【面接官20人インタビュー&実体験】ITエンジニア未経験から転職はきつい?転職後の実態・未経験でも内定のコツを経験者が徹底解説

  • 未経験からエンジニアになれるか、実態を知りたい
  • 「きつい・厳しい」と聞くが本当か、採用担当者の本音が知りたい
  • 何を準備すれば採用されやすいか、志望動機・企業選びのポイントが知りたい

こんな方向けの、実体験&リアルインタビュー記事です。

初めての読者のため、簡単に自己紹介させてください。

  • 私は28歳まで2回未経験転職してきたキャリア迷い子のタマネギです。
  • 未経験・第二新卒で転職したい人向けに、参考になる情報を提供しています。
  • 「ありきたりのランキング記事」ではなく、実体験やインタビューでリアルの参考情報を届けるのがこのサイトのポイントです。

この記事では、エンジニア未経験採用に関わる採用担当者20人へのインタビュー調査と、知恵袋・口コミで語られる関心事を反映した設問をもとに、きつい現実、採用の決め手、企業選びのポイントをお伝えします。

この記事で得られること

  • 採用担当者20人の実データ(採用の決め手、落ちやすい人の特徴、企業選びのポイント)
  • きつい・厳しいの2つの視点(会社・現場が感じるきつさと、転職者本人が感じるきつさ)
  • 現場の現実と辞めた人の理由(Q6・Q7の票数で分かる「入ってからの大変さ」
  • 資格・プログラミング未経験・30代の実態
  • エージェント・転職サイトの使い分け、志望動機・自己PRの例文

この記事の根拠

本記事は、エンジニア未経験採用に関わる採用担当者20名へのマルチインタビュー(2026年2月17日実施)に基づいています。設問は知恵袋・口コミ・体験談の関心事を反映して設計し、採用の決め手・落ちる人の特徴・企業選び・きつい現実・辞めた人の理由・業態職種・資格・プログラミング未経験・30代・エージェントなどについてヒアリングしました。その傾向を可視化しています。

そして、僕自身が商社からエンジニア(株式会社シンプレクス)に未経験で転職した実体験に基づいて執筆しています。

【元社員が徹底解説】シンプレクスが本当に”やばい”なのか?「激務」「評判悪い」「将来性」

この記事を読んで、あなた自身の状況に当てはめて、未経験からエンジニアへの転職のヒントが得られれば嬉しく思います。


目次

未経験エンジニアのきつい・厳しい現実(「やめとけ」と言われる本当の理由)

「きつい」には2つの視点がある(会社・現場の視点 vs 転職者本人の視点)

「未経験エンジニアはきつい」と聞いたとき、多くの人が思い浮かべるのは「入ってから大変」という体験談でしょう。実際、知恵袋や口コミでは、転職後の業務・学習・労働環境のきつさが圧倒的に多く語られています。

一方で、「きつい」には会社・現場の視点もあります。未経験者を採用したあと、会社や現場がどんな負担・大変さを感じているか。採用担当者20人に聞いた結果、意外な実態が見えてきました。

会社・現場が採用後に感じる「きつい」「大変」なこと:面接官20人の実態(Q1)

回答内容票数
最初は戦力にならないので、先輩の負担や教育の手間が増える12票(最多)
育成に人手と時間がかかり、現場の業務との両立が大変9票
期待と違って早期に辞めてしまうケースがあり、採用コストが無駄になりがち7票
配属先の現場との調整(受け入れ体制づくり)が大変5票
そういうきつさは特に感じない。体制が整っている2票

12票で最多だったのは「先輩の負担や教育の手間が増える」でした。未経験者は最初から戦力にならないため、教える側の負担は確かに大きいです。育成と現場業務の両立に悩む企業も9票。また、7票「期待と違って早期に辞め、採用コストが無駄になる」と回答しています。会社側から見ても、ミスマッチでの離職は「きつい」現実のひとつなのです。

現場に未経験者が入ってきたときの現実・状況(Q4)

では、現場に未経験者が入ってきたとき、どんな状況になりがちなのでしょうか。

回答内容票数
最初のうちはテストやドキュメント修正など、地味な作業しか任せられない14票
わからないことが多く、先輩が教える時間を取られる。現場の負担が増える11票
「開発したい」と思って入ってきて、テストばかりの現実にギャップを感じて辞める人がいる8票
研修後もついていけず、現場で孤立してしまうケースがある6票
納期の関係で、十分な教育時間が取れずに現場投入になることがある5票

14票「地味な作業しか任せられない」が最多。8票「ギャップを感じて辞める人がいる」と答えています。会社・現場の視点でも、未経験者の定着の難しさは現実として認識されているのです。

転職者本人が感じる「きつい・大変」なこと:面接官が答えたTop5(Q6)

転職者本人が「きつい」「大変」と感じやすいことは、採用担当者たちがどう捉えているでしょうか。

回答内容票数
最初は開発じゃなくて、テストとかドキュメント修正とか地味な作業からスタートになること15票(最多)
帰ってからも勉強しないとついていけなくて、休日も学習に追われること10票
研修が薄くて、いきなり現場に放り込まれてついていけないケース6票
周りは経験者ばかりで、スキル差を感じて心が折れそうになること5票
残業や休日出勤が多く、体力的にきついこと5票
いつまでテストばかりやるのか、開発にいつ携われるか不安になること4票

15票「地味な作業からスタート」が圧倒的。知恵袋や口コミで語られる「ひたすらテスト、ひたすらドキュメント修正」という声と一致します。10票「帰宅後・休日も勉強に追われる」で、学習負担の重さも採用側が認識していることが分かります。

辞めた人・後悔した人の理由:面接官が答えたTop5(Q7)

未経験で入った人が早期に辞めてしまう理由として、どんなパターンが多いでしょうか。

回答内容票数
「開発すると思ってたのに、テストや運用ばかりだった」というギャップ10票(最多)
研修が短くて、現場で質問できる人もいなくて、ひとりで抱え込んでつぶれた6票
残業や休日対応が多くて、体調を崩した5票
単純作業ばかりでスキルが身につかず、このまま大丈夫か不安になった4票
配属先が合わなくて、希望と違う現場だった3票

10票で最多だったのは「開発すると思ってたのに、テスト・運用ばかりだった」というギャップです。体験談でよく語られる「配属ガチャ」「単純サポートばかりで開発に携われなかった」といった声とも重なります。研修不足や相談できる人がいない環境でつぶれるケースも6票。事前に現実を理解し、会社選びで研修・サポート体制を確認することが重要です。

きつい現実があるからこそ、事前に調べて「自分に合う選択」をすることが大事|筆者体験(商社→シンプレックス)

厳しいこと、きついことがあるからこそ、事前に情報をしっかり調べて、自分にとって正しい選択をすることがとても重要です。

筆者も未経験で商社からシンプレックス(IT企業)に転職しました。入社前から、この会社であれば未経験でも開発業務に携われること、その一方で大変になることは分かっていました。同時に、大変さと引き換えに得られる成長のスピードの速さも知っていたので、その選択をしました。

きついこと・大変なことばかりに目を向ける必要はありません。それを通じて得られるものが大きいと判断できるなら、その選択はあなたにとって正しいルートになり得ます。今回の調査でも、育てる前提で採用している企業は7票、人柄・社風を重視している企業は9票あり、未経験者を戦略的に採用している会社は存在します。

もちろん、ただただ大変で、得られることもないのでしたら、それは避けておく選択をするべきだと思います。

事前に会社の実態や配属先・研修を調べ、自分が何を優先するかを明確にしたうえで選べば、未経験からのエンジニアへの転職は可能ですし、自分の成長につながる大事な選択になれると僕は信じています。

選考へのヒント

  • 面接では「最初は地味な業務から」と理解していることを伝える
  • 「開発したい」だけでなく、テスト・運用・ドキュメント作業にも価値を見出せる姿勢を示す
  • 研修の実態や相談体制を、選考の段階で確認する

面接官20人に聞いた「エンジニア未経験採用」のリアル

調査概要(設問設計の根拠:ターゲット調査メモ)

本調査は、エンジニア未経験採用に関わる採用担当者20名へのマルチインタビュー(2026年2月17日実施)です。設問は、知恵袋・口コミ・体験談で検索する人が本当に気にしていることを踏まえて設計しました。

採用の決め手Top3(Q3)

「この人なら採用したい」と思った決め手を聞いた結果です。

回答内容票数
勉強の内容とか、作ったものとか、資格とか、ちゃんと具体例を出して話してくれた14票(最多)
「開発ばかりじゃなくて、最初はテストや雑務から」みたいな現実を理解したうえで志望してた9票
前の仕事の経験を、ITの仕事でどう活かせるか説明できてた5票

14票で最多だったのは「具体例を出して話してくれた」こと。学習意欲を口だけでなく、勉強内容・作品・資格で示せる人が評価されています。9票「現実を理解したうえで志望」で、地味な業務から始まる現実を受け入れている人は採用されやすくなります。

面接で落ちる人の特徴(ターゲット調査メモ4節)

本インタビューでは「落ちる人の特徴」は直接設問していませんが、知恵袋・口コミ・転職メディアの調査から、以下のパターンが多く指摘されています。

  • 待遇・年収の話が中心で、仕事への関心が見えない
  • 前職への不満が志望動機の中心
  • 学習意欲・学習内容を具体的に説明できない
  • 志望動機が曖昧、企業研究が浅い
  • ポートフォリオの説明が不十分

面接では、仕事内容への興味や具体的な学習履歴を前面に出すことが重要です。

採用している背景(Q2)

未経験者を採用する理由・背景を聞きました。

回答内容票数
即戦力より、人柄とか社風に合うかどうかを重視している9票
育てる前提で採っている。研修とかOJTの体制には自信がある7票
即戦力の単価が高いから、未経験を育てる方がコスパがいい6票
テストとか運用とかヘルプデスクとか、未経験でもすぐ戦力になる仕事がある5票
そもそも人が足りなくて、経験者だけじゃ採用目標に届かない3票

人材不足だけが理由ではないことが分かります。人柄・社風を重視する企業が9票、育てる体制に自信がある企業が7票。未経験者を「育てる」前提で採用している会社は少なくありません。

リアルインタビューから分かった4つのインサイト

【インサイト1】採用している背景は「人材不足」だけではない

人材不足だけを理由に挙げた企業は3票にとどまりました。むしろ、人柄・社風の fit や育てる体制の自信、コスパを理由に挙げる企業が多く、未経験者を戦略的に採用している会社が存在します。

【インサイト2】採用の決め手は「意欲の証拠」「現実理解」

具体例で話す人が14票で最多評価。資格・作品・勉強内容など、意欲の証拠を出せる人が通ります。また、地味な業務から始まる現実を理解している人も9票で評価されています。

【インサイト3】落ちる人の共通点は「仕事より環境」「前職不満」

口コミ・体験談調査では、待遇・年収が中心で仕事への関心が見えない人、前職不満が志望動機の中心になっている人は敬遠されがち。面接では仕事内容への興味を前面に出しましょう。

【インサイト4】未経験でも通るための準備の優先順位

1. 学習内容・作品・資格で「意欲の証拠」を用意する

2. 「最初は地味な業務から」という現実を理解し、面接で伝える

3. 前職の経験をITでどう活かすかを説明できるようにする

4. 待遇より仕事への関心を強調する

選考へのヒントまとめ

  • 具体例(勉強内容・作品・資格)を用意して面接に臨む
  • 「最初はテストや雑務から」と理解していることを伝える
  • 前職の経験とITの接続を説明する
  • 待遇・前職不満より、仕事への関心を前面に

エンジニア未経験で転職に成功するコツ|志望動機・自己PR例文3つ

例文の前提(Q3・落ちる人の特徴のおさらい)

採用の決め手は「具体例で意欲を示す」「現実を理解している」こと。避けるべきは「待遇中心」「前職不満が中心」の話し方です。以下、職種・転職元は仮置きです。STEP3で具体パターンを検討してください。

例文1:学習意欲が具体的(14票で最多評価のパターン)

前職では営業をしていましたが、業務効率化に興味を持ち、独学でPythonを学び始めました。簡単なスクリプトで請求書の自動集計ができるようにし、事務の工数削減に貢献できた経験があります。未経験からですが、基本情報技術者を取得し、今後はテスト工程からキャリアを積んでいきたいと考えています。

ポイント:勉強内容・作ったもの・資格を具体的に列挙。「意欲の証拠」が伝わります。

例文2:地味な業務も理解+前職不満を避ける(現実理解9票・前職不満を避ける)

開発の仕事に憧れつつ、最初はテストやドキュメント修正から始まるという現実は理解しています。前職では顧客対応が中心でしたが、論理的思考や丁寧な確認作業はエンジニア業務にも活かせると考えています。地味な業務からでも、スキルを積んでいきたいです。

ポイント「最初は地味な業務から」と現実を理解していること、「前職が嫌で」ではなく活かせる経験として前職を語ること。

例文3:待遇中心を避け仕事への関心を前面に(落ちるパターンの逆)

リモートや年収も気になりますが、何より「作る」仕事に携わりたいという思いが強いです。前職では完成品を販売する立場でしたが、自分で設計・実装に関わり、ユーザーに届ける経験をしたいと考え、エンジニアを志望しています。

ポイント:待遇への関心を認めつつ、仕事への関心を主軸に据える。待遇だけを強調しない。


面接官が答えた「採用が多い業態・職種」の実態

採用が比較的多い業態(Q8)

業態票数
SIer・受託開発13票
SaaS・Web系8票
ITコンサル8票
大手機器メーカー・通信7票
スタートアップ・ベンチャー4票
ゲーム2票

SIer・受託開発が13票で最多。テスト・運用・保守などのポジションで未経験採用が活発です。

採用が比較的多い職種(Q9)

職種票数
IT事務・ヘルプデスク12票
保守・運用エンジニア10票
コンサルタント(未経験可のポジション)9票
プログラマー7票
IT営業5票
テスト・QAエンジニア4票
Webデザイナー2票

IT事務・ヘルプデスクが12票、保守・運用エンジニアが10票。プログラマー志望以外でも、これらの職種からキャリアを始める選択肢があります。

業態・職種別の転職のヒント&選考へのヒント

  • SIer・受託開発:幅広い案件で経験を積みやすい。配属先の明確さを要確認
  • IT事務・保守運用:未経験可の求人が多い。開発志向の人はキャリアパスを確認
  • プログラマー:7票と他の職種より少なめ。学習履歴・作品で差をつける

企業選びで重視すべきポイント(面接官20人の回答)

配属先の明確さ:12票で最多(配属ガチャ回避)

回答内容票数
入社後にどこに配属されるか、曖昧なまま入らない。配属先がはっきりしてる求人かどうか12票
研修とかOJTが本当にあるか、期間はどのくらいか、中身を聞いておく7票
キャリアパスが示されているか。何年後くらいにどんな仕事を任される想定か6票
残業の実態とか口コミ。求人票の「残業少なめ」を鵜呑みにしない4票
SESか自社開発か。自分がやりたい仕事に近い形かどうか3票
未経験を何人くらい採用しているか。育てる実績がある会社か2票

12票で最多だったのは「配属先がはっきりしているか」。配属ガチャを避けるため、入社前に配属先・配属の決め方を確認しましょう。

未経験向け研修・OJTの実態を確認:7票

「研修あり」と書いてあっても、中身が薄いケースはあります。期間・内容・フォロー体制を選考の段階で聞いておくことをおすすめします。

キャリアパスが示されているか:6票

何年後くらいにどんな仕事を任される想定か、具体的に示されている会社を選ぶと安心です。

残業の実態・口コミを確認:4票(選び方の本質)

求人票の「残業少なめ」を鵜呑みにせず、口コミや面接で実態を確認するよう、4票の面接官が推奨しています。

選考へのヒント

面接で「配属先はどう決まりますか?」「研修の期間と内容は?」と積極的に質問しましょう。


資格は必要?面接官が選んだ「持っておいた方が良い」資格の優先度

調査結果(Q10・1位の票数のみ)

資格1位票数
基本情報技術者10票
応用情報技術者5票
ITパスポート2票
情報セキュリティマネジメント1票
AWS認定クラウドプラクティショナー1票
特に資格がなくても、意欲が伝われば問題ない1票

基本情報技術者が10票で最多。応用情報5票、ITパス2票と続きます。

「特に持っておくべき資格はない」も1票あった

1票ですが、「意欲が伝われば問題ない」とする回答もありました。資格がなくても、勉強内容・作品で意欲を示せれば評価される企業があります。

無資格・プログラミング未経験でも転職するための代替アピール

  • 独学で学んだ内容を具体的に説明する
  • 作ったもの(簡単なアプリ・スクリプト)があれば紹介する
  • 資格取得に向けて学習中であれば、進捗を伝える

選考へのヒント

資格より「何を学んで、何ができるようになったか」を具体的に話すことを意識しましょう。


プログラミング未経験でもエンジニアになれる?(Q11)

面接官20人の回答:している12票、触ってると評価6票

回答内容票数
している。コードを書く仕事以外もあるし、プログラミングは入社後に学んでもらえばいい12票
している。ただ、ちょっとでも触ったことがあるとか、興味があるっていうと評価しやすい6票
職種による。プログラマー志望なら、基礎くらいは事前に触れておいた方がいい2票

12票「プログラミング未経験でも採用している」と回答。コードを書く仕事以外(IT事務・運用等)もあり、入社後に学んでもらう前提の企業が多いです。6票「触ったことがあると評価しやすい」と答えているので、Progateやドットインストールで少しでも体験しておくと有利です。

プログラマー志望なら基礎に触れておくべき(職種による2票)

プログラマー志望に限定すると、2票が「基礎くらいは事前に触れておいた方がいい」と回答。志望職種に応じて準備の深さを変えるとよいでしょう。

コード以外の職種(IT事務・運用等)との関係

IT事務・ヘルプデスク・保守運用は、プログラミングが必須ではないポジションも多いです。コードを書いたことがなくても、これらの職種から挑戦することは可能です。

選考へのヒント

「プログラミング未経験ですが」と前置きしつつ、「興味があり、Progateで〇〇を学び始めています」など、少しでも触れていることを伝えられると評価されやすいです。


30代未経験は不利?面接官20人の実態(Q12)

証拠を求めやすい9票|意欲あれば問題ない6票

回答内容票数
採用はする。ただ20代より、資格とか作品とか「意欲の証拠」を求めやすい9票
採用している。意欲と準備が伝われば問題ない6票
採用はするが、配属先は運用・保守などに限られやすい3票
ほぼ採用していない2票

9票「20代より意欲の証拠を求めやすい」と回答。30代では、資格・作品・具体的な学習履歴で「本当にやる気がある」ことを示すことが重要です。6票「意欲と準備が伝われば問題ない」としており、年齢より準備の質が問われます。

配属は運用・保守に限られやすい(3票)

3票が「配属先は運用・保守などに限られやすい」と回答。開発志向が強い場合は、キャリアパスを事前に確認しましょう。

ほぼ採用していない2票の現実

2票は「ほぼ採用していない」と答えています。企業によって差があるため、30代未経験可の求人を絞って探す戦略も有効です。

30代で通すために準備すべきこと

  • 資格(基本情報等)の取得または取得中であること
  • 作品や学習内容を具体的に説明できること
  • 「成長したい」だけでなく、IT業界を選んだ理由を論理的に話せること

選考へのヒント

20代より「なぜいま、未経験からエンジニアなのか」を明確に伝える必要があります。キャリアの一貫性や転職の理由を整理しておきましょう。


年齢別・経験別 転職成功のための準備

20代後半で問われる「意欲の証拠」

20代後半になると、新卒と同様に「やる気」だけでなく、学習履歴・資格・作品など意欲の証拠が求められやすくなります。早めに具体的な準備を始めることがおすすめです。

「成長したい」「挑戦したい」だけで終わらせない(ターゲット調査メモ)

知恵袋・口コミの調査では、「成長したい」「挑戦したい」だけでは志望動機として弱いとされています。なぜIT業界なのか「何がしたいのか」を具体的に説明できるようにしましょう。

志望動機で避けるべきパターンと通る伝え方

避けるべき

  • 前職への不満が中心
  • 待遇・年収の話ばかり
  • 曖昧な「成長したい」「挑戦したい」

通る伝え方

  • 学習内容・作品・資格を具体的に述べる
  • 前職の経験をITでどう活かすかを説明する
  • 「最初は地味な業務から」と現実を理解していることを伝える

面接官20人の会社が実際に使うIT転職エージェント・転職サイト

調査概要(Q13,Q14)

未経験採用で利用したことのある転職エージェント・転職サイトを、採用担当者20人に聞きました。

エンジニア未経験採用で利用したことのある転職エージェント(Q13)

エージェント票数
ウズウズIT14票
ユニゾンキャリア11票
レバテックIT9票
テックゲート転職8票
Myvision(未経験ITコンサル)8票
Geekly3票
Re就活3票
JAC2票

エンジニア未経験採用で利用したことのある転職サイト(Q14)

転職サイト票数
マイナビジョブ20’s17票
doda15票
リクナビNEXT14票
リクルートエージェント12票
Green2票

未経験・就職希望者向けのおすすめ選び方

  • 就職希望者:マイナビジョブ20’s、Green など若年層向けサイトを併用
  • 転職希望者:ウズウズIT、ユニゾンキャリアなど未経験特化エージェントと、doda・リクナビNEXTを併用
  • 複数のエージェント・サイトを登録し、未経験可の求人を幅広く比較する

よくある質問(Q&A)

Q1. 未経験からエンジニアに転職できますか?

はい、可能です。今回の調査でも、育てる前提で採用している企業が7票、人柄・社風を重視している企業が9票ありました。学習内容・作品・資格などで意欲を示し、地味な業務から始まる現実を理解したうえで志望すれば、未経験からでも採用される可能性は十分にあります。

Q2. エンジニア未経験はきつい・厳しいと聞きますが本当ですか?

「きつい」には2つの視点があります。

  • 会社・現場の視点:教育の手間、早期離職など(Q1)
  • 転職者本人の視点:地味な業務からスタート、帰宅後の勉強、ギャップでの離職など(Q6・Q7)

どちらの視点でも「大変」な部分はありますが、正しい会社選びと準備をすれば、未経験からエンジニアになることは現実的です。

Q3. 資格がなくても転職できますか?

資格がなくても転職できる企業はあります。調査でも「意欲が伝われば問題ない」とする回答が1票ありました。勉強内容・作品・学習の進捗などを具体的に説明できれば、資格なしでも評価される場合があります。ただし、基本情報技術者が10票で1位だったため、取得しておくと有利です。

Q4. プログラミング未経験でもエンジニアになれますか?

はい。12票が「プログラミング未経験でも採用している」と回答しています。コードを書く仕事以外(IT事務・運用等)もあり、入社後に学ぶ前提の企業が多いです。少しでも触ったことがあると評価しやすい(6票)ので、Progateなどで体験しておくとよいでしょう。

Q5. 30代未経験だと不利ですか?

完全に不利とは言えません。6票は「意欲と準備が伝われば問題ない」、9票は「20代より意欲の証拠を求めやすい」と回答。資格・作品・学習履歴で「本当にやる気がある」ことを示せれば、30代でも採用される可能性はあります。一方、ほぼ採用していない企業が2票あるため、30代未経験可の求人を狙う戦略が有効です。

Q6. どの職種が未経験でも挑戦しやすいですか?

IT事務・ヘルプデスク(12票)、保守・運用エンジニア(10票)、コンサルタント未経験可(9票)、プログラマー(7票)の順に票数が多かったです。プログラマー以外にも、IT事務・運用・保守からキャリアを始める選択肢があります。

Q7. 転職サイトとエージェント、どちらを使うべきですか?

両方の利用をおすすめします。エージェントは未経験向けの求人紹介や書類・面接のアドバイスを受けられます。転職サイトは自分で求人を検索し、直接応募できます。ウズウズIT・ユニゾンキャリアなどのエージェントと、doda・リクナビNEXTなどのサイトを併用すると、選択肢が広がります。

Q8. 企業選びで何を重視すればいいですか?

面接官20人の回答では、配属先の明確さ(12票)が最多でした。研修・OJTの実態(7票)、キャリアパス(6票)、残業の実態・口コミ(4票)も重要です。配属ガチャを避け、研修の内容とキャリアパスを確認することがおすすめです。


まとめ

1. 採用の決め手は「意欲の証拠」「現実理解」

勉強内容・作品・資格を具体的に話せる人(14票)、地味な業務から始まる現実を理解している人(9票)が評価されています。面接では、口だけでなく証拠を示しましょう。

2. きつい現実を知ったうえで正しいルートを選ぶ

地味な業務からスタート、帰宅後の勉強、ギャップでの離職など、きつい現実はあります。ただし、配属先・研修・キャリアパスを慎重に選べば、未経験からエンジニアになることは可能です。

3. 今日から始められること

  • 基本情報技術者の勉強を始める、またはProgateでプログラミングに触れる
  • 学習内容・作品をまとめ、面接で説明できるようにする
  • ウズウズIT・ユニゾンキャリアなど未経験向けエージェントに登録する
  • 配属先・研修の実態を確認できる求人を探す

未経験からエンジニアを目指すあなたに、この記事が役立つことを願っています。