次章で、採用側と転職者が「入社前に知っておけばよかった」と答えたポイントと、面接で聞くべき質問例をまとめます。


負担が軽い・働きやすいサーバーエンジニアの現場の見分け方

「サーバー管理の仕事、楽な現場ってある?」「夜勤が少ないところで働きたい」と考える人も多いでしょう。競合ではほとんど触れていない観点なので、本調査の結果をもとに解説します。

  • 楽な現場とは?夜勤少なめ・上流工程・体制が整った会社
  • 夜勤体制・上流工程の見込みを面接で確認
  • 運用監視と設計・構築の役割分担
  • 面接で聞くべき具体的な質問例

でお伝えします。

楽な現場とは?夜勤少なめ・上流工程・体制が整った会社

「楽」の定義は人によりますが、本調査では次のような現場が、負担が比較的軽いとされています。夜勤が少ない、または夜勤なしの体制。設計・構築に携われ、運用監視だけに留まらない。障害対応の体制が整っていて、チームで分担されている。上流工程中心の会社では、夜勤なしで働けるケースもあります(採用官7票)。

夜勤体制・上流工程の見込みを面接で確認(採用側17票、転職者16票で最多)

採用側17票、転職者16票で最多だったのが「夜勤・休日対応の体制、シフト制かオンコールか、代休の有無を面接で具体的に聞く」でした。楽な現場かどうかを見極めるうえで、最優先で確認すべきポイントです。

運用監視と設計・構築の役割分担、上流工程に携われる見込み(採用側12票、転職者11票)

「運用監視・保守と設計・構築の役割分担、上流工程に携われる見込みを確認する」も採用側12票、転職者11票で上位。監視だけか、設計・構築にも関われるかで、キャリアとやりがいが大きく変わります。

面接で聞くべき具体的な質問例(採用担当者20人が効果的と答えた質問)

採用担当者20名に「面接で聞いてほしい質問」を聞き、効果的と答えた質問を票数でまとめました。そのまま面接で使える形で紹介します。

質問例票数
「夜勤・休日対応の体制はどうなっていますか?シフト制ですか、オンコールですか」16票
「運用監視・保守と設計・構築の役割分担は?未経験から上流工程に携われる見込みはありますか」12票
「障害発生時の対応体制や、チーム人数・サポート体制を教えてください」10票
「サーバールームでの作業頻度や、リモート勤務の可否について教えてください」8票
「未経験向けの研修期間はどのくらいですか?現場配属までの流れを教えてください」7票
「クラウド移行の進捗や、技術スタックのサポート体制はどうなっていますか」6票

夜勤体制、役割分担、障害対応体制、サーバールーム頻度、研修期間、クラウドサポートを聞いておくと、入社後のギャップを防ぎやすくなります。


サーバーエンジニアからのキャリアパス

サーバーエンジニアを辞めた後、どんな働き方に移っているか。転職後の声と、転職活動で使いやすいエージェント・サイトをまとめます。

  • 実際に辞めた人の今の働き方
  • 採用側が実際に使用しているエージェント・サイト
  • 「やめてよかった」と思うこと
  • サーバーエンジニアの将来性
  • 転職を考えるべきタイミング

でお伝えします。

実際に辞めた人の今の働き方(クラウド・インフラ7票、他職種5票、同業他社SE 4票)

転職者20名に「今の働き方」を単一選択で聞きました。

回答内容票数
クラウドエンジニア・インフラエンジニア(社内)7票
他職種の正社員(PM・ネットワークエンジニア・開発等)5票
同業他社のサーバーエンジニア(より良い環境・上流工程へ)4票
セキュリティエンジニア・SRE2票
フリーランス・自営業2票

クラウド・インフラへの移行が7票で最多。スキルを活かしつつ夜勤回避を求める人に多いです。同業他社のサーバーエンジニアに移り、より良い体制・上流工程を求めた人も4票います。

採用側が実際に使用しているエージェント・サイト

サーバーエンジニア・インフラ採用を行う採用担当者への調査で、「サーバーエンジニア採用で利用したことのある転職エージェント・サイト」を票数でまとめました。

転職エージェント

回答内容票数
レバテックキャリア12票
ウズウズIT11票
テックゲート転職9票
ユニゾンキャリア9票
Geekly6票

転職サイト

回答内容票数
doda16票
リクナビNEXT15票
マイナビジョブ20’s12票
リクルートエージェント11票

サーバーエンジニア・インフラ採用で実際に使われているエージェント・サイトです。複数登録して比較するのもよいでしょう。

「やめてよかった」と思うこと(夜勤解放15票、運用監視解放11票、障害対応解放10票)

転職者20名に「やめてよかったと思うこと」を複数選択で聞きました。

回答内容票数
夜勤・休日対応から解放され、生活リズムが戻った15票
運用監視の単調さから解放され、自分のペースで学べるようになった11票
障害対応のプレッシャーから解放された10票
サーバールームでの作業や体力的な負担から解放された8票
ワークライフバランスが改善した7票
自分に合った仕事や働き方が見つかった6票

夜勤・運用監視・障害対応からの解放が上位でした。辞めた理由の裏返しとして、解放感を実感している人が多いです。

サーバーエンジニアの将来性

クラウド移行の進展で、オンプレミスからクラウドへのシフトが続いています。SRE・セキュリティなど、サーバーエンジニアの経験を活かせる領域も広がっています。本調査で辞めた人の転職先は、クラウド・インフラ(7票)、他職種(5票)、同業他社のサーバーエンジニア(4票)、セキュリティ・SRE(2票)、フリーランス(2票)と多様でした。過度にネガティブになる必要はなく、環境次第でうまくいく人も多いと答えた採用官も6票います。

転職を考えるべきタイミング(適性不合・体調・環境のミスマッチ)

採用側20名に「会社としても『やめてよかった』と感じたケース」を複数選択で聞きました。

回答内容票数
明らかに適性が合わず、本人も会社も「続けてもお互い良くない」と感じた11票
体調を崩しており、休職・退職の方が本人のためだった8票
夜勤・24時間体制に耐えられず、他業種の方が合っていた6票

転職者側でも「体調を崩した」10票、「我慢の限界だった」6票が決断のきっかけとして挙がっています。適性不合、体調、環境のミスマッチを感じたら、我慢せず希望を伝えたり、転職を検討したりするのも選択肢です。


「やめとけ」をどう受け止めるか(面接官からのアドバイス)

「やめとけ」という言葉にどう向き合えばよいか。採用担当者20名が志望者に伝えたいことをまとめました。

  • 入社前に夜勤体制・上流工程・障害対応体制を聞けば多くは回避できる
  • 「やめとけ」と言う人の理由を分解して自分に当てはまるか確認
  • 違うと感じたら我慢せず相談する
  • 業界の厳しさは事実だが、会社や体制次第で全然違う

でお伝えします。

入社前に夜勤体制・上流工程・障害対応体制を聞けば、「やめとけ」の多くは回避できる(14票)

「夜勤体制・上流工程の見込み・障害対応体制などを入社前に聞いて会社を選べば、やめとけの多くは回避できる」が14票で最多。前章で紹介した面接質問を活用して、会社選びを丁寧にすることが大切です。

「やめとけ」と言う人の理由を分解して自分に当てはまるか確認(11票)

「まずやめとけと言う人の辞めた理由を分解する。自分に当てはまりそうな理由か確認する」が11票。夜勤、運用監視、障害対応、サーバールーム、技術勉強など、どの理由が自分に当てはまりそうか、冷静に考えることが重要です。

違うと感じたら我慢せず相談する(9票)

「入社後に『違う』と感じたら、我慢せず希望や相談を伝える。辞めた人の多くはそれをしなかった」が9票。環境が合わないと感じたとき、まず社内で相談や希望を伝えることも選択肢です。

業界の厳しさは事実だが、会社や体制次第で全然違う

「業界の厳しさは事実だが、会社や体制次第で全然違う。上流工程なら夜勤なしの会社もある」と答えた採用官が7票いました。一方で、「興味が本当になく『なんとなく』で志望している人は、慎重に検討してほしい」が8票。適性や本気度の見極めも、採用側が重視するポイントです。ネガティブ情報ばかりにとらわれず、自分に合う環境を探す視点も大切です。


よくある質問(Q&A)

ここからは、サーバーエンジニアについてよくある質問に回答します。

Q1. サーバーエンジニアは未経験でもなれますか?

A. 未経験採用している企業はあります。本調査の転職者20名のうち11名が未経験入社でした。一方で、未経験で早期退職する理由として「夜勤・休日対応の現実を事前に理解していなかった」(12票)、「運用監視の単調さや、マニュアル通りの作業に『成長がない』と感じた」(10票)、「障害対応のプレッシャーや、いざという時の対応に自信が持てなかった」(9票)が上位でした。未経験でもなれるのは事実ですが、夜勤体制・研修・OJT・メンターの体制を面接で確認し、会社選びを丁寧にすることが重要です。

Q2. サーバーエンジニアのきつい点は何ですか?

A. 本調査では、辞めた理由・きついと感じやすい環境として次の点が多く挙がりました。夜勤・休日の障害対応や呼び出しで生活リズムが崩れた(面接官16票、転職者14票で最多)、運用監視や保守業務が単調でやりがいを感じられなかった(13票・12票)、障害発生時のプレッシャーや即時対応の負担に耐えられなかった(12票・11票)、サーバールームの寒さ・騒音や24時間体制の監視業務で体力的に参った(10票・9票)など。会社や体制によって差が大きいため、入社前に夜勤体制・役割分担・障害対応体制の実態を聞いておくのがおすすめです。

Q3. サーバーエンジニアに向いている人の特徴は?

A. 採用担当者20人が答えた「うまくいっている人の特徴」では、夜勤・休日対応や24時間体制を「仕方ない」「覚悟している」と理解して働ける(14票)、障害対応のプレッシャーに強く冷静に原因究明・対応できる(12票)、技術やサーバー・インフラへの興味が高く自ら学び続ける姿勢がある(11票)が上位でした。向いていない人の特徴として挙がったのは、夜勤・24時間体制に耐えられる覚悟がなさそう(15票)、障害対応のプレッシャー耐性が不明確(12票)、志望動機が曖昧(10票)など。向き不向きはありますが、会社選びで多くのギャップは防げると答えた採用官も14票いました。

Q4. 「運用監視やめとけ」「夜勤やめとけ」は本当ですか?

A. 本調査では、夜勤・休日の障害対応が退職理由1位(採用側16票、転職者14票)、運用監視の単調さが2位(13票・12票)でした。「やめとけ」と言う人の多くは、こうした負荷に耐えられなかった経験者です。一方で、「夜勤・運用監視の負担は会社・プロジェクトで大きく違う。体制次第で全然違う」と答えた採用官が11票。「やめとけの多くは会社選びや勤務体制のミスマッチが原因」が12票。職種そのものより、環境・適性の問題が大きいとされています。やめとけを鵜呑みにせず、理由を分解して自分に当てはまるか確認することが大切です。

Q5. サーバーエンジニアで負担が軽い・働きやすい現場はありますか?

A. あります。夜勤が少ない、または夜勤なしの体制の会社、設計・構築に携われ運用監視だけに留まらない会社、障害対応の体制が整っていてチームで分担されている会社は、負担が比較的軽い傾向です。採用官7票が「上流工程なら夜勤なしの会社もある」と回答しています。夜勤体制、役割分担、上流工程に携われる見込みを面接で具体的に聞いて、自分に合う現場を探すのがおすすめです。

Q6. サーバーエンジニアから転職するのは不利ですか?

A. 不利ではありません。本調査で実際に辞めた20人の転職後の働き方では、クラウド・インフラ(7票)、他職種(5票)、同業他社のサーバーエンジニア(4票)、セキュリティ・SRE(2票)、フリーランス(2票)と、多様なキャリアに移っています。サーバー・インフラの経験は他職種でも評価されやすく、転職後の解放感(夜勤15票、運用監視11票、障害対応10票等)を実感している人も多いです。体調・適性で限界を感じたなら、我慢せず転職を検討してよいでしょう。より良い環境への移りも選択肢です。


まとめ

サーバーエンジニアを検討するうえで、押さえておきたいポイントを3つにまとめます。

1. やめとけと言われる理由は「夜勤」「運用監視」「障害対応」が多く、会社選びで防げる

本調査では、夜勤・休日の障害対応、運用監視の単調さ、障害対応のプレッシャーが辞めた理由の上位でした。これらは、入社前に夜勤体制・役割分担・障害対応体制・研修体制などを確認することで、多くのギャップを防げると採用側も回答しています。

2. 向いている人・向いていない人の見極めをしてから決める

夜勤・24時間体制に耐えられる覚悟がなさそう、障害対応のプレッシャー耐性が不明確、志望動機が曖昧といった点は、採用官が「やめとけと言いたくなる」と見るポイントです。一方、夜勤覚悟、障害対応耐性、技術への興味、単調作業の割り切りができる人は向いているとされています。自分に当てはまるか、冷静に確認してみてください。

3. 未経験なら夜勤体制・研修体制を重視して会社を選ぶ

未経験で早期退職しやすい理由として「夜勤・休日対応の現実を理解していなかった」「運用監視の単調さに『成長がない』と感じた」が上位でした。未経験の場合は、夜勤体制・研修期間・メンターの有無・上流工程の見込みを重点的に確認し、体制が整った会社を選ぶことをおすすめします。