【面接官20人インタビュー】20代未経験からIT業界に転職するには?採用の決め手・転職しやすい職種・おすすめ転職サイトを徹底解説

  • 20代未経験でIT業界に転職したいが、採用の決め手や落ちる要因の実態が知りたい
  • 採用担当者の本音で、企業選び・資格・準備の優先順位を知りたい
  • 面接官の会社が実際に使っている転職エージェント・転職サイトを知りたい

こんな方向けの、実体験&リアルインタビュー記事です。

初めての読者のため、簡単に自己紹介させてください。

  • 私は28歳まで2回未経験転職してきたキャリア迷い子のタマネギです。
  • 未経験・第二新卒で転職したい人向けに、参考になる情報を提供しています。
  • 「ありきたりのランキング記事」ではなく、実体験やインタビューでリアルの参考情報を届けるのがこのサイトのポイントです。

この記事では、採用担当者20名へのインタビュー調査(2026年2月実施)をもとに、20代未経験者がIT業界に転職するための実態と具体的な対策をお伝えします。

この記事で得られること

  • 採用担当者20人の実データで分かる「採用の決め手」「落ちる要因」
  • 採用が多い業態・職種の実態(票数付き)
  • 企業選びで重視すべきポイント(意外な結果:残業・労働環境は0票)
  • 面接官の会社が実際に使っている転職エージェント・転職サイト

この記事の根拠

採用担当者20名へのマルチインタビュー(複数選択のアンケート形式)を実施。志望動機の決め手、難しいと感じる要因、業態・職種、企業選びのポイント、資格、転職エージェント・サイトの利用実態などを調査しました。

この記事を読んで、あなた自身の状況に当てはめて、20代未経験からIT業界への転職のヒントが得られれば嬉しく思います。


目次

面接官20人に聞いた「20代未経験IT転職」のリアル

採用担当者20人の声をベースに、調査結果から説明していきましょう。

  • 調査概要
  • 採用の決め手Top3(Q5ベース)
  • 「採用は難しい」と感じる人の要因Top3(Q7ベース)
  • リアルインタビューから分かった4つのインサイト
  • 20代IT未経験転職者の選考へのヒントまとめ

でお伝えしていきます。

調査概要

本記事の根拠となる調査の概要です。

  • 対象:採用担当者20名(マルチインタビュー)
  • 実施:2026年2月
  • テーマ:第二新卒/20代未経験者のIT業界採用
  • 形式:複数選択可のアンケート+発言内容

採用担当者が実際にどのような人を採用し、どのような人を「難しい」と感じているか。以下の項目で票数を集計しました。

採用の決め手Top3(Q5ベース)

「この人なら採用してもよい」と感じる決め手として、採用担当者20人が選んだ結果です。

回答選択肢票数
学習意欲・学び方が具体的に語れていた(小さくても自作作品があるなど)12票
地味な業務も理解したうえでやりたい理由を語っていた8票
前職の経験をIT職種でどう活かすか説明できていた4票
会話全体から長く働きそうだと感じられた2票
入社後のキャリアイメージが具体的だった0票
「なぜIT業界か」が興味・経験と結びついていた0票
その他0票

1位:学習意欲・学び方が具体的に語れていた(12票)

選択肢の文言は「学習意欲・学び方が具体的に語れていた(小さくても自作作品があるなど)」です。20人中12人が選び、最多でした。

資格がなくても、独学で触ったコード、自作サイト、ポートフォリオなど「具体的な学びの証」があると評価されやすいです。「プログラミングに興味がある」だけではなく、「Progateで3ヶ月学び、簡単なWebページを公開した」のように、何をどう学んだか、何ができるかを伝えると通りやすくなります。

2位:地味な業務も理解したうえでやりたい理由を語っていた(8票)

未経験採用では、テスト・運用・ヘルプデスクなど、華やかでない業務から入ることが多いです。それを理解したうえで「なぜその仕事をやりたいか」を説明できると、採用側に「現実をわかっている」と感じてもらいやすくなります。

3位:前職の経験をIT職種でどう活かすか説明できていた(4票)

異業種・他職種からの転職の場合、前職で身につけたスキル(コミュニケーション、論理思考、折衝など)をIT職種でどう活かすかを具体的に語れると評価されやすいです。

「採用は難しい」と感じる人の要因Top3(Q7ベース)

一方、採用するのは「難しい」と感じる人が多い要因は以下の通りでした。

回答選択肢票数
20代後半で実務経験・スキルのアピールがない5票
待遇・リモート・年収の話が中心で仕事への関心が見えない5票
前職への不満が志望動機の中心になっている4票
「成長したい」「挑戦したい」だけでIT業界に絞る理由が弱い2票
資格・学習の準備がなく意欲の証拠がない2票
志望職種と前職の接点が説明できていない2票
短期離職の履歴で定着への不安0票
難しいとは感じていない0票
その他0票

1位:20代後半で実務経験・スキルのアピールがない(5票)

20代前半はポテンシャル重視ですが、20代後半になると「何かしらの準備」が期待されやすくなります。資格、学習成果、ポートフォリオのいずれかがないと、選考で苦戦しやすい傾向です。

2位:待遇・リモート・年収の話が中心で仕事への関心が見えない(5票)

採用側は「仕事に興味があるか」を重視しています。待遇の話だけで終わると「仕事より環境を重視している」と思われやすいので注意が必要です。

3位:前職への不満が志望動機の中心になっている(4票)

転職理由の多くは前職への不満かもしれません。ただし、志望動機として「不満」が中心だと、「この会社でも同じでは?」と懸念されやすいです。

リアルインタビューから分かった4つのインサイト

調査結果を踏まえ、重要なポイントを4つにまとめました。

  • インサイト1:採用している背景は「人材不足」だけではない
  • インサイト2:採用の決め手は「意欲の証拠」「現実理解」
  • インサイト3:落ちる人の共通点は「仕事より環境」「前職不満」
  • インサイト4:20代後半・初心者でも通るための準備の優先順位

【インサイト1】採用している背景は「人材不足」だけではない

「なぜ20代未経験者を採用しているか」の回答(Q2)では、以下の結果でした。

  • 即戦力より「社風・人柄のフィット」を重視している:8票
  • 中途即戦力の単価が高く、若手未経験のコスパが良い:7票
  • 若手の固定費を抑えつつ、自社で育てる方針がある:5票
  • 人材不足で、経験者だけでは採用目標を達成できない:2票

「人材不足だから誰でも採用」というわけではありません。社風フィットや育てる方針を重視する企業が多く、「この人と一緒に働きたいか」が問われています。

【インサイト2】採用の決め手は「意欲の証拠」「現実理解」

採用の決め手1位「学習意欲が具体的」12票と2位「地味な業務も理解」8票から見えるのは、次の2点です。

  • 意欲の証拠:何を学んだか、何ができるかが具体的に伝わっていること
  • 現実理解:未経験採用の仕事が華やかでないことも理解したうえで、やりたい理由を語れていること

「成長したい」「挑戦したい」だけでは弱く、具体性が問われています。

【インサイト3】落ちる人の共通点は「仕事より環境」「前職不満」

「難しい」と感じる要因の上位は、待遇中心(5票)、前職不満中心(4票)、20代後半で準備なし(5票)でした。

採用側が求めているのは「仕事への関心」「何かしらの準備」です。この逆になると、選考で苦戦しやすい傾向があります。

【インサイト4】20代後半・初心者でも通るための準備の優先順位

インサイト1〜3を踏まえると、準備の優先順位は次の3点です。

1. スキル or 意欲の証拠:小さくても自作作品、資格、学習履歴のいずれかを用意する

2. 志望動機の組み立て:仕事への関心+現実理解(地味な業務も含む)+前職の接点(あれば)

3. 企業選びの視点:配属先の明確さ、研修・OJT、キャリアパスを押さえる(後述)

20代IT未経験転職者の選考へのヒントまとめ

  • 決め手(学習意欲の具体性・地味業務の理解・前職活かし)と落ちる要因(待遇中心・前職不満・20代後半で準備なし)を押さえる
  • インサイト2・3を軸に志望動機・自己PRを組み立てる

20代未経験でIT転職に成功するコツ|志望動機・自己PRはインサイトに沿ってこう書いて面接官にアピール

インサイト2・3を反映した例文を中心に、志望動機・自己PRの書き方をお伝えします。

  • 例文の前提(インサイト2・3のおさらい)
  • 例文1:インサイト2「学習意欲が具体的」を反映
  • 例文2:インサイト2「地味な業務も理解」+インサイト3「前職不満を避ける」
  • 例文3:インサイト3「待遇中心を避け仕事への関心」を反映

で解説していきます。

例文の前提(インサイト2・3のおさらい)

例文を書く前に、インサイト2・3を簡単におさらいします。

  • インサイト2:意欲の証拠+現実理解。学習意欲が具体的、地味な業務も理解、前職の接点が伝わっていること
  • インサイト3:待遇中心・前職不満を避け、仕事への関心を前面に出すこと

以下、3つのパターンで例文を示します。

例文1:インサイト2「学習意欲が具体的」を反映

転職元:アパレル販売2年 → 転職先:プログラマー(未経験)

添削前(Before)

前職では接客をしていましたが、IT業界の成長性に惹かれ、プログラミングの勉強を始めました。御社の開発環境に魅力を感じ、未経験ですが頑張りたいと思います。

勉強の具体性がなく、「成長性」「魅力を感じ」だけでは意欲の証拠になりにくい例です。

添削後(After)

前職でアパレル販売を2年経験し、お客様のニーズを聞いて商品を提案する仕事にやりがいを感じていました。その一方で、「自分で何かを作れる仕事がしたい」と思い、半年前からProgateでHTMLとJavaScriptを学び、簡単な自己紹介用のWebページを公開しました。未経験ではありますが、御社のようなBtoBのWebサービス開発の現場で、基礎を積みながら貢献していきたいです。

ポイント:学び方(Progate)、期間(半年前)、成果物(Webページ公開)が具体的です。前職の接点(接客→ニーズヒアリング)も自然に繋がっています。採用の決め手1位「学習意欲が具体的」12票を反映した例文です。

例文2:インサイト2「地味な業務も理解」+インサイト3「前職不満を避ける」

転職元:営業事務1年半 → 転職先:IT事務・ヘルプデスク(未経験)

添削前(Before)

前職の営業事務では雑務が多く、スキルが身につかないと感じていました。IT業界でキャリアを積みたいです。

前職への不満が中心で、「雑務」を否定的に捉えています。IT事務も問い合わせ対応など地味な業務が多いのに、矛盾しやすい書き方です。

添削後(After)

前職の営業事務では、請求書発行・入金確認・問い合わせ対応などを担当し、正確さと丁寧な対応を心がけてきました。IT業界への転職を考えたきっかけは、社内のヘルプデスクの方の仕事を間近で見て、「ユーザーの困りごとに寄り添う仕事」に興味を持ったからです。ヘルプデスクは最初はマニュアル対応が多いと伺っていますが、その段階からしっかり身につけて、将来的には社内システムの改善にも携わりたいです。

ポイント:前職を前向きに要約し、前職不満に触れていません。「地味な業務(マニュアル対応)」を理解したうえでやりたい理由を語っており、採用の決め手2位(8票)と、落ちる要因「前職不満が中心」(4票)を避けた例文です。

例文3:インサイト3「待遇中心を避け仕事への関心」を反映

転職元:飲食店スタッフ2年 → 転職先:保守・運用エンジニア(未経験)

添削前(Before)

飲食業はシフトが不規則で体力的にもきつかったです。IT業界はリモートワークができて働きやすそうだと思い、転職を決めました。

待遇・働きやすさが中心で、仕事内容への関心が伝わりにくい例です。

添削後(After)

飲食店で2年間アルバイトを続ける中で、レジのシステムが故障した際に復旧作業を見学し、「システムが安定して動くために裏で支える仕事」に興味を持ちました。その後、基本情報技術者の資格を取得し、保守・運用の仕事が「障害対応だけでなく、日々の監視や予防保全が重要」と知り、地味だが大切な仕事だと理解しました。未経験ですが、まずは指示書に沿った運用から学び、将来的にはインフラ設計にも携わりたいです。

ポイント:きっかけ(レジ故障の復旧)、資格、仕事内容の理解(地味だが大切)が具体的です。リモート・待遇には触れず、仕事への関心を前面に出しています。落ちる要因「待遇中心で仕事への関心が見えない」(5票)を避けた例文です。


面接官が答えた「採用が多い業態・職種」の実態

票数で分かる業態・職種の採用実態を解説します。

  • 採用が比較的多い業態(Q3ベース)
  • 採用が比較的多い職種(Q4ベース)
  • 業態・職種別の転職のヒント&20代IT未経験転職者の選考へのヒント

でお伝えしていきます。

採用が比較的多い業態(Q3ベース)

採用担当者20人に「第二新卒/20代未経験者の採用が比較的多い業態」を聞いた結果です。

業態票数
SIer・受託開発12票
ITコンサル9票
大手机器メーカー・通信8票
SaaS・Web系7票
スタートアップ・ベンチャー4票
ゲーム2票

SIer・受託開発が最多で、大規模システム開発の下流工程など、未経験でも参入しやすい業態です。ITコンサル、大手机器・通信、SaaS・Web系も一定数あります。

採用が比較的多い職種(Q4ベース)

「第二新卒/20代未経験者でも採用していることが多い職種」の結果です。

職種票数
IT事務・ヘルプデスク12票
コンサルタント10票
保守・運用エンジニア9票
プログラマー7票
IT営業5票
テスト・QAエンジニア2票
Webデザイナー2票
インフラエンジニア1票

IT事務・ヘルプデスクが最多で、PCスキル・コミュニケーション能力が活きる職種です。コンサルタント、保守・運用、プログラマー、IT営業も採用実績が多い職種です。

業態・職種別の転職のヒント&20代IT未経験転職者の選考へのヒント

調査では、IT事務・ヘルプデスク、コンサルタント、保守・運用、プログラマー、IT営業が採用実績の多い職種でした。20代未経験でIT転職したいなら、まずはこれらの職種を軸に考えると成功しやすい傾向があります。では、各業態・職種の特徴と、選考でアピールする際のヒントをまとめます。

  • SIer・受託:配属先・研修体制の確認が重要。面接では「希望職種と配属の関係」を聞いておくと安心です。
  • ITコンサル:論理思考、課題整理力が武器。前職で課題解決に携わった経験があれば、具体的に伝えましょう。
  • 大手机器・通信:社内IT、インフラなど。安定・福利厚生を求める場合は、その視点を「長期的に成長したい」と結びつけて伝えると自然です。
  • SaaS・Web:プロダクト開発。プログラミングを学んでいるなら、学習内容や成果物を志望動機に織り込みましょう。
  • IT事務・ヘルプデスク:事務経験、PC操作が活きる。正確さ・丁寧さを具体例で伝えると通ります。
  • 保守・運用:24時間監視、障害対応。資格(基本情報等)があれば有利。なくても「仕事内容を理解したうえで」と伝えられると評価されやすいです。

企業選びで重視すべきポイント(面接官20人の回答)

採用担当者20人が薦める企業選びの視点を解説します。

  • 配属先の明確さ:10票で最多
  • 未経験向け研修・OJTの有無:6票
  • キャリアパスが示されているか:5票
  • 意外な結果:残業・労働環境は0票
  • 20代IT未経験転職者の選考へのヒント

でお伝えしていきます。

配属先の明確さ:10票で最多

「第二新卒/20代未経験者が企業を選ぶ際、どのポイントを重視することをおすすめしますか」の回答(Q6)で、最も多かったのは「配属先の明確さ」10票です。

「未経験可」でも、入社後に何の仕事をするかが不明な会社はリスクがあります。配属先が「研修後決定」「事業部による」だと、希望と違う業務になる可能性も。面接・説明会で「具体的に何の業務に就くか」を確認するのがおすすめです。

未経験向け研修・OJTの有無:6票

未経験採用では研修体制が生命線です。研修期間、内容、OJTの有無、メンター制度などを事前に調べておくと安心です。求人票や企業HP、転職エージェント経由で情報を集めましょう。

キャリアパスが示されているか:5票

入社後、どのようなステップで成長していくかが示されているかも重要です。保守運用→開発、ヘルプデスク→インフラなど、キャリアの見通しが描ける企業を選ぶと、長く働きやすい傾向があります。

意外な結果:残業・労働環境は0票(選び方の本質)

「残業・労働環境の実態」は0票でした。読者が重視しがちなポイントですが、採用担当者が「企業選びで重視すべき」と答えた人はいませんでした。

「重視すべきではない」という意味ではありません。転職の軸として、採用側が推奨する順位では「配属先・研修・キャリアパス」が先になります。残業・環境は入社後のミスマッチ防止では重要なので、情報収集は怠らない方がよいです。ただし、選考でアピールする際は「仕事への関心」を前面に出しましょう(Q7で「待遇中心で仕事への関心が見えない」5票が落ちる要因に)。

20代IT未経験転職者の選考へのヒント

  • 求人を見る際:配属先の記載が曖昧(「研修後決定」等)なら、面接で具体的に聞く。研修・OJTの有無、キャリアパスの記載もチェックする。
  • 逆質問の例「未経験採用の場合、入社後はどのような業務からスタートすることが多いですか」「研修期間はどれくらいですか」といった質問で、配属先・研修体制を確認できる。

資格は必要?面接官が選んだ「持っておいた方が良い」資格の優先度

資格の優先度と無資格でも通る方法を解説します。

  • 調査結果(Q10ベース)
  • 「特に持っておくべき資格はない」も1票あった
  • 無資格・初心者でも転職するための代替アピール
  • 20代IT未経験転職者の選考へのヒント

でお伝えしていきます。

調査結果(Q10ベース)

「持っておいた方が損がないIT系資格を、優先度が高い順に選んでください」の回答結果です。

資格票数
基本情報技術者12票
応用情報技術者10票
HTML5プロフェッショナル7票
情報セキュリティマネジメント5票
ITパスポート3票
AWS認定クラウドプラクティショナー2票
CCNA1票
MOS1票

基本情報技術者が最多で、ITエンジニアの登竜門として評価されやすい資格です。応用情報技術者、HTML5プロフェッショナル(Web系)も上位に挙がりました。

「特に持っておくべき資格はない」も1票あった

20人中1人が「特に持っておくべき資格はない」を選択しています。資格が「必須」ではない企業・職種があるということです。

採用の決め手1位は「学習意欲・学び方が具体的」12票。資格より「何を学んだか」「何ができるか」の具体性が重要という結果と整合しています。

無資格・初心者でも転職するための代替アピール

資格がなくても、以下の「意欲の証拠」で補えます。

1. 自作作品:ポートフォリオ、GitHub、簡単なWebサイト

2. 学習履歴:Progate、ドットインストール、スクールの修了証など

3. 前職の経験をIT職種でどう活かすか(Q5で4票)

4. 地味な業務も理解したうえでやりたい理由(Q5で8票)

資格取得中なら「基本情報技術者を〇月に受験予定です」と伝えると、準備の姿勢が伝わります。

20代IT未経験転職者の選考へのヒント

  • 資格あり・取得中:基本情報から始めるのが無難。Web系ならHTML5プロフェッショナルも評価されやすい。選考では「取得済み」「〇月受験予定」と伝える。
  • 資格なし:志望動機では「資格はまだありませんが、〇〇で△△を学び、□□を作成しました」と学習内容・成果物を具体的に。面接ではポートフォリオを見せながら説明すると意欲の証拠になる。

20代後半・初心者が転職成功するための準備

20代後半・初心者向けの準備のコツを解説します。

  • 20代後半で問われる「意欲の証拠」
  • 「成長したい」「挑戦したい」だけで終わらせない
  • 志望動機で避けるべきパターンと通る伝え方

でお伝えしていきます。

20代後半で問われる「意欲の証拠」

Q7で「20代後半で実務経験・スキルのアピールがない」が難しい要因の1位(5票)でした。20代後半になると、ポテンシャルだけではなく「何かしらの準備」が期待されやすくなります。

遅いと思わず、今から準備を始めれば十分挽回可能です。資格(基本情報等)、自作作品、学習履歴、前職で身につけたスキルの言語化のいずれかを用意し、選考に臨みましょう。

「成長したい」「挑戦したい」だけで終わらせない

Q7で「成長したい・挑戦したいだけでITに絞る理由が弱い」が2票でした。抽象的になりがちな志望動機。「なぜIT業界か」「なぜこの職種か」を掘り下げて具体化しましょう。

きっかけ(技術に触れた体験、前職で感じた課題、興味を持ったサービスなど)を具体的に伝えられると、Q5の「学習意欲が具体的」12票に近づきます。

志望動機で避けるべきパターンと通る伝え方

【避けるべきパターン】(Q7ベース)

1. 待遇・リモート・年収の話が中心(5票)→ 仕事への関心が伝わらない

2. 前職への不満が志望動機の中心(4票)→ この会社でも同じでは?と懸念される

3. 志望職種と前職の接点が説明できていない(2票)→ 異業種なら尚更「なぜITか」の接続が重要

4. 資格・学習の準備がなく意欲の証拠がない(2票)

【通る伝え方】(Q5ベース)

1. 学習意欲を具体的に(何を学んだか、小さくても成果物)

2. 地味な業務も理解したうえでやりたい理由

3. 前職の経験をIT職種でどう活かすか


面接官20人の会社が実際に使うIT転職エージェント・転職サイト

採用側が実際に利用している転職サービスを紹介します。

  • 調査概要(Q8,Q9,Q11,Q12)
  • 第二新卒/20代未経験採用で利用したことのある転職エージェント
  • 第二新卒/20代未経験採用で利用したことのある転職サイト
  • 20代・未経験向けにおすすめの選び方

でお伝えしていきます。

調査概要(Q8,Q9,Q11,Q12)

採用担当者20人に、第二新卒/20代未経験者採用で利用したことのある転職エージェント・転職サイトを聞きました。複数回答可のため、票数は利用実績の多さの目安です。

第二新卒/20代未経験採用で利用したことのある転職エージェント

サービス名票数
ウズウズIT14票
ユニゾンキャリア12票
レバテックIT10票
テックゲート転職8票
Myvision(未経験ITコンサル)8票
Geekly3票
Re就活3票
JAC2票

ウズウズ、ユニゾン、テックゲート、Myvisionなど、20代・未経験特化のエージェントが上位に並びました。

第二新卒/20代未経験採用で利用したことのある転職サイト

サービス名票数
マイナビジョブ20’s / マイナビ20s18票
リクナビNEXT14票
doda16票
リクルートエージェント16票
Re就活8票
ビズリーチ9票
Green2票

マイナビ20s、doda、リクナビNEXTが上位です。20代特化のマイナビ20sが最多票でした。

20代・未経験向けにおすすめの選び方

調査結果から、20代・未経験採用で実際に使われているのは「20代特化」「未経験特化」のサービスが多い傾向があります。マイナビ20s、ウズウズ、ユニゾン、テックゲート、Myvision、ハタラクティブ、キャリアスタートなどです。

総合型(doda、リクナビNEXT)も実績があり、求人数の多さで併用する人も多いです。1社に偏らず、2〜3社登録して比較するのがおすすめです。


よくある質問(Q&A)

では、20代未経験でIT転職を考えるときに気になる質問と回答を見てみましょう。

Q1. 20代未経験でもIT業界に転職できますか?

A. 可能です。採用担当者20人中、社風・人柄のフィットを重視(8票)、若手のコスパの良さ(7票)など、未経験採用をしている背景が複数ありました。

人材不足だけでなく、育てる方針や社風フィットを重視する企業が多いです。学習意欲が具体的に語れること、地味な業務も理解したうえでやりたい理由を伝えられることが決め手になります。業態・職種によっては未経験採用が多いため、ターゲットを絞って準備を進めましょう。

Q2. 資格がなくても転職できますか?

A. 可能です。調査では「特に持っておくべき資格はない」と答えた採用担当者もいました。資格より「学習意欲が具体的か」「何を学んだか」が重視されます。

基本情報技術者が最多評価(12票)ですが、必須ではありません。自作作品、学習履歴、ポートフォリオで意欲の証拠を示せます。資格取得中なら「〇月に受験予定」と伝えましょう。

Q3. 20代後半だと不利ですか?

A. 不利というわけではありませんが、20代前半より「意欲の証拠」が問われやすくなります。準備をしておけば十分転職可能です。

Q7で「20代後半でスキルアピールがない」が難しい要因の1位(5票)でした。資格、自作作品、学習履歴のいずれかを用意しておくのがおすすめです。遅いと思わず、今から準備を始めればよいです。

Q4. どの職種が未経験でも挑戦しやすいですか?

A. 調査ではIT事務・ヘルプデスク(12票)、コンサルタント(10票)、保守・運用エンジニア(9票)、プログラマー(7票)が採用実績が多い職種でした。

IT事務はPCスキル・事務経験が活き、保守・運用はサーバー監視・運用業務。資格があると有利です。プログラマーは学習意欲・自作作品が決め手になります。

Q5. 転職サイトとエージェント、どちらを使うべきですか?

A. 併用がおすすめです。20代・未経験特化のエージェントと、求人数の多いサイトを組み合わせると選択肢が広がります。

エージェントは書類添削、面接対策、非公開求人の紹介が強み。サイトは自分で検索・応募でき、求人数が多い傾向です。面接官の会社が実際に使っているのはマイナビ20s、doda、リクナビNEXT、ウズウズ、ユニゾンなどです。

Q6. 企業選びで何を重視すればいいですか?

A. 採用担当者20人の回答では、配属先の明確さ(10票)、研修・OJTの有無(6票)、キャリアパス(5票)が上位でした。

残業・労働環境は0票でしたが、入社後のミスマッチ防止では重要です。選考でアピールする際は「仕事への関心」を前面に出しましょう。

Q7. 「成長したい」「挑戦したい」だけでは落ちますか?

A. それだけで終わると弱い傾向があります。調査でも「成長したい・挑戦したいだけでITに絞る理由が弱い」が難しい要因に挙がっていました。

「なぜIT業界か」「なぜこの職種か」を掘り下げて具体的に伝えましょう。きっかけ(技術に触れた体験、興味を持ったサービス)を添え、「地味な業務も理解したうえでやりたい」と伝えられると評価されやすいです(8票)。


まとめ

1. 採用の決め手は「意欲の証拠」「現実理解」

学習意欲・学び方が具体的(12票)、地味な業務も理解したうえでやりたい(8票)が採用の決め手です。資格より「何を学んだか」「何ができるか」の具体性が重要。待遇中心、前職不満中心は避けましょう。

2. 業態・職種の実態を押さえてターゲットを絞る

採用が多い業態はSIer、ITコンサル、大手机器、SaaS・Web。職種はIT事務・ヘルプデスク、コンサル、保守・運用、プログラマー。自分に合いそうな業態・職種を絞って準備を進めましょう。

3. 今日から始められること

  • 転職エージェント・サイトに登録する(20代・未経験特化を優先)
  • 学習を始める(資格取得、自作作品、ポートフォリオのいずれか)
  • 企業選びの軸を決める(配属先の明確さ、研修、キャリアパス)
  • 志望動機の骨子を考える(なぜITか、なぜこの職種か、きっかけ)

採用担当者20人の声を参考に、20代未経験からIT業界への転職を前に進めていきましょう。