【逆質問リスト10例つき】差をつける逆質問のコツは2つ!内定者が面接官に印象に残るやり方を解説

  • 面接官は、「逆質問」で新卒の何を評価しているの?
  • 逆質問で何聞けば良いか、いつも迷ってしまう

このような悩みを持つ新卒の方向けの記事です。

この記事で紹介する逆質問のコツを使えれば、ありきたりな逆質問ではなく、差をつける逆質問ができるようになり、面接の通過率が確実に高くなります。

僕自身は、2回も第二新卒で未経験転職し(商社→IT→デジタルマーケティング)、実質3回も就活したような経歴です笑

逆質問の聞き方が分からず、なかなか内定取れない時期もあり、かつ2回早期退職の経歴で、自己否定したり面接官に露骨に嫌われていたり、結構四苦八苦していました。。

就活時代は、選考に落ちまくり、自己否定まで陥っていました。。

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第二新卒での転職でも、2回早期退職の経歴で、露骨に面接官に嫌われていました。

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死ぬほどつらかったんだけど、めげずに色々面接の試行錯誤して、最終的には、就活で商社に入り、第二新卒としても未経験の業界から5社内定をいただいて、キャリアチェンジも成功できました。

就活時代は商社に内定

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第二新卒はサイバーエージェントやアクセンチュアなどから5社内定いただきました。

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今日の記事では、新卒就活において、

  • 面接官は逆質問で何を確認するのか
  • よくある逆質問リストを解説。まず60点の逆質問を目指そう
  • 確実内定取れる!差をつける逆質問のコツと注意点とは

を順番に説明していきます。

「一番苦労したことはなんですか?」の基本的な質問だけではなく、より差別化のある質問を具体例を出しながらお伝えしていきます。

面接官は逆質問で何を確認するのか

逆質問だけではなく、面接全体に言えることですが、「こうすれば100%通過できる」というような方法論はないわけです。

ただ、1つ1つの質問の裏に、必ず面接官として確認したい意図があるので、それを理解した上で回答した方が、面接通過の確率が上がることには間違い無いです。

逆質問の段階で面接官が確認したいポイントは、主に2つです。

  • 志望度合を測る
  • コミュニケーション力を測る

志望度合を測る

恋愛と同じように、私に興味あったらいろいろ聞きたい、逆に何も聞かないなら興味ないを示しているとみなされます。

裏話をすると、面接官も(特に人事)、「採用人数」「採用後継続年数」などの角度で、会社から評判がつけられるなのです。

志望度の高い人を採用することも自分の評価と一致しているし、そして、志望度を見極めるために、一番相応しいなのは、逆質問です。

コミュニケーション力を測る

面接官から見ると、自己PRなどでコミュニケーション力のエピソードより、この逆質問段階で測るのは一番確実です。

そして、この背景は、逆質問において一番大事なポイントにつながります。

「逆質問は質問して終わりではなく、会話でやるように注意してください」

デートの場面を想像してみてください

【悪い例:ロボットのように、質問して終わり。】

あなた:どんな映画が好き
好きな女子:SF系動画好きですね!
あなた:へぇー、そうなんだ!
。。。
あなた:ちなみに、何が食べたい?

ロボットのように、会話のキャッチボールがなく、雰囲気も冷めるよね

ーーー

【良い例:会話するように、キャッチボールする】

あなた:どんな映画が好き
好きな女子:SF系動画好きですね!
あなた:そうなんだ!だから先ずっとスターウォーズの話してたよね笑!最近よさそうなSF系映画何かあるんですかね?
好きな女子:そう笑バレたか。あるよ!…略

あなたなら、どちらを選びますか?

デートを例にとって必要性を説明したが、実際に面接でどうやるべきかは後述しますね。

逆質問リスト10個!まず60点を目指そう

逆質問では、一般的に3つの角度で質問をします。

  • 面接官のことを聞く5例
  • 組織・会社のことを聞く3例
  • 自分のことを聞く2例

3つの角度で、合計10個の逆質問例とそれぞれ面接のどこに役に立つかをセットで説明します。

まずこれで、逆質問では60点合格を取れるはずです。

面接官のことを聞く5例

面接官の経歴にフォーカスした質問例です。

通常では1次2次面接で、面接官が現場担当者の場合で多用されます。

  • NO.1:なぜこの会社を選んだのか、何が魅力であったのか
    =2次以降の志望動機に使えます!
  • NO.2:入社後ギャップはあったか?
    =たいてい良いギャップしか言わないが、それも志望動機になる。
  • NO.3:今面接官はどんなプロジェクトをやっているのか
    =入社後のイメージが付く
  • NO.4:一番大変だったプロジェクトはどんなものか
    =志望企業の社員が力を入れて頑張った話が聞ける
  • NO.5:これからやりたいことはあるか
    =自身のビジョンとの比較orキャリアイメージがつくれる

組織・会社のことを聞く3例

組織会社のことにフォーカスした質問例です。

通常では最終面接で、面接官が現場責任者・役員の場合で多用されます。

  • NO.6:コンペで勝つときは、お客様に何を評価いただいて勝つのか?
    =競合他社との違いを含めた志望動機に繋がります!
  • NO.7:組織の注力テーマ、ホットトピックは?
    =自身のビジョンとの比較orキャリアイメージがつくれる
  • NO.8:アサインメントについて
    =自身のビジョンとの比較orキャリアイメージがつくれる

自分のことを聞く2例

自分にフォーカスした質問例です。

通常では面接官が人事担当者の場合で多用されます。

  • NO.9:入社までにやっておくことあるか
    =今自分に足りないものが分かります
  • NO.10:活躍している人に共通することあるか
    =入社後のイメージが付く

内定に近づける!差がつく逆質問のコツと注意点

さて、一番大事なパートです。

60点だと他の人も簡単にできちゃうので、もっと差をつけるために、下記2つの角度からブラッシュアップしていきましょう。

  • 逆質問は面接官の役職に合わせて変えるべき
  • 逆質問をして終わるのではなく、会話しながら進める

逆質問は面接官の役職に合わせて変えるべき

「面接官は毎回違う人なのに、質問を何も変えずに毎回聞く」、という逆質問で一番陥りやすい失敗点です。

面接が進むことにつれて、出てくる面接官は違う着眼点を持っています。それによって、逆質問の聞き方を変えていくべきなんです。

具体例をみてみましょう。

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コンサル業界+アクセンチュアの面接で、逆質問で面接官の苦労話を聞くとしましょう。

▼ 1次面接、面接官が現場担当者の場合

現場担当者は、コンサル現場業務内容に詳しいので、具体的な業務内容に紐づいて苦労話を質問します。

【質問例】

コンサル現場での仕事は、仮説立て→調査検証で長時間かけて提案内容作っても、クライアントにダメ出しされたりすることも耳にしたことあり大変なイメージですが、XXさんは、ご自身で具体的な業務の中で、苦労した部分とか教えていただけますか?

▼ 最終面接、面接官が現場責任者の場合

現場責任者は、コンサル業務以外に、アサインなどの管理業務も併せ持つので、管理面での苦労話を質問します。

【質問例】

コンサル現場でのマネージャーとして、通常のコンサル業務以外に、クライアントの提案責任者とか、人員のリソース管理など、多忙だと思いますが、XXさんはご自身で、現場責任者として一番苦労している部分を教えていただけますか?

逆質問をして終わるのではなく、会話しながら進める

実際に、僕がアクセンチュアの内定を取れた際に、聞いた逆質問を例にとってみてみましょう。

まず当時の状況、及び僕の考え方を簡単に説明します。

  • 一次面接
  • 面接官:現場マネージャー、現場に詳しい方 + 自分が入社後具体的にやる業務を知ってる
  • アクセンチュアの特徴:ITに強い、Think Straight,Talk Straightな社風

僕の考え方は、「現場に詳しい人なので、自分の入社後具体的にやることを明確化できること」を目標に、下記の優先順位で逆質問していこうと思っていました。

  • 具体的なプロジェクト苦労話から切り出す
  • 自分が入社後で具体的にやる業務範囲を確認
  • 時間余ったら、案件アサインメントと面接官のキャリアビジョンの話を聞く

具体的なやり取りを見せながら、解説していきます。

僕:色々お伺いしたいですが、現場での具体的な業務イメージを掴みたいので、まずそこから聞かせていただいても良いでしょうか?

面接官:良いですよ!どうぞ

僕:ありがとうございます。コンサル現場での仕事は、仮説立て→調査検証で長時間かけて提案内容作っても、クライアントにダメ出しされたりすることも耳にしたことあり大変なイメージですが、XXさんは、ご自身で具体的な業務の中で、苦労した部分とか教えていただけますか?【まず面接官の苦労話から入る】

面接官:・・・省略

僕:なるほど。僕も入社後、先に仰った調査業務と資料作成業務がメインになってくると言う感じでしょうか?【面接官の苦労話から、自然と、自分が具体的にやる業務範囲に繋がる】

面接官:そうです。調査業務も色々あって、ネットでの定量調査だけでなく、実際にクライアントの顧客にヒアリングするケースもあります。タマネギくんは両方経験することになると思います。

僕:かしこまりました。ちなみに、アクセンチュアはIT系に強いイメージで、先ほど仰ったプロジェクトもIT系のプロジェクトなので、実際はどうでしょうか?【アクセンチュアの特徴とリンクする】

面接官:仰る通りですね。ただ、ITと言う切り口と言っても、違う業界と関わる際にやることももちろん変わってきます。

僕:具体的に教えていただけますか?【逆質問一回して終わりじゃなく、会話しながら深掘りしていく】

面接官:・・・省略

僕:よくわかりました!違う業界と関われることもコンサルの魅力ポイントに感じていました。ちなみに、アサインメントどうやって決めますか?【時間余ったらアサインメントなど自分に関わることを聞く】

面接官:・・・省略

tamanegi
tamanegi

「質問をそのままして終わりではなく、会話のように進める」のイメージができたのではないでしょうか?

最後まで読みいただきありがとうございました。

何か役に立てれば幸いです^^

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