- エントリーシートと面接、同じ質問があるけど、どうすれば良いの?
- 内定者のエントリーシート、どこが違うの?を知りたい
このような悩みを持つ就活生向けの記事です。
エントリーシートは、面接をセットと考えるべき、と言うことを、今日実例を使いながら、お伝えできればと思っています。
では、見ていきましょう。
目次
エントリーシートの基礎
エントリーシートは各社それぞれ違いますが、共通して出てくる質問は下記なります。
- 志望動機(なぜこの業界、なぜこの会社、なぜこの職種)
- 自己PR
- 学生時代で頑張ったこと
共通項目の質問について、どう回答すれば良いかは、こちらの記事で詳細に解説しているので、ご参考ください
今日この記事では、主に、下記2点について、お話しできればと思っています。
- エントリーシートで記載する内容は、面接をセットで考えるべき
- 人気企業のエントリーシートを持って、他にどういった質問項目があるのか、解説してみる
- エントリーシートであるある問題、文字数問題をどう短縮すべきかを例文で解説
エントリーシートで記載する内容は、面接をセットで考えるべき
「自己PR・志望動機・学生時代で頑張ったことなどは、ESでも記載するし、面接でも聞かれます。ESと面接で同じことを言うべきかどうか、分からない」とよく相談もらうことが多いです。
僕も就活時代で結構これに悩んでいたので、とてもよく分かります。
今は面接官として100人近くと面談して、一つ答えとしてお伝えできるのが、内定取れる人は、やはりうまくESと面接をセットでアピールできています。
ここでは、実例を持って、優秀な学生はどうESと面接をセットでアピールしているのか、説明していきましょう。
まず、ESで下記内容を記載したのを前提条件としましょう。
志望業界:広告業界
志望企業:サーバーエージェント
ESシートで記載した自己PR:
私の強みは行動力です。
この行動力は、大学時代にゼミで新規プロジェクトを主導し、短期間で成果を出した経験から培われました。ゼミでの新しい社会調査プロジェクトでは、初めての挑戦に不安を感じるメンバーが多く、進行が滞る場面もありました。私は2つの改善策を考えたが、そんな中では、まず、プロジェクトの企画書作成や文献調査を積極的に行い、チームを牽引しました。毎週2回のミーティングで進捗を確認し、メンバー全員の役割を見直しながら、3か月で発表を成功させました。この粘り強い行動力を活かし、サイバーエージェントのアカウントプランナーとして、クライアントの課題解決に向けて迅速かつ的確な提案を行い、貴社の成長に貢献したいと考えています。ESシートで記載した志望動機:
御社でアプリマーケティングの仕事を通じて、良いゲームが埋まらないようにいろんな人に広めたいのが志望動機です。
自分はゲーム好きですが、良いゲームなのに全然ユーザがいないこともたくさんあったことから、「サービスだけよいじゃ足りない。いかに多くの人に知ってもらうのも大切なんだ」と実感しました。そのために、ゲームアプリのマーケティングの仕事が一番直接的に貢献できることを知り、この業界を志望することになりました。
そんな中で、御社はゲームアプリ事業だけでなく、メディア事業や広告代理店事業も合わせて持っているため、事業会社観点だけでなく、メディア観点や代理店観点から、包括的にゲームアプリマーケティングに携われることに魅了されて志望に至りました。
ESシートで記載したガクチカ:
私が学生時代に力を入れたのは、広告代理店でのインターンを通じてクライアントとの調整役を担ったことです。
大学4年生の春、広告代理店で行われたプロモーション動画の制作プロジェクトに参加しました。このプロジェクトでは、クライアントから「商品の上質感を伝える内容にしてほしい」という要望がありましたが、具体的なイメージが曖昧でした。私はヒアリングを通じてターゲット層や競合商品との差別化ポイントを明確にし、イメージ例を提案しました。また、制作チームと内容を共有し、クライアントの意図を反映するためのディスカッションを重ねました。制作途中で変更が生じた際も意見を調整し、納期内に高品質な動画を完成させました。
この経験を通じて、プロジェクトを成功に導くコミュニケーション力を身につけました。このスキルを活かし、貴社のアカウントエグゼクティブとして成果を実現していきたいと考えています。
ESと面接をセットでアピールする、具体的にはどうすればよいか?を見てみましょう。
ESで面接官が興味持つネタを仕込んでおく
面接での会話をシミュレーションしてみましょう。
面接官:自己PRをしてください。
あなた:わかりました。ESでも記載したのですが、私の強みは行動力です。(略)私は2つの改善策を考えたが、そんな中では、まず、プロジェクトの企画書作成や文献調査を積極的に行い、チームを牽引しました。(略)
面接官:なるほど。2つの改善策を考えたけど、もう一つはなんでしょうか?
あなた:もう一つは、チームメンバーとまず1対1で話す場を設けることです。進捗が遅れているのは、メンバーたちが何かに悩んでるはずだと思っていたからです。
面接官:なるほど。では、最終的に、なぜまずプロジェクトの企画書作成に注力したと考えたのですか?
あなた:1対1で話すにしても、まず共通認識として材料があった方が、話がまとまりやすいと思ったので、その資料を作るのが最優先だと考えたからです。
面接官:よく理解しました。素晴らしい判断だと思います。
気づきましたか?
ESシートでは、「私は2つの改善策を考えたけど、プロジェクト企画案作成を優先した」という面接官が興味持ちそうなネタを盛り込んでおくことで、面接でさらに自分の考え方をアピールすることができました。
面接官してきた経験から言えるのは、「複数の選択肢の中から、なぜそれ選んだ?」「具体的にどう実行した?」ような、就活生の判断軸とか、物事の進め方とかが分かるエピソードに、面接官がすごく知りたがるので、こういったネタを盛り込んでおくのがおすすめです。
ESと同じエピソードですが、違う角度でアピールポイントを足す
面接での会話をシミュレーションしてみましょう。
面接官:なぜサイバーエージェントに入りたいと思ったのですか?
あなた:わかりました。
ESでお伝えした通りに、御社はゲームアプリ事業だけでなく、メディア事業や広告代理店事業も合わせて持っているため、事業会社観点だけでなく、メディア観点や代理店観点から、包括的にゲームアプリマーケティングに携われることは、一つの大きいな理由ですが、
それ以外も、特に「やってみることを促す」社風の会社に身を置いた方が、自分の強みである「行動力」がより活かせると思うのと、そういった社風の方が、自分のような性格が合うので長く働けそうだと思っているからです。面接官:なるほど。行動力は先の自己PRでよく理解しましたが、XXさんはどういった性格ですか?
あなた:よく言うと、「何事も経験だから、まず行動したい」タイプですが、悪く言うと、少しせっかちな性格です。笑
面接官:まぁ、サイバーエージェントはせっかちなタイプの人も多いです笑
このように、ESで書いた志望動機に付随して、「社風が自分に強みと性格に合うので、より貢献できる・より長く働ける」という別軸でのアピールもできて、面接官に納得してもらい、面接通過の確率も大きく上がることが間違いないです。
なので、志望動機をESで記載するときに、別軸でのもう一つの志望動機を用意して、面接で追加でアピールした方がおすすめです。
上記の面接での会話のシミュレーションの事例でもあったように、面接では、一方的にこちらが準備したことをバーと喋って終わるのではなく、「会話」することを意識しててみてくださいね。
人気企業の直近のエントリーシート、どういった質問項目があるのか?
コンサル業界/アクセンチュア
2024年最新のエントリーシート項目は下記のような質問です。
- 「和魂偉才塾 コンサルティング塾」を通して学びたいこと、得たいことを教えてください。
- あなたがチームの一員として課題に取り組む際に意識している点を挙げ、それがチームにどのような価値を提供したか、具体的な経験や成果を交えて教えてください。
- マーケティング職を選択された理由をお聞かせください。(150文字以上200文字以下)
- アクセンチュアを「社員一人ひとりの自己実現のプラットフォーム」と考えたとき、あなたの就職軸に沿ってアクセンチュアを志望する理由を教えてください。
それぞれ回答例文を見てみましょう。
回答例文は、就活会議から参考として引張ってきたのものなので、ESの例文を見たい人は、就活会議を使ってみてください。
学びたいことは貴社のコンサルタントに求められるとともに、自身に不足していると考える課題設定力とプレゼンテーション力である。私は◯◯の講師を約2年間続けている。その中で、様々な属性の生徒にそれぞれ合った課題を設定することと、足し算のような初歩的な問題に対する分かりやすい言葉での質問対応について、自身が納得できるようなレベルに達していない。課題解決のプロフェッショナルとして、顧客の課題と日々向き合う貴社のインターンシップに参加することで、自身に不足する力を得るとともに、現場で活躍する社員の方のマインドを知りたい。全体を通して徹底的に考え抜き、社員の方にフィードバックをいただく事でこれらを達成したいと考える。3日間という限られた期間で難解な課題を解決するために、自分の言いたいこと、考えていることを1回で伝える事が出来るよう、心がけようと思う。そしてコンサルタントとしての第一歩を踏み出したい。
チームの成果を最大化するために、課題に対して最善の施策に挑戦することだ。根拠となる経験は、20大学程が参加する◯◯の全国大会で優勝したことだ。チームは全国大会で優勝することを目標にしていたが、指導者がいなかったため自分たちでチームの課題を分析し、改善する必要があった。そこで、目標とするチーム像を明確にしたいという理由から、海外のプロチームと自チームの失点原因を比較したところ、自チームでは守備のミスに起因する失点が多かった。ただ練習においてミスは少なかった。このことから私は、守備のミスの原因は試合経験の乏しさからくる緊張であると仮説を立て、それを改善するために試合の企画、運営担当として、学生では初となる◯◯の◯◯リーグへの参入に挑戦した。レベルの高いチームと数多く試合を行うことで、独特の緊張感に慣れることができ、守備のミスも減った。その結果、課題は解決され、◯◯を達成できた
「デジタル技術の力で価値を創出し、世の中の課題を解決すること」を実現できるからである。大学時代に◯◯を運営した経験がある。コロナ禍で無観客開催になったことを受け、大会初の◯◯を実現し、デジタル技術のソリューションとしての可能性を感じた。貴社の幅広い事業領域で知見を広めて成長できる環境に身を置き、常に変化する世の中で課題を抱える顧客の課題を解決したい。
私のキャリアの目標は、国際的なプロジェクトで活躍できるような解決力と語学力を持つ専門家として成長することです。なぜなら、競争力の高いビジネスを創出できる人材になるために必須なスキルだと考えているからです。アクセンチュア主催の定期セミナーで、若手から発信力を持ってプロジェクトに関与できることや、キャリアの成長と昇進をサポートする仕組みを整えていることを知りました。これらの点に魅力を感じ、私が目標とするキャリア実現への近道と考え、アクセンチュアを志望しました。また、多様なバックグラウンドをもつ人々がいる環境も魅力であると感じています。その理由は、多角的な視点からアイデアを生み出す刺激を感じることで、自分の考え方も向上させられると考えているからです。私は将来的に、国際的なプロジェクトでのリーダーシップを発揮できる人材を目指していきたいと考えています。
IT業界/NTTデータ
私は◯◯の広報アルバイトにおいて、学生と職員という立場の違う仲間をまとめ、入館者数増加という共通目標をもって取り組み成果を出した。この経験から「共創力」が強みだと考えている。インターンシップに参加し、非常に幅広い領域のお客様と伴走し価値を創出していく貴社の姿勢に、強い魅力を感じた。私の強みを活かし、IT技術を用いてより多くの人の生活を支え、笑顔にできる仕事がしたいと考えているため、貴社を志望する。
営業職としてお客様と信頼関係を築き、ニーズを明確にした上で、付加価値の高い課題解決システムを提供したい。インターンシップの中で、近年のITビジネスの形としてお客様のニーズを「創出」することが重要となってきたということを強く実感した。これをもとに、私の「共創力」を活かしてSEやコンサルタントを始めとした多種多様なビジネスパートナーと共同し、幅広い社会課題を解決していくことのできる人材となりたい。
◯◯の広報チームとして、入館者数を年間約八千人から一万人へと増加させたことだ。◯◯は◯◯の割に知名度が低く、入館者数が低迷していた。これに際して私は、学生メンバーと職員の意見を傾聴し、効果的な施策を抽出しようと試みた。結果、ポスター・SNSという二つの手段によって学内・学外両方の多くの人に存在を認知してもらうという施策にまとめた。まずは新たにXとインスタグラムのアカウントを開設、それぞれのユーザーのニーズに合わせた方法で事業内容を毎日発信した。並行して、◯◯のポスターを大学構内に掲示し、学内の人向けの集客活動も行った。このような活動を一年間継続し、上記の成果を達成した。
上記の◯◯の広報活動の中でも、特にXの運営において、インプレッションやフォロワー数の増加がなかなか結果として現れなかったことである。これに際して私は、Xのユーザーはエンタメ要素を好むという分析をもとに、◯◯の展示内容だけでなく◯◯◯◯に関する面白いコラムの情報収集も積極的に行い発信するようにした。そして、リツイート機能も活かして◯◯◯◯の情報等も拡散し、多くの人が興味を持ってくれるよう工夫した。その結果フォロワー数は増加し、入館者数にも反映された。このことから、相手を分析し相手目線に立った最適な価値提供をすること、そして試行錯誤しながら粘り強く活動を続けることの重要性を学んだ。
回答例文は、就活会議から参考として引張ってきたのものなので、ESの例文を見たい人は、就活会議を使ってみてください。
自動車メーカー/トヨタ自動車
生徒にアンケートを取ると、成績が向上している実感がないことと、新人講師の授業に不満があることがわかりました。そこで2点の施策を行いました。まず、学校のテストにフォーカスを当てたカリキュラムを導入しました。テスト前に対策講座を開講することや、普段の授業においても学校の進度に合わせた小テストを行う時間を設けました。2点目は、新人の講師に模擬授業をしてもらう新人教育制度を導入したことです。以前までは教育係が1対1で教えていましたが、これでは偏った教育内容となってしまっていました。この制度を導入したことにより、新人講師が複数の視点から授業を行うポイントを知ることができるようになっただけでなく、先輩講師も他の講師が意識している点を知れたことで、全体の授業の質が向上しました。以上の結果、生徒数を○○から○○へとすることができました。
コロナ禍が収束に近づいていた中、前年まで学園祭は中止されていました。学生の要望を調査した結果、多くの学生が開催を望んでいることが分かりましたが、これに対し大学の担当者の方からは感染症対策の不十分さを指摘されました。このギャップを解消するため、各委員から案を募りつつ、幹部メンバーで議論を重ねましたが、なかなか担当者の方の理解を得ることができませんでした。自分達だけの知恵では限界があると感じ、学内の感染症について研究をしておられる教授の方等にも相談しながら、その後も何度も対策案を提示しました。そうする内に徐々に担当者の方も前向きに考えてくださるようになり、上司の方ひいては大学全体を巻き込みながら何とか対面での開催を行うことができました。このように前例のない新しい挑戦に対しても、多くの方々を巻き込みながら、成果を出すことができた経験は、生産技術職としても活かすことができると考えています。
成長のために様々なことに挑戦できる人
苦手なことに対しても挑戦してきたからです。英語が苦手であった中で、通っていた英会話教室の講師の方から実践的に話す場に身を置くとよいとアドバイスされました。そこで外国人観光客が非常に多い地域のホテルでアルバイトを始めました。徐々に英語への苦手意識も薄れ、研究において国際学会で発表するまでに至りました。
自身の意見をしっかりと発信し、それに対していただいた意見についてきちんと思考しながら自身の知見として吸収することを大切にしたいと考えています。またそうしやすい職場環境を求めており、これにより若手のうちから業務に必要な思考力を鍛え、エンジニアとして成長することができると考えています。実際に貴社は、常に謙虚な姿勢で、失敗も学びに変える人間力を求めており、自身の価値観と一致していると感じています。
生産技術に携わり、環境性能の高いパワートレインを世界中の人々に届けたいと考えています。貴社は全方位戦略を掲げ様々な脱炭素車の生産に注力しています。塾講師のアルバイトをする中で、生徒一人ひとりを意識し、それぞれが求めていることに対してフォローすることの重要性を感じ、貴社のこうした誰一人取り残さない戦略に深く共感しています。その中でこうした戦略を実現し、全てのお客様のもとへ自動車を届けるため、自身の強みである周囲を巻き込む力や研究において学んできた○○に対する知見を活かしながら、世界中の工場において導入される生産技術を開発したいと考えています。
○○から排出される○○(○○)を○○により除去する研究を行っています。○○は○○などの○○問題や、○○などの○○をもたらす物質であるため、その処理が求められています。従来の主な処理方法としては○○法が挙げられます。しかし、◯◯という理由で、◯◯する必要があり、◯◯といった課題があります。そこで○○中の○○反応や○○反応を利用し、○○での処理が可能な○○が注目されています。しかし、○○処理において高い○○を得られる一方で、○○や○○が多く発生するといった課題がありました。そこで○○や○○を併用することで、○○や○○を抑制しつつ○○の処理を行う○○という装置の開発を行いました。○○の代表物質である○○、○○、○○について装置の性能を評価するため、各物質の○○および○○の測定、また○○を用いて○○処理時に発生する○○についての分析を行いました。その結果、○○や○○については非常に高い○○を達成しました。また、○○や○○についても、○○なしの○○処理時に発生する○○や○○が、○○を用いることで検出されないなど、大きな効果を得ることが出来ました。しかし、○○が低いことや、○○処理時に発生する○○が検出されるといった課題も残りました。
知識の習得や、分野を横断した知見を組み合わせて考察する論理的な思考力を養うことに最も苦労しました。専門の○○だけでなく、専門外の○○や○○といった知見を必要とする研究であり、研究開始当初は必要な知識が不足していました。そこでまず、週に3~5本以上の関連論文を読むことや、専門書を読むことで知識不足を補いました。その後、そうして吸収した知識を用いて、自分なりに実験前には仮説を立案し、実験後にはその仮説を検証するようにしました。また、それを研究メンバーの先輩や指導教員の方に発信し、何度も議論するようにしました。こうしたことを繰り返し行った結果、必要な知見を積み上げるとともに、自身に足りていない視点を確認することができ、研究結果に対して多角的な視点で論理的に考察が行えるようになりました。
回答例文は、就活会議から参考として引張ってきたのものなので、ESの例文を見たい人は、就活会議を使ってみてください。
広告業界/電通
【20%】9年間の[◯◯]、[◯◯]を取得
【40%】学部2年、50人のゼミで副代表
【10%】語学留学、ステイ先は自力で確保
【20%】中高生向け[◯◯]の実現
【10%】[◯◯]3年間遂行
1. ◯◯留学【愛嬌は世界共通言語】
◯◯で2度の語学留学を経験。日本人がいなかったため、ジェスチャーや表情、声のトーンなど、言葉以外で気持ちを伝える努力をした。結果、コロンビア人の親友ができ、今も連絡を取るほどの仲である。言語を学びに行ったのに、学び得たのは、非言語コミュニケーションの大切さ。
2. ゼミ副代表【巻き込み上手は組織を制する】
50人規模のゼミで副代表を務め、教授や先輩と共に毎授業の企画運営に努めた。ゼミ生内の熱量の差を解消しようと、授業外でも積極的に関わることを意識した結果、一人一人に合った「巻き込み方」があることを知る。多分私、一緒に働きたい人No.1。
3. ◯◯アルバイト【子どもが今の私をつくった】
子どもが好きで始めた◯◯アルバイト。まっすぐな愛は人の心を動かすと実感。彼らに感化されて表現力が増した今の私が、前よりもずっと好き。
『ワクワクしている大人が増えれば、世界はもっと豊かになるはずだよなあ』
働くことに対して、ネガティブな印象を持つ学生が多すぎる。事実「働きたくない」という言葉はよく耳にするし、就職活動で精神を病む先輩も、沢山見てきた。その気持ち、理解できる。いくら「働くって楽しいよ」と言われても、そうは見えないサラリーマンが朝の電車にいる限り、納得できないのも仕方ない。身近に「イキイキと働く大人」、どれくらいいるだろう?
だから私、そんな人たちに「エネルギーチャージ」したいなって。得意の発想力とポジティブ思考で、彼らのワクワクスイッチ、押せる人間になりたいと思う。働く活力をチャージした大人が増えれば、それを見た未来の大人達も、もっと希望を持てるはず。多くの人が前を向くキッカケをつくりたい。
私は【ほめごろし】に夢中です!
人の長所を見つけ、魅力的に伝えることで、今まで沢山の人を褒めごろしてきた。ゼミ副代表に就任時、50人のゼミ生と積極的にコミュニケーションを取る中で身につけた能力だ。
その際、こだわりは2つある。1つ目は「相手がまだ誰にも言われたことのない長所を探すこと」だ。私なりの視点で、相手に新たな気づきを与えたい。
そして2つ目は「印象に残る面白い言葉で伝えること」だ。私にしかできない伝え方は、私だからこそできる、形のないプレゼント。
(例)
・どこでも素を出せるオープンな友達は「心のパスワード0000」
・自分の”楽しい”を周囲に感染させる「新型ハッピーウイルス」
・クールに見えて情に厚い「誰よりも青い炎(=実は高温)」
「あなたのお陰で、自分の好きな部分が増えた」と言ってもらえた時、私は幸せだ。将来も同様に、より多くの人が自分自身の魅力に気がつき、自信を持って表現できる、そんなキッカケを生み出し続けたい。
回答例文は、就活会議から参考として引張ってきたのものなので、ESの例文を見たい人は、就活会議を使ってみてください。
金融業界/三井住友銀行
◯◯理論とは、「市場経済の中で最大利潤の獲得を目的にした企業が、従業員を合理的に活用し、かつ彼らのやる気を高めるためにいったい何が必要か」を研究する学問である。私は本研究会にて、グループ研究として、時間管理制度の一つである「◯◯◯◯」の研究に取り組んだ。◯◯◯◯は、従来◯◯による区分によって適用・運用がなされてきたが、違法適用や◯◯◯◯が見られていた。そこで当研究では「適切な区分の仕方が他にもあるのではないか」という問題意識の下、新たな区分可能性を探るとともに、◯◯◯◯を導入できる企業、および本制度が必要である企業の条件を明らかにした。
飲食店アルバイト先にて、ホールスタッフリーダーとして新規店舗の立ち上げに挑戦。密なコミュニケーションをしながら、約◯◯名のスタッフと協働し、お客さま満足度アンケートで◯店舗中◯位を頂きました。
立ち上げにあたり、スタッフのレベルや意欲に差があるという課題に直面しました。私は課題解決のためにスタッフ一人一人と密に話をし、全員の気持ちをすくい取ることを心掛けました。その中で、「接客方法が正しいかわからず、自信を持てない」「働きに対する評価が一定でモチベーション維持が難しい」といった意見があることに気づきました。そこで私は(1)メンター制度、(2)担当可能ポジションに応じた賃金形態の導入を提案しました。業務負担・人件費増加のリスクもありましたが、度重なる打ち合わせの末に実現できました。スタッフサービスが向上したことで、お客さまの心を掴み、収益にも繋がる結果となりました。この経験を通じて、真に相手の立場に立って考え、思いを引き出し、それを形にするために最大限努力する力を獲得しました。また、集団で成果を上げるには、目標を共有し、誠実さと情熱をもって巻き込むことが大切であるという気づきを得ました。
自分の人間力を活かし、お客さまに近い距離で寄り添いながら最大限の努力をしたい想いから銀行業界を志望します。中でも貴行の挑戦的な風土、圧倒的なスピード感、徹底したお客さま本位の姿勢に強く惹かれました。仲間とともにお客さまのために成長し続けるという点で、私の想いを最大化できると考え、貴行を志望します。
(1)ホールセール(大企業)
(2)ホールセール(中小企業)
(3)リテール
【理由】
私はより近い距離でお客さまと接する営業職を志望します。中でも、大企業を相手にしたホールセール部門では、複雑化するニーズの中からより決定的なものを確実に捉え、スピード感をもって幅広いソリューションを提案することが求められると考えます。そのためには持続的に成長することが必須であり、常に挑戦の姿勢を貫く環境に身を置くことができると感じました。私の強みである傾聴力と実行力を貴行で活かしたいと考えています。
回答例文は、就活会議から参考として引張ってきたのものなので、ESの例文を見たい人は、就活会議を使ってみてください。
商社/伊藤忠商事
私は変化を楽しめる人間です。なぜなら、幼少期から国籍問わず多様な価値観を持った人と触れ合い、その度に自分の考え方や行動がより洗練されていくことが自分のモチベーションになっているからです。これは今行っている就職活動においても日々感じています。今まで100人を超える社員の方々とお話ししてきたんですが、全く同じキャリアや価値観を持たれている方は一人もいなくて、話を聞くたびに新しい視点からの気づきが多々ありました。またその中で自分の固定観念や価値観が打ち壊されて、より新しくバージョンアップしていくことが非常に楽しいです。私が社会人になっても、あえて自分が全く知らない世界に飛び込んで、新しいことを学びながら日々進化し続けられることを楽しめる人間でありたいです。
学習塾で◯◯リーダーとして新規生徒の獲得を図った。
当塾では、在籍生徒数が例年少なくなっており、◯◯数においても◯◯教室中◯位あたりと低迷していた。そこで、昔私が生徒としてお世話になったこの塾を盛り上げたいという想いと、小中高と経験がなかったリーダーを一度務めてみたいという想いから、新規生徒獲得リーダーを務めた。またリーダーを経験することで、チームを巻き込みながら目標を達成することの難しさとやりがいを知ることが目的であった。
チームとして◯◯数において◯◯◯位を達成するという目標を掲げた。生徒数を増やすにあたって1.無料体験への動員、2.体験からの入塾の2つのフェーズがあり、1.は広告手法の費用対効果を上げること、2.は体験生とアルバイトの接点を増やすことを目指した。1.では入塾理由の大半が友人からの口コミであったことから、◯◯制度を導入した。2.では◯◯制を導入し、早期の信頼関係構築を図った。
施策を実行にするにあたって、部門内のメンバー4人のアルバイトに対するモチベーションが低いことが課題であった。メンバーに話を聞くと「アルバイトをお金を稼ぐ手段としか考えていない」ことが原因だと感じた。そこで私は週に1度、私とメンバーで個人面談の機会を設け、お互いのアルバイトに対する認識のすり合わせを行った。具体的には、面談中にメンバーの個人的な目標であったり将来の夢を聞いたりした上で、そのビジョンを達成する上においても現在のアルバイト業務は必ず自分の糧になることを熱意を持って説明した。例えば、◯◯することは将来の営業能力を養うことにも繋がると説明した。
結果的に、部門内のメンバーは以前より意欲的にアルバイトに取り組むようになり、◯◯人の入塾に成功した。また、この入塾数により◯◯地区にて◯◯数◯位を達成した。
回答例文は、就活会議から参考として引張ってきたのものなので、ESの例文を見たい人は、就活会議を使ってみてください。