- 「違う仕事がしたい」とそのまま書くと「何でもいいのでは」「またすぐ辞めるのでは」と思われそうで不安
- 正直な理由(給与・残業・待遇・現職の不満)をどう言い換えればいいか分からない
- 転職理由と志望動機の違いが分からず、同じ内容になってしまう
- 実体験からリアルにおすすめの20代異業種転職者/未経験者向け転職エージェント/サイトが知りたい
こんな方向けの、実体験記事です。
初めての読者のため、簡単に自己紹介させてください。
- 私は28歳まで2回未経験転職してきたキャリア迷い子のタマネギです。
- そんな実体験から、未経験・第二新卒で転職したい人向けに、参考になる情報を提供しています。
- 自分も悩まされていた「ありきたりのランキング記事」ではなく、実体験やインタビューでリアルの参考情報を届けるのはこのサイトのポイントです。
この記事では、面接官20人へのインタビュー結果と、知恵袋・口コミの悩み調査をもとに、「違う仕事がしたい」を志望動機・転職理由・退職理由にどう伝えれば通過するかを解説します。
この記事で得られること
- 採用担当者が実際に評価する決め手・不採用理由(面接官20人インタビュー)
- 「異業種で、違う仕事がしたい」をそのまま言わずに伝える例文10選(Before/After形式)
- 転職理由・志望動機・退職理由の違いと使い分け
- 実体験からリアルにおすすめの20代異業種転職者/未経験者向け転職エージェント/サイト
この記事の根拠
本記事は、未経験採用・異業種転職の面接経験がある面接官20人(人事担当者10名・現場マネージャー10名)へのインタビュー調査に基づいています。
- 異業種転職者でも採用を決めた志望動機の決め手
- 異業種転職者で不採用にした志望動機の落とし穴
をヒアリングし、その傾向を可視化しました。
この記事を読んで、あなた自身の「違う仕事がしたい」を志望動機・転職理由・退職理由に当てはめて、通過する伝え方のヒントが得られれば嬉しく思います。
目次
面接官20人に聞いた「違う仕事がしたい」で通る志望動機・落ちる志望動機
リアルインタビューをベースに説明していきましょう。
- 調査概要
- 異業種転職で採用の志望動機の決め手Top5
- 異業種転職で不採用の志望動機の理由Top5
- リアルインタビューから分かった4つのインサイト
でお伝えしていきます。
調査概要
今回の調査は、面接官経験のある20名にインタビューを実施しました。
- 調査方法: オンラインインタビュー(クラウドソーシング経由)
- 調査対象: 面接官経験者20名(人事担当者10名・現場マネージャー10名)
- 設問内容: 「未経験者・異業種転職者の志望動機で採用を決めた理由」「不採用にした理由」「重視するポイント」
異業種転職は未経験転職と実質同じ文脈で、面接官が「違う仕事がしたい」をどう受け止めるかが重要なポイントです。
異業種転職で採用の志望動機の決め手Top5
面接官20人に「異業種転職者を採用した志望動機で、決め手になった要素」を聞いたところ、以下の結果になりました。
| 回答選択肢 | 票数 |
|---|---|
| 仕事の大変な点や地味な業務も理解したうえで、それでもやりたい理由を語っていた(仕事の現実理解) | 12票 |
| 未経験である前提に立ち、入社後の学習や立ち上がりのイメージが具体だった | 8票 |
| なぜこの会社・この仕事なのかを、自身の過去経験と結びつけて説明できていた | 6票 |
| 他社比較ではなく、「この環境でなければならない理由」が明確だった | 6票 |
| 前職の不満ではなく、将来どうなりたいかを軸に話していた | 4票 |
「仕事の現実理解」が12票で最多でした。「違う仕事がしたい」だけでは不十分なんです。その仕事の大変さや地味な部分まで理解したうえで語れる人が評価されています。
異業種転職で不採用の志望動機の理由Top5
逆に、「異業種転職者を不採用にした志望動機の理由」も聞きました。
| 回答選択肢 | 票数 |
|---|---|
| 仕事内容よりも、待遇や働きやすさの話が中心だった | 10票 |
| なぜこの業界・この会社なのかを深掘りすると話が崩れた | 6票 |
| 現職・前職への不満が動機の中心になっていた | 6票 |
| 成長したい・挑戦したいなど、どこでも通じる話で終わっていた | 4票 |
| 未経験なのに、入社後すぐ評価される前提で話していた | 4票 |
「待遇・働きやすさが中心」が10票で最多。本音であっても、理由の中心に置かないことがポイントですよね。
リアルインタビューから分かった4つのインサイト
ここまでのインタビュー結果から、重要なポイントを4つにまとめました。
- インサイト1:採用される志望動機の3要素
- インサイト2:不採用の志望動機の共通点
- インサイト3:「違う仕事がしたい」を伝える2つの掘り下げ方
- インサイト4:通過する志望動機は4つのパターンに分類できる
【インサイト1】採用される志望動機の3要素
面接官20人の回答から、採用される志望動機には3つの共通要素があることが分かりました。
要素①:「仕事の現実理解」がある(12票で最多)
仕事の大変な点や地味な業務も理解したうえで、それでもやりたい理由があること。「違う仕事がしたい」だけでは不十分で、「その仕事の実態を理解しているか」を伝える必要があります。
例:「営業は飛び込みや断られることが多いと聞いています。それでも、顧客の課題を解決する仕事に惹かれています」
具体的な業務内容・課題・地味な部分まで調べて言及すると、本気度が伝わります。
要素②:「入社後の立ち上がり計画」が具体的(8票)
資格取得・書籍学習・OJT計画など、具体的な学習プランが明確なこと。「未経験でも頑張ります」はNG。「何をいつまでに習得するか」を伝えましょう。
例:「現在は簿記3級を取得済みで、入社後6ヶ月で月次決算を独り立ちできるよう計画しています」
既に始めている学習や資格取得を書くことが重要です。未来形だけでは弱いんですよね。
要素③:「会社固有の理由」「過去経験の接続」が明確(6票)
競合他社との違いを理解し、「この会社でなければならない理由」が具体的であること。前職経験と応募職種の接点を説明できること。「業績が良い」「働きやすそう」は不十分。事業内容・顧客層・製品の独自性を具体的に語りましょう。
【インサイト2】不採用の志望動機の共通点
不採用になった志望動機には、3つのNGパターンがあります。
NGパターン①:「待遇・働きやすさが中心」(10票)
給与、残業、福利厚生、通勤時間などが動機の中心になっているケース。面接官20人中10人が不採用理由として挙げました。待遇面は触れても「理由の中心」にしないこと。仕事内容・会社の魅力を主軸にしましょう。
NGパターン②:「深掘りすると話が崩れる」(6票)
「なぜこの業界か」「なぜこの会社か」を聞かれると矛盾や曖昧さが出るケース。企業研究・業界研究が足りず、借り物の言葉で話しているとこうなるんです。応募企業の事業内容・強みを事前に調べ、自分の言葉で説明できるようにしておきましょう。
NGパターン③:「前職への不満が中心」(6票)
残業が多い、人間関係が悪い、給料が安いなど、ネガティブな理由が主のケース。「違う仕事がしたい」を「今の仕事が嫌だから」に置き換えている状態です。8:2の割合で、退職理由2割・実現したいこと8割。前向きな将来像を主軸に語りましょう。
【インサイト3】「違う仕事がしたい」を伝える2つの掘り下げ方
本調査には人事と現場の分けはないため、マイナビNEXT等の競合知見を補足として活用しています。
業種・職種を変えたい場合の伝え方
「違う仕事がしたい」をそのまま書くと曖昧に聞こえます。掘り下げ例としては「製造現場から、顧客と直接向き合う営業に挑戦したい」「接客から、専門性を深められる経理職に転じたい」のように、具体的な業種・職種名と「なぜそこに惹かれるか」をセットで伝えましょう。
働き方・環境を変えたい場合の伝え方
業種は同じでも、働き方(リモート、フレックス、プロジェクト型等)を変えたい場合は、「体力的な負担を軽くしつつ、これまで培った記録管理のスキルを事務職で活かしたい」のように、「どう活かしたいか」を具体的に伝えます。「環境が良さそう」だけで終わらせないことが大切です。
8:2の割合(退職理由2割・実現したいこと8割)
退職理由(今の仕事を変えたい理由)は2割程度にとどめ、実現したいこと(応募企業で何をしたいか)を8割占めるように。「違う仕事がしたい」は「実現したいこと」の切り口。退職理由としては補足程度にしましょう。
【インサイト4】通過する志望動機は4つのパターンに分類できる
面接官の声から、通過する志望動機は以下の4パターンに分類できます。
パターン1:「過去経験→職務接続型」
前職の経験を応募職種に結びつける。「製造現場の品質チェック経験を、顧客への提案力に活かしたい」など。
パターン2:「現実理解→覚悟・継続型」
仕事の大変さを理解した上で、それでもやりたい理由を語る。「介護の経験を活かしつつ、デスクワークで長く働きたい」など。
パターン3:「未経験前提→立ち上がり設計型」
入社後の学習計画・行動計画を具体的に示す。「簿記3級取得済み、6ヶ月で独り立ちを目指す」など。
パターン4:「会社固有→選択理由明確型」
その会社の独自性(事業・顧客・文化)への共感を語る。「貴社の〜という姿勢に共感し、志望しました」など。
リアルインタビューに基づいた「違う仕事がしたい」の志望動機・転職理由例文10選
では、実際の例文を見ていきましょう。製造業→営業、飲食→経理、介護→事務など、10パターンをBefore/After形式でお伝えします。
例文1:製造業(ライン作業)→ IT営業(法人営業・SaaS)
添削前
製造業のライン作業を3年やってきましたが、もっとお客様と直接関わる仕事がしたいと思い、IT営業を志望しました。製造現場は単調な作業が多く、やりがいを感じにくかったです。
IT業界は成長していると聞き、貴社は働きやすそうな雰囲気を感じました。営業は未経験ですが、コミュニケーション力はあると思います。
添削後
貴社が提供する中小企業向けクラウド勤怠システムは、IT投資余力の少ない企業にも導入しやすい価格帯と手厚いサポートがあり、「誰でも使えるIT」を届ける姿勢に共感しています。
前職の製造業では4年間、生産ラインの品質チェックと改善提案を担当し、不良率を前年比15%削減しました。次の工程(社内の顧客)に「何が課題か」をヒアリングし、改善案を提案する経験から、「顧客の課題を引き出し、解決策を提案する営業」に挑戦したいと考え志望しました。
IT営業は未経験ですが、品質改善で培った「ヒアリング力」と「提案力」は活かせると考えています。現在はITパスポートを取得し、SaaSの基礎を学習中です。入社後は先輩の商談に同行し、3ヶ月で独り立ちを目指し、貴社の事業拡大に貢献したいと考えています。
添削のポイント
- 「単調でやりがいがない」という前職の不満を削除し、「次の工程へのヒアリング・提案」という接点を具体化
- 「働きやすそう」を削除し、「中小企業向けの価格帯・サポート体制」という事業理解に置き換え
- 「コミュニケーション力で頑張る」を「ITパスポート取得済み」「3ヶ月で独り立ち」に具体化
- 面接官20人中12人が重視する「仕事の現実理解」を盛り込む
例文2:飲食店(ホール)→ 経理職
添削前
飲食店で3年間ホールをやってきましたが、もっと専門性のある仕事がしたいと思い、経理職を志望しました。接客は得意ですし、細かい作業も苦になりません。
貴社は安定していると思いますし、経理は長く働けそうだと感じました。経理は未経験ですが、これから勉強して頑張ります。
添削後
前職の飲食店では4年間、ホールスタッフとしてレジ締め・売上集計・在庫管理を担当し、日次の売上差異を月平均0.5%以内に抑えてきました。数字を正確に扱い、月末には店舗の収支を把握する経験から、「会社の経営を数字で支える経理職」に挑戦したいと考え志望しました。
貴社が医療法人として地域の高齢者医療を支える中で、経理として医療費の適正管理や補助金申請をサポートできることにやりがいを感じています。
経理は未経験ですが、飲食で培った「正確な記録管理」と「細やかなチェック」は活かせると確信しています。現在は簿記3級を取得済みで、2級の取得に向けて学習中です。入社後6ヶ月で基本業務を習得し、貴社の経営判断をサポートしたいと考えています。
添削のポイント
- 「専門性のある仕事」を「経営を数字で支える」という職務理解に深化
- 「これから勉強する」を「簿記3級取得済み・2級学習中」「6ヶ月で基本業務習得」に具体化
- 「安定している」「長く働けそう」という待遇面の動機を削除
例文3:アパレル販売 → 人事職(採用担当)
添削前
アパレル販売を3年やってきましたが、もっと人と深く関わる仕事がしたいと思い、人事職を志望しました。お客様と話すことが好きですし、コミュニケーション力には自信があります。
人事は会社の顔だと思いますし、やりがいがありそうだと感じました。貴社は福利厚生が充実していると聞きました。人事は未経験ですが、接客経験を活かして頑張ります。
添削後
貴社が「社員一人ひとりの成長を支援する人事制度」を掲げ、採用からオンボーディングまで一貫してサポートする体制に強く魅力を感じています。
前職のアパレル販売では4年間、月間売上目標を平均115%達成し、お客様の潜在ニーズをヒアリングして最適な商品を提案してきました。この経験から、「一人ひとりに寄り添い、その人の可能性を引き出す人事職」に挑戦したいと考え志望しました。
人事は未経験ですが、販売で培った「相手の本音を引き出すヒアリング力」は採用面接で活かせると確信しています。現在は人事労務の基礎を学習中で、入社後6ヶ月で採用業務を独り立ちし、貴社の採用力強化に貢献したいと考えています。
添削のポイント
- 「福利厚生が充実」を削除し、「社員一人ひとりの成長を支援する人事制度」という企業魅力に置き換え
- 「人と深く関わりたい」を「一人ひとりに寄り添い、可能性を引き出す人事職」という職務理解に深化
- 待遇面の動機を削除
例文4:営業事務 → 営業職(法人営業)
添削前
営業事務を5年やってきましたが、もっと第一線で働きたいと思い、営業職を志望しました。パソコン作業は得意ですし、細かい仕事もできます。
貴社は残業が少なく、ワークライフバランスが取れそうだと感じました。営業は未経験ですが、事務で鍛えた丁寧さを活かしたいと思います。
添削後
前職では製造業の営業事務として6年間、既存顧客150社の受注・納期管理・商談資料作成を担当し、納期遅延ゼロを維持してきました。営業担当者が商談に集中できるよう、顧客の要望をヒアリングし、見積もり調整の橋渡しをしてきました。
その過程で、「顧客の課題を直接ヒアリングし、解決策を提案する営業」のやりがいを実感しました。貴社の法人営業では、事務経験で培った「顧客視点」と「複数案件の並行管理力」を活かし、既存顧客の満足度向上に貢献したいと考えています。
法人営業は未経験ですが、現在は営業の基礎知識を学習中で、入社後3ヶ月で既存顧客を独り立ちして担当し、売上拡大に貢献したいと考えています。
添削のポイント
- 前職紹介から入るスタンダード型の構成
- 「第一線で働きたい」を「顧客の課題を直接ヒアリングし、解決策を提案する営業」に具体化
- 「残業が少ない」を削除
例文5:コールセンター → Webマーケティング
添削前
コールセンターで2年間働いてきましたが、もっとクリエイティブな仕事がしたいと思い、Webマーケティングを志望しました。電話対応は得意ですし、パソコン作業もできます。
Webマーケは将来性があると思いますし、在宅勤務もできそうなので魅力を感じました。未経験ですが、これから勉強して覚えたいと思います。
添削後
前職の通信会社コールセンターでは3年間、月間約400件の問い合わせ対応とプラン変更提案を担当し、顧客満足度アンケートで平均4.5点(5点満点)を獲得してきました。
日々「なぜこのプランが分かりにくいか」「どこで躓いているか」というお客様の声を聞く中で、「お客様の声をWebサイトの改善に活かしたい」と考えるようになり、Webマーケティングを志望しました。
Webマーケは未経験ですが、GoogleアナリティクスとSEOの基礎を独学中で、個人ブログを運営しています。入社後6ヶ月で基本業務を習得し、顧客視点のWeb改善に貢献したいと考えています。
添削のポイント
- 「クリエイティブな仕事」を「お客様の声をWeb改善に活かす」という職務理解に深化
- 「これから勉強する」を「Googleアナリティクス独学中・個人ブログ運営」に具体化
- 「在宅勤務ができそう」を削除
例文6:介護職 → 事務職(総務)
添削前
介護職として3年間働いてきましたが、体力的にきつくなってきたので、デスクワークがしたいと思い、事務職を志望しました。
貴社は医療法人で、安定していると思いました。経理の知識はありませんが、これから勉強して覚えたいと思います。
添削後
事務職は、社内の様々な部署を支え、会社全体の業務を円滑に回す重要な仕事だと考えています。前職の介護施設では4年間、利用者様の健康記録・服薬記録を正確に管理し、些細な変化も見逃さない「正確性」と「細やかな観察力」を培ってきました。
この経験から、「正確な記録管理で組織を支える事務職」に挑戦したいと考え志望しました。貴社が医療法人として地域医療を支える中で、総務として入退院手続きや備品管理をサポートできることにやりがいを感じています。
事務職は未経験ですが、介護で培った「正確な記録管理」は活かせると確信しています。現在は医療事務の基礎を学習中で、入社後6ヶ月で基本業務を習得し、現場を支えたいと考えています。
添削のポイント
- 仕事の魅力から入る動機・共感型の構成
- 「体力的にきつい」という他責的な理由を削除。将来像(「正確な記録管理で組織を支える」)を軸に
- 「デスクワークがしたい」をポジティブな動機に転換
例文7:販売(家電量販店)→ コンサル(ITコンサル)
添削前
家電量販店で3年働いてきましたが、もっと成長できる仕事がしたいと思い、ITコンサルを志望しました。お客様と話すことは得意ですし、挑戦意欲があります。
IT業界は将来性があると思います。コンサルは未経験ですが、営業経験を活かして頑張ります。
添削後
ITコンサルは、顧客の業務課題をヒアリングし、最適な解決策を提案する仕事だと理解しています。単品販売とは異なり、顧客の組織全体の課題に向き合える点に惹かれています。
前職の家電量販店では4年間、法人営業も担当し、月間売上目標を平均120%達成してきました。お客様の「本当に必要なものは何か」をヒアリングし、予算内で最適な組み合わせを提案する経験から、「顧客の業務課題を解決するコンサル」に挑戦したいと考え志望しました。
コンサルは未経験ですが、現在はITパスポートを取得済みで、クラウド・システム導入の基礎を学習中です。入社後6ヶ月で基本業務を習得し、顧客のDX推進に貢献したいと考えています。
添削のポイント
- 「成長できる仕事」を「顧客の業務課題を解決する」という職務理解に具体化
- 「成長したい」「挑戦意欲」だけで終わらせず、具体的な接点を追加
- 立ち上がり計画を具体化
例文8:接客(ホテルフロント)→ カスタマーサクセス
添削前
ホテルのフロントで4年働いてきましたが、もっとお客様と長期的に関われる仕事がしたいと思い、カスタマーサクセスを志望しました。接客は得意ですし、丁寧な対応には自信があります。
IT業界は成長していると思いますし、貴社は働きやすそうな雰囲気を感じました。カスタマーサクセスは未経験ですが、接客経験を活かして頑張ります。
添削後
貴社が提供するクラウド会計ソフトは、導入後も手厚いサポートで顧客の業務改善を継続的に支援する「カスタマーサクセス」体制に強く魅力を感じています。
前職のシティホテルでは4年間、年間約3,000組の宿泊客を対応し、滞在目的やニーズをヒアリングしてレストラン予約や観光プランを提案してきました。リピート利用率が前年比15%向上し、「細やかな提案が良かった」という評価を多数いただきました。
この経験から、「お客様の成功を長期的に支援するカスタマーサクセス」に挑戦したいと考え志望しました。未経験ですが、クラウド会計の基礎を学習中で、入社後3ヶ月で既存顧客を独り立ちして担当し、顧客満足度向上に貢献したいと考えています。
添削のポイント
- 冒頭で企業の魅力を述べる
- 「働きやすそう」を削除
- 立ち上がり計画を具体化
例文9:営業職 → 製造業(生産管理)
添削前
営業を5年やってきましたが、もっと製造現場に近い仕事がしたいと思い、生産管理を志望しました。貴社は大手メーカーで、安定していると思いました。
生産管理は未経験ですが、営業経験を活かして頑張ります。
添削後
前職の通信機器メーカーでは6年間、法人営業として月間売上目標を平均120%達成し、顧客の納期要望に応えるため工場の生産スケジュールを何度も調整してきました。
その過程で、「営業と製造の橋渡しをする生産管理職」のやりがいを実感しました。顧客の納期を実現するには、生産能力・在庫・資材調達を正確に把握し、最適な生産計画を立てる生産管理の役割が不可欠だと学びました。
貴社の生産管理では、営業で培った「顧客視点」と「複数案件の並行管理力」を活かし、納期遵守率向上に貢献したいと考えています。生産管理は未経験ですが、QC検定3級を取得済みで、入社後6ヶ月で基本業務を習得し、貴社の生産効率向上に貢献したいと考えています。
添削のポイント
- 自分の成果から入る実績起点型の構成
- 「製造現場に近い仕事」を「営業と製造の橋渡しをする生産管理職のやりがい」に具体化
- 「大手メーカーで安定」を削除
例文10:エンジニア → 人事職(組織開発)
添削前
エンジニアとして5年働いてきましたが、もっと人の成長に携わる仕事がしたいと思い、人事職を志望しました。技術を活かしつつ、違う仕事に挑戦したいです。
人事は未経験ですが、プロジェクトで後輩の指導をしてきたので、人材育成には関心があります。
添削後
人事の組織開発は、一人ひとりの強みを活かし、チーム全体のパフォーマンスを高める仕事だと理解しています。前職ではシステムエンジニアとして6年間、開発プロジェクトで後輩3名の指導を担当し、プロジェクト納期の達成率を100%維持してきました。
コードレビューやペアプログラミングを通じて「相手の理解度に合わせて説明する」「小さな成功体験を積ませる」ことを心がけてきました。この経験から、「人的資源の最適配置と育成」に携わる人事・組織開発に挑戦したいと考え志望しました。
人事は未経験ですが、人事労務の基礎を学習中で、入社後6ヶ月で採用・育成業務を理解し、貴社の組織強化に貢献したいと考えています。
添削のポイント
- 「人の成長に携わりたい」を「人的資源の最適配置と育成」という職務理解に深化
- 「後輩の指導をしてきた」を「後輩3名の指導」「納期達成率100%」という具体的な実績に
- 「違う仕事に挑戦したい」だけで終わらせず、なぜ人事か・何を活かすかを明確に
転職理由・志望動機・退職理由の違いを押さえる
「違う仕事がしたい」を伝えるとき、志望動機・転職理由・退職理由の3つの使い分けが重要です。それぞれの違いと活かし方を見ていきましょう。
- 志望動機は「応募企業で実現したいこと」を伝える
- 転職理由は「今の仕事を変えたい理由全体」を伝える
- 退職理由は「前職を離れた理由」を伝える
- 3つの使い分けと「違う仕事がしたい」での活かし方
志望動機は「応募企業で実現したいこと」を伝える
志望動機は、なぜこの会社・この職種で働きたいのか。応募先に焦点を当てた理由です。
「違う仕事がしたい」を志望動機として書くときは、「応募先の仕事のどこに惹かれるか」を主軸にしましょう。1分で説明するなら「応募先の〇〇という点に惹かれ、前職の△△を活かして貢献したい」という型が使えます。
転職理由は「今の仕事を変えたい理由全体」を伝える
転職理由は、なぜ転職しようと思ったか。現職・前職を含めた理由の全体像で、志望動機より広い概念です。
志望動機(8割)+退職理由(2割)で構成するのがおすすめ。1分で説明するなら「今の仕事では〇〇が限界で、△△に挑戦したいと考え、転職を決意しました」という型が使えます。
退職理由は「前職を離れた理由」を伝える
退職理由は、なぜ前職を辞めたか。転職理由の一部で、履歴書・職務経歴書・面接で聞かれます。
「違う仕事がしたい」と書くときは、ネガティブになりすぎないように。「キャリアチェンジのため」「新しい分野に挑戦するため」など、前向きな言い換えを併用しましょう。1分で説明するなら「キャリアの軸を△△に移すため、前職を退職しました」という型が使えます。
3つの使い分けと「違う仕事がしたい」での活かし方
| 場面 | 使う言葉 | 中心に伝えること |
|---|---|---|
| 志望動機欄・面接で「なぜ当社か」 | 志望動機 | 応募先の仕事・会社への共感、前職経験の活かし方 |
| 面接で「なぜ転職するか」 | 転職理由 | 志望動機(8割)+退職理由(2割) |
| 履歴書の退職理由欄・面接で「なぜ辞めたか」 | 退職理由 | 前職を離れた理由(前向きに。不満は最小限) |
「違う仕事がしたい」の8:2ルール:志望動機・転職理由を語るとき、実現したいこと(8割)を主に、退職理由(2割)は補足程度に。退職理由だけで終わると、「何でもいいのでは」「すぐ辞めるのでは」と思われがちです(独自調査の不採用理由に該当)。
退職理由として「違う仕事がしたい」を書く場合のNG例とOK例
履歴書・職務経歴書・面接で退職理由を聞かれたときのNG/OKをお伝えします。
退職理由で避けたい書き方
- 「違う仕事がしたい」だけ:深掘りされると話が崩れる(6票)。「どんな仕事か」「なぜそこで働きたいか」をセットで
- 待遇・働きやすさが中心:「残業が多くて辞めた」「給与が低かった」だけでは不採用リスク(10票)
- 前職への不満が中心:「人間関係が悪かった」「単調な仕事で限界だった」だけ(6票)。ネガティブな印象を与える
- 他社でもいい内容:「成長したい」「挑戦したい」だけで終わる(4票)。応募先固有の理由と結びつける
退職理由として通る書き方のポイント
1. 8:2の割合:退職理由(2割)より、実現したいこと(8割)を主に語る
2. 前向きな言い換え:「辞めた理由」より「次のキャリアで実現したいこと」を中心に
3. 具体的な方向性:「違う仕事」を「〇〇職種」「△△業界」など具体化する
4. 応募先との接続:退職理由を語ったあと、「だから貴社の〜に惹かれています」とつなぐ
退職理由の例文(Before/After)
Before(NG例)
前職を退職した理由は、違う仕事がしたかったからです。また、残業が多く、ワークライフバランスを改善したかったという理由もあります。
問題点:「違う仕事がしたかった」だけでは具体性がない。待遇面(残業・ワークライフバランス)が中心(NGパターン①)。深掘りされると「どんな仕事か」が答えられない恐れがあります。
After(OK例)
キャリアの軸を「顧客の課題解決に直接携わる仕事」に移すため、前職を退職しました。製造現場での品質改善経験を、営業として顧客への提案に活かしたいと考えています。貴社のクラウドサービスの事業内容に強く共感し、志望しました。
改善点:「違う仕事」を「顧客の課題解決に直接携わる仕事」に具体化。前職経験との接続を明示。退職理由(2割)の後、志望動機(8割)で応募先への共感を述べる。待遇面に触れず、仕事内容・キャリア軸を主軸にしています。
「転職」「仕事を変える」の別の言い方・表現一覧
履歴書や面接で使える表現をまとめました。
履歴書・職務経歴書で使えるフォーマルな表現
| 表現 | 使用場面 |
|---|---|
| キャリアチェンジのため | 退職理由欄 |
| 新しい分野への挑戦のため | 退職理由欄・志望動機 |
| 職種変更を希望し | 転職理由 |
| 業種・職種の転換を図るため | 退職理由欄 |
| キャリアの方向性を見直し | 転職理由 |
| より自身の経験を活かせる職域を求め | 志望動機 |
面接で使える自然な言い回し
| 表現 | 使用場面 |
|---|---|
| 違う仕事に挑戦したくて | 転職理由を聞かれたとき |
| キャリアの軸を変えたくて | 転職理由 |
| 今とは別の分野で経験を積みたくて | 転職理由 |
| 業種を変えて、新しいスキルを身につけたくて | 転職理由 |
| 前職の経験を活かしつつ、違う視点で働きたくて | 志望動機 |
面接では「違う仕事がしたい」をそのまま使ってもOK。その直後に「具体的には〇〇職種で〜」と掘り下げることが大切なんです。
避けた方がよい表現
| 表現 | 理由 |
|---|---|
| 今の仕事に飽きた | ネガティブ、短期離職のリスクに聞こえる |
| 何でもいいから変えたかった | 「何でもいいのでは」と思われる |
| 給料が安かったから | 待遇中心(10票) |
| 残業がきつかったから | 前職への不満が中心(6票)に聞こえる |
| 単に転職したい | 具体性がなく、深掘りで崩れる(6票) |
異業種転職の内定まで最後の一歩:志望動機とセットで想定質問を考えておく
志望動機を語ったあと、面接官からの追加質問に備えておくことが重要です。独自調査では「深掘りすると話が崩れる」が6票で不採用理由になっています。例文1・6・10に対する想定質問と回答例をお伝えします。
例文1(製造業→IT営業)に対する追加質問
想定される質問:なぜ製造現場から離れたいのか?営業の厳しさを理解しているか?製造業の経験を営業でどう活かすつもりか?
回答例の要点:「製造現場で『次の工程(社内の顧客)へのヒアリング・提案』にやりがいを感じ、それを『社外の顧客』に向けてやりたいと考えました。営業は飛び込みや断られることが多いと聞いていますが、品質改善でも『なぜ不良が起きるか』を深掘りする経験があり、課題に向き合う姿勢は培ってきました。」
例文6(介護職→事務職)に対する追加質問
想定される質問:体力的な理由だけで転職を考えているのでは?介護の経験を事務でどう活かすのか?
回答例の要点:「体力面も一因ですが、主な理由は『正確な記録管理で組織を支える仕事』にキャリアの軸を移したいと考えたためです。利用者様の健康記録・服薬記録を正確に管理した経験は、総務の入退院手続きや備品管理で活かせると考えています。」
例文10(エンジニア→人事職)に対する追加質問
想定される質問:技術を捨てるのか?人事未経験で何ができるのか?
回答例の要点:「技術を捨てるというより、『人の成長を支援する』という軸にフォーカスを移したいと考えています。エンジニア時代の後輩3名の指導やチームマネジメントの経験を、人事・組織開発で本格的に活かしたいです。採用面接での候補者評価や、入社後の育成プログラム設計に、その経験を活かせると考えています。」
追加質問対策の重要性
志望動機と整合する回答を用意し、「なぜその会社・その職種か」を自分の言葉で説明できるようにしておきましょう。例文1・6・10は業種・職種の変化が大きいため、特に深掘りされやすいです。事前に想定質問を考え、回答を準備しておくことが内定への最後の一歩になります。
面接官20人が20代異業種転職者/未経験者採用で実際に使っている転職エージェント・転職サイト
志望動機を書いたあと、どの転職エージェント・転職サイトに登録すればいいか迷う方も多いですよね。面接官へのインタビュー結果から、20代異業種転職者/未経験者採用で実際に使われている傾向をお伝えします。
- 調査概要(転職エージェント・サイトの設問)
- 面接官の会社が20代異業種転職者/未経験者採用で利用したことのある転職エージェント
- 面接官の会社が20代異業種転職者/未経験者採用で利用したことのある転職サイト
- インタビュー結果を踏まえた、20代異業種転職者/未経験者採用におすすめの転職エージェント/転職サイト
でお伝えしていきます。
調査概要(転職エージェント・サイトの設問)
本調査は、20代異業種転職者/未経験者採用の面接経験がある面接官20名を対象に実施しました。転職エージェント・転職サイトに関する設問として、以下をヒアリングしました。
- 【設問】あなたの会社が20代異業種転職者/未経験者採用で利用したことのあるIT転職エージェントはありますか?
- 【設問】あなたの会社が20代異業種転職者/未経験者採用で利用したことのあるIT転職サイトはどれだと思いますか?
実際のリアルに行ったインタビュー画面は下記です。

面接官の会社が20代異業種転職者/未経験者採用で利用したことのある転職エージェント
面接官20人に「自社が20代異業種転職者/未経験者採用で利用したことのあるIT転職エージェント」を聞いたところ、以下の結果になりました(全件)。
| 回答選択肢 | 票数 |
|---|---|
| キャリアスタート(第二新卒) | 16票 |
| ウズウズ | 14票 |
| Myvision(未経験コンサル) | 10票 |
| テックゲート転職((未経験IT) | 8票 |
| ハタラクティブ | 8票 |
| 第二新卒エージェントneo | 7票 |
| ユニゾンキャリア(未経験IT) | 7票 |
| Geekly | 2票 |
| パソナキャリア | 0票 |
| JAC | 0票 |
| 利用していない・覚えていない | 0票 |
ここではっきり分かったのは、20代異業種転職者/未経験者採用において、やはり総合系大手はほぼ使わず0票で、メインとなるのは、やはり専門系の転職エージェントです。
そんな中で、キャリアスタート(第二新卒)が16票で最多、ウズウズが14票で続きました。いずれも20代・未経験者を専門とするエージェントです。総合系(Geekly、パソナ、JAC)の票数は少なく、第二新卒/20代未経験採用では20代/未経験専門のエージェントがメインで使われている傾向があります。
面接官の会社が20代異業種転職者/未経験者採用で利用したことのある転職サイト
「自社が20代異業種転職者/未経験者採用で利用したことのあるIT転職サイト」を聞いた結果は以下のとおりです(全件)。
| 回答選択肢 | 票数 |
|---|---|
| マイナビ20s | 18票 |
| リクナビNEXT | 17票 |
| リクルートエージェント | 16票 |
| doda | 14票 |
| ビズリーチ | 9票 |
| Re就活 | 8票 |
| Green | 2票 |
| その他 | 0票 |
| 利用していない・覚えていない | 0票 |
マイナビ20sが18票で最多、リクナビNEXTが17票で続きました。
転職サイトは、転職エージェントほど、20代/未経験専門と総合大手の差が出ませんでした。
面接官にヒアリングしている中で分かったのは、転職サイトは、求人会社からすると掲載料金はパッケージで固定しているので、第二新卒/20代未経験採用向けの求人も一緒載せていることが多いです。もちろん、第二新卒と20代若手を狙って取りたい場合、専門のサイトに追加掲載しています。
僕自身からすると、特筆すべきなのは、ビズリーチも結構票数があったんですね。
個人的にも、第二新卒で未経験転職していた時に、ビズリーチを使って異業種の会社からも結構スカウト貰えていたので、「ハイクラス向けの印象はあるが、20代の異業種転職も併せて活用してみる価値がある転職サイト」だと自信を持って言えます。(最初は無料に使える期間があると記憶しています)
インタビュー結果を踏まえた、20代異業種転職者/未経験者におすすめの転職エージェント
調査結果から、採用側が実際に使っているのは総合系ではなく、20代・未経験者を専門とするエージェントが中心でした。その背景と、登録のポイントをまとめます。
総合系ではなく、20代異業種転職者/未経験者専門のエージェントがメイン
第二新卒/20代未経験採用で使われているのは、Geekly、ビズリーチ、JACといった総合系ではなく、20代・未経験者を専門とするエージェントが中心です。
- キャリアスタート(16票)、ウズウズ(14票):第二新卒・未経験特化
- Myvision(10票):IT未経験コンサル
- テックゲート転職(8票)、ハタラクティブ(8票):IT未経験・転職者向け
- 第二新卒エージェントneo(7票)、ユニゾンキャリア(7票):第二新卒・未経験特化
つまり、求職者も20代/未経験専門のエージェントに登録しておくことで、採用側の採用ルートと合致しやすくなります。総合系だけに絞ると、第二新卒/20代未経験向けの求人が少なく、機会を取り逃す恐れがあります。
20代を採用したい背景(単価・コスト面)と登録の意味
企業が20代・未経験者を採用したい背景には、人件費(単価)を抑えつつ、育てて戦力化したいという考えがあります。経験者よりも単価を抑えられる一方、未経験者は育成コストがかかるため、企業は「定着しそう」「伸びそう」な人材を求めます。

20代/未経験専門のエージェントは、こうした採用ニーズに合った求人を多く抱えており、志望動機・転職理由がしっかり書ける人は、エージェント経由で企業の採用ルートに乗りやすくなります。逆に、総合系だけだと中堅・経験者向け求人が多く、20代未経験者にはマッチしにくいケースがあります。
登録のポイント:
1. キャリアスタート、ウズウズ、Myvision、テックゲート転職、ハタラクティブ、第二新卒エージェントneo、ユニゾンキャリアなど、調査で票数の多かった20代/未経験専門エージェントを優先して登録する
2. 複数登録して、求人の幅を広げる
3. 志望動機の添削も依頼できる。エージェント経由で面接に進むとフィードバックを得やすい
よくある質問(Q&A)
志望動機を書くとき、「この書き方で大丈夫かな?」と不安になること、ありますよね。実際に気になる質問と回答を見ていきましょう。
Q1. 「違う仕事がしたい」をそのまま志望動機に書いてもいい?何でもいいのではと思われる?
A. そのまま書くと「何でもいいのでは」「すぐ辞めるのでは」と思われがちです。面接官20人へのインタビューでも、深掘りすると話が崩れる志望動機は不採用の理由になるとされています(6票)。「どんな仕事か」「なぜその会社か」を具体的に掘り下げて伝える必要があります。
ポイント:「違う仕事がしたい」を業種・職種名で具体化する。なぜその仕事に惹かれるかを前職経験と結びつけて説明する。応募先の事業・製品への理解を示し、「この会社でなければならない理由」を明確にする。
Q2. 転職理由と志望動機は同じ内容でもいい?違いは何?
A. 似ていますが、役割が異なります。転職理由は「今の仕事を変えたい理由全体」、志望動機は「応募企業で実現したいこと」に焦点を当てます。面接では転職理由を聞かれたときに、志望動機(8割)+退職理由(2割)の割合で伝えると伝わりやすいです。
ポイント:志望動機=応募先の仕事・会社への共感、前職経験の活かし方。転職理由=志望動機に退職理由を少し加えた形。退職理由だけで構成すると、ネガティブに聞こえやすい(独自調査で前職への不満が中心は6票で不採用理由)。
Q3. 退職理由に「違う仕事がしたい」と書くのはNG?
A. NGではありませんが、それだけでは不十分です。「キャリアチェンジのため」「新しい分野に挑戦するため」など、前向きな言い換えを併用し、具体的な方向性(〇〇職種、△△業界)を添えると伝わりやすくなります。
ポイント:履歴書の退職理由欄は「キャリアチェンジのため」「職種変更を希望し」などのフォーマルな表現。面接では「違う仕事がしたい」をそのまま使ってもOK。その直後に「具体的には〇〇職種で〜」と掘り下げる。待遇面や前職への不満を主軸にしない(面接官20人中10人が不採用理由として挙げた)。
Q4. 現職に不満はないが他にやりたい仕事がある。どう伝えればいい?
A. 「不満がない」ことは強みです。退職理由を語るときにネガティブになりにくく、「前向きなキャリアチェンジ」として伝えやすくなります。「現職で得た〇〇を、△△職種でさらに活かしたい」という形で、積み重ねた経験と新たな挑戦をつなげて伝えましょう。
例:「現職の営業事務では顧客との橋渡しにやりがいを感じていますが、より直接的に顧客の課題解決に携わる営業職に挑戦したいと考え、転職を決意しました。」
Q5. 志望動機が思いつかない・書けない。どうすればいい?
A. 自分が「どんな仕事に惹かれるか」を言語化するワークが有効です。①今の仕事でやりがいを感じた場面を書き出す ②その要素がどの職種・業界で活きるか調べる ③応募先の事業内容と結びつける、の3ステップで整理すると書きやすくなります。本記事の例文10選を参考に、自分に近い転職パターンを探し、型を借りるのもおすすめです。
Q6. 「給与が良い」「残業が少ない」が本音なのですが、どう言い換えればいい?
A. 本音を隠す必要はありませんが、「理由の中心」に置かないことが大切です。面接官20人中10人が、待遇・働きやすさが中心の志望動機を不採用理由として挙げています。仕事内容・会社の魅力を主軸にし、待遇面は「長く働ける環境で貢献したい」程度の補足に留めましょう。
OK例:「貴社の〇〇という事業に惹かれています。また、ワークライフバランスが取りやすい環境で、長期的に貢献したいと考えています」のように、仕事への共感を主に、待遇は補足に。
Q7. 「成長したい」「挑戦したい」だけで終わるのは避けるべき?
A. 避けた方がよいです。面接官20人中4人が「どこでも通じる話で終わっていた」ことを不採用理由として挙げています。「どのような成長か」「何に挑戦したいか」を具体的に、応募先の仕事と結びつけて伝えましょう。
OK例:「顧客の課題をヒアリングし、解決策を提案する営業のスキルを身につけ、貴社の事業拡大に貢献したい」のように、具体的なスキル・成果と結びつける。
Q8. 転職理由を正直に言うと印象が悪い。いいように言う方法はある?
A. 「いいように言う」より「前向きな言い換え」が有効です。嘘は避け、事実を「将来どうなりたいか」を軸に再構成します。例:残業が多い→「より自分の強みを活かせる職域で、効率的に成果を出したい」、人間関係が悪い→「チームで協力し合える環境で働きたい」。
ポイント:嘘はNG(深掘りされると話が崩れる)。前向きな言い換えで、軸を「実現したいこと」に移す。8:2の割合で、正直な理由(2割)より実現したいこと(8割)を主に語る。本記事の「退職理由の例文(Before/After)」を参考にしてください。
Q9. 面接で転職理由を聞かれたとき、何分くらい話せばいい?
A. 1〜2分が目安です。長すぎると要点がぼやけ、短すぎると具体性に欠ける印象になります。結論→理由→応募先との接続、の3部構成で話すと伝わりやすく、時間も調節しやすいです。
ポイント:冒頭(20秒)「キャリアの軸を〇〇に移したいと考え、転職を決意しました」→理由(40秒〜1分)前職での気づきや経験、なぜその職種・業界に惹かれたか→接続(20秒)「だから貴社の△△に強く惹かれ、志望しました」。面接官が頷いたり質問を挟んだりしたら、そこで一旦止まり、相手の反応を見る。
まとめ
1. 「違う仕事がしたい」は掘り下げて具体的に伝える
「違う仕事がしたい」をそのまま書くと曖昧に聞こえ、「何でもいいのでは」「すぐ辞めるのでは」と思われがちです。業種・職種名で具体化し、「なぜそこに惹かれるか」を前職経験と結びつけて伝えましょう。
2. 独自調査の決め手・不採用理由を押さえる
面接官20人へのインタビューから、採用の決め手は「仕事の現実理解」(12票)「立ち上がり計画の具体性」(8票)「会社固有の理由・過去経験の接続」(6票)。不採用の理由は「待遇中心」(10票)「深掘りで崩れる」(6票)「前職への不満が中心」(6票)でした。これらを押さえたうえで志望動機を組み立てましょう。
3. 今日から始められること
1. 本記事の例文10選から、自分に近い転職パターンを1つ選び、型を借りる
2. 応募企業の事業内容・強みを調べ、「この会社でなければならない理由」を自分の言葉で書く
3. 資格取得や学習を始めている場合は、具体的に記載する(未来形だけでは弱い)
4. 志望動機を語ったあとの想定質問を3つ考え、回答を準備する
この記事を読んで、あなた自身の「違う仕事がしたい」を志望動機・転職理由・退職理由に当てはめて、通過する伝え方のヒントが得られれば嬉しく思います。
20代キャリアの実体験ノート 
