【日本留学】大学院入試で専門を変更するためには【渡日前準備】

  • 大学の専門を勉強してみたら、実はあまり興味がなかったので、大学院で専門を変えたい
  • 今の専門では、就職が厳しそうので、将来性のある専門に変えたい
そうと思っている人が少なくないでしょう。

誰もが最初から「何がしたい・勉強したい」を明確に決めているとは限らないです。僕のその一人でした。
「努力より選択」、今の道が違うんだと思ったら、果敢に軌道修正するのもすごく大事なことです。

今回は、大学院入試専門を変えたい場合、事前にやっておくべきこと・知っておくべきことを、僕自身の経験を交えて文書に整理してみたので、お伝えして行きます。

日本は欧米より専門を変更しやすい

日本の大学院は、大学院入学試験を採用していてそれを経て進学を決めます。
よって、専門出身に関わらず、一斉に入試を受けて、その成績で勝負するというわけです。

そのため、出身専門と進学希望専門が違っても、希望専門の入学試験で受かれば入学することができるので、専門を変更したい人にはありがたい近道です。
僕自身も、日本語学科出身でしたが、経済研究科に専門を変更したいので、入学試験で「マクロ経済」「ミクロ経済」両項目を受けて、経済研究科に進学することができました。

一方で、欧米の大学院は、申請制度を採用していて、申請者が論文、TOEFL等の資格証明書、そして大学成績などを合わせて提示して進学審査を受けて決めます。

入学試験がないので、大学側の判断材料は、申請者の出身学科 / 研究テーマ / 学業成績 / 関連分野の研究実績などになります。
その場合、進学できる専門は基本的に大学の専門、もしくわそれに近しい専門でないと厳しいですので、専門を変えるのが難しいです。

文系出身の人が進学可能の研究科

専門が変更できるとはいえ、文系から理系への専門変更はさすが難しいです。

自分と周りの進学実績を見ると、文系出身の人が専門を変える可能性として高いのが以下のイメージです。

  • 経済研究科
  • 経営研究科(経済研究科と一緒の場合もある)
  • 社会研究科
  • 商学研究科
  • 公共政策大学院 ※これは穴場です!必見!
ここでは、主に自分が受けてみた経済研究科と公共政策大学院について話します。

TIPS

公共政策大学院の中では、経済政策方向があり、受験科目も経済研究科と同じです。(難易度が経済研究科より低い)
よって、経済学を勉強しておけば、両方の大学院を同時に受けられます!

公共政策(専門職)大学院 → 穴場です。必見!

特徴
  • 社会人も応募可能
  • 卒論がいらない(そうです。卒論がいらないです!)
  • 英語の授業が多い
  • 海外大学との交換留学プログラムが比較的に多い
  • 外国人留学生の比率が高い、留学生に奨学金や学寮などを優遇
公共政策(専門職)大学院は、一般の大学院と比べると、学術より実務ベースの授業を重視する傾向があります。

MEMO

「専門職大学院」とはについて、文部科学省の説明を参考してみてください。

参考 専門職大学院とは文部科学省 また、「専門職の学位は外国で認められるの」ときになる人が多いですので、
お答えすると問題ないです。普通の院卒と同じMaster学位なので、母国に帰る際も問題ないです。ご安心ください。

そのため、卒業論文が必要なし、授業形式も講義というより実務に関する議論が多く、加えて海外留学のチャンスも多いので、
交換留学したい・日本で就職したい人にとっては、イチ押しでお薦めします!

交換留学したい・日本で就職したい人ならここだ

交換留学がしたい人 / 卒業後日本で就職したい人には、個人的に公共政策大学院を一押しでおすすめします。

交換留学チャンスが多い
公共政策の留学生の比率が高い理由の一つは、多くの海外大学との交換留学協定を結んでいるからです。よって、交換留学できるチャンスもその分多くなります。

また、他研究科にはアジア圏の留学生が多いが、公共政策では英語圏の留学生が多いし、授業も講義式だけでなく、英語での討論会が多いので、日本にいながらも、英語を鍛えるチャンスが多いの公共政策のチャームポイントです。


日本での就職に有利
主に、以下の理由があります。

  • お金の負担が大きく軽減
  • 就職活動に分ける時間が比較的に多い
  • 社会人と繋がりができやすい
  • 交換留学経験が大きなアピールポイント

お金の負担が軽減

公共政策大学院は外国人を招くために留学生を優遇する傾向があります。奨学金と学寮どちらか一つは必ず降ります。
よって、その分バイトとかそんなにやらなくてもお金に困ることなく、就職活動に集中できます。

就職活動に集中しやすい

卒論と就活が時間的に被っちゃうので、公共政策には卒論がいらないので学業的に負担が大きく減ります。
加えて、外国人留学生には奨学金がおりやすいので、バイトをしなくもお金の心配がないです。
よって、時間的にも金銭面では就職活動に集中できるんです!

社会人と繋がりができやすい

外国人留学生が就職するときまず困るのが知り合いが少なくて、情報収集にすごく劣勢の置かれることです。
しかし、公共政策では、同級生や先生に現役の社会人が多くいるので、知り合いを紹介してもらったり情報収集にすごく有利で、これはすごい大きいなadvantageになります!

交換留学経験が大きなアピールポイント

交換留学経験が就職において大きなプラスです!
タマネギさんも某商社の最終面接の二択バトルで負けた理由が、もう一人の交換留学経験が豊富だからです(某商社先輩からの裏情報)


ただ、必ずどの大学も公共政策大学院を設置している訳ではないので、設置している一部の大学を紹介します。
自分が進学しようとする学校に、公共政策大学院があるかも見てみてください。

「国立大なんか俺は無理」とか思っている人もいますでしょうか、全くそんなことないです。
僕自身も普通の大学の普通の日本語学科出身の人ですし、経済学の知識とかも全然足りていないです。
公共政策大学院の入試難易度は他の研究科と比べると格段に低い、かつ応募する人も比較的に少ないので、比較的に合格しやすい研究科です。

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正真正銘の外国人留学生大学院入試の穴場です!この機会を見逃さないでぜひ応募してみてください!

経済研究科

経済研究科については、入試準備、おすすめの本などを合わせてこちらにまとめました。

入試準備の確認ポイント

外国人留学生向けに、学校側も実際に色々考慮を入れてくれています。
それをうまく利用するために、入試準備においていくつかの確認すべきポイントを整理しました。

留学生特別選考有無の確認

通常選考とは別で、留学生特別選考を設置している学校もあります。
留学生のみ参加可能の選考ですので、日本の学生からの競争無しで合格率もその分上がります。

ただ、注意すべきなのは、留学生特別選考は年に一回/冬選考に設置されるケースが多いです。
個人的には、留学生特別選考だけではなく、通常選考 (一般的に夏選考)と留学生特別選考(一般的に冬選考)両方受験するのをおすすめします。理由は以下です。

  • 留学生特別選考だけを受験する場合、受験チャンスが一回しかなく、落ちるとまた一年待たないといけなくなります。
  • 夏/冬選考の公平性を保つために、同じ年の選考のお題が似ている傾向があり、夏選考をダメ元で受けるにしても、冬選考の通過確率を上げることに繋がるかもしれない
留学生特別選考が設置されている学校の一部
入試を受けようとする学校のホームページに、留学生特別選考があるかどうかまずチェックしておきましょう。

募集要項の確認

当たり前のことですが、募集要項をよく確認しましょう。
ここでは、特に専門を変更したい場合、どこを重点的に確認すべきかをPickUpして紹介します。

受験科目の確認

同じ経済研究科の大学院入試にしても、違う科目で受験することが可能です。自分の得意とする科目を選んで受験しましょう。

例として、横浜国立大学経済研究科の受験科目を見てみましょう。

受験科目には、ミクロ・マクロ経済学I、ミクロ・マクロ経済学II、経済史、経済政策、統計学、計量経済学、6科目ありまして、その中で、学校が指定した7通りの組み合わせで受験することができます。
なので、数学が苦手なら、ミクロ・マクロ経済学I+経済史で選考を受ければいいとか、そのように自分の得意/不得意に合わせて、受験科目を組み合わせて受験できます。

横国_受験科目

英語成績証明書

基本的に、どの学校もTOEFL、TOEICのどっちかになります。
事前に募集要項で確認し、TOEICでOKなら、TOEICで受験するのをおすすめします。入試の準備時間が限られているので、大切な時間をかけて無理矢理にTOEFLを受験する必要もないです。
ただ、TOEFLしか受け付けない学校もあるので、ご注意ください。

TIPS
「TOEFL/TOEICが何点必要なのか」などの質問を知り合いから結構聞かれます。
学校それぞれ違うので一概に言えませんが、ホームページに過去の平均成績が掲載されている場合もあるので、そちら確認してみてください。

参考:東京大学公共政策大学院の過去入学生TOEFL平均得点データ

 

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