【日本留学】僕がどうやって日本語学科から経済研究科へ【専門変更】

日本語専門で、大学で経済を勉強したことのない僕が、
どうやって日本語学科から経済研究科へ、専門変更して進学できたのか、
途中で何に迷い,どうやって解決したのかを実経験ベースで共有したいと思います。

以下のような迷いを持っている人にとっては、役に立てる内容になるので、ぜひ読んでみてください。

  • 専門変更したいけど、どの専門に変更できるか
  • 何をいつまでに準備しなければならないか
  • 日本語学校をどう選べばいいのか
  • TOEFL/N1の成績が選考に影響があるのか
  • 経済知識ゼロの人は、経済をどうやって勉強すればいいのか
  • 経済専門ではない学生に対して、面接で教授たちが何を重視して見ているのか

他に質問や相談がある人は、TwitterPeingで質問をしてください。

入試準備のタイムライン

まず大まかなタイムラインを紹介します。
いつまでに何を準備すればいいか、参考してみてください。

進学タイムライン

2011/10 日本に留学することを決定
2011/10-2012/06 進学先の情報、先輩の経験談、日本語学校など情報を収集
2012/06 経済研究科に専門変更するのを決定
2012/07 日本語学校申込み
2012/11 N1受験
2013/01 TOEFL受験
2013/04 渡日
2013/04-09 経済学をひたすら勉強
※2013/07 学位を取りに一時中国に帰国
2013/07 研究計画書を完成
2013/07 面接準備
2013/09 大学院入試
2013/09 結果発表
2014/04 大学院入学

全体を大きく分けると、下記のイメージになります。

順番的に説明していきましょう。

入試準備(中国)

情報収集

主に以下の3点について情報を収集します。

  1. 大学の協定校
  2. 同じ専門出身の先輩の進学先
  3. 日本語学校の情報

大学の協定校

自分の学校の協定校を必ず調べてください。
協定校制度を使えば、日本で入試を受けず大学院に進学できるチャンスがあるからです。

TIPS

自分の大学のホームページで「交換留学」で検索してみてください。協定校との留学プログラムの募集要項が書かれているはずです。

協定校制度とは、「大学同士がお互いに、相手大学出身の学生を受け入れる制度」ですので、出身大学内の選抜試験で合格すれば、日本まで来て入試を受けずに進学することができます。
ただ、協定校制度で進学できる専門は一般的に制限があり、出身学科に制限がかけるケースが多いです。自分が応募可能の協定校を学校に聞いて、その上で自分が行きたい所があるかどうかを確認しましょう。

僕も実は最初から経済研究科に専門変更するのを決めていた訳ではなく、大学の協定校制度を使って大学院に進学するつもりだったのです。

ただ、僕の大学の場合、日本語学科出身の人が選べるのがまた日本語関連の研究科になっていて、「せっかく留学するのに、また同じく日本語を勉強していいのか」「日本語だけでは、将来的に就職する時は厳しいのではないか」と漠然ながらも不安を持っていて、最後はその道を選ばなかったです。

同じ専門出身の先輩達の進学先(専門)

自分と同じ専門出身の人が、どの専門に進学したかを調べてください。
他人の経験談を見ることで、「日本語出身だけど、この専門も行けるんだ」など、自分が知らない道を知ることができるからです。
特にどの専門に変更すれば良いか分からない人にとっては一番大事です。

僕の周りでは、先輩の大半が協定校の日本語関連の大学院に進学したので、そもそも経済研究科を候補として考えていなかったです。ただ、ネットで調べているうちに、日本語から経済への成功j事例を見て初めてこの道を知ったのです。当時自分が使っていたのは「小春论坛」だったのですが、今は「知乎」の方が使いやすいでしょう。

ここで皆さんに注意して欲しいのは、ただ経験談を見て終わるのではなく、直接作者に連絡して色々聞いていきましょう。
作者が経験談を書いている以上、割と色々アドバイスをしてくれる人が多いです。自分が迷いを抱えてネットで探しまくるよりも、経験者に直接聞くのが一番効率いいですので、臆せずしつもんしましょう。

tamanegi

僕も優しい先輩たちの一人です笑。進学に関して質問などあったら、TwitterPeingで連絡ください。

同じ専門出身の先輩達の進学先(学校)

専門が決まったら、次は大学を決めます。狙いの専門はどの大学にあるのか、それを調べて入試のターゲット校を絞リます。
これにおいて、すごく便利なサイトがあります。(中日英韓、インドネシア語、タイ語)

参考 日本留学なら大学・大学院情報、奨学金情報のJAPAN STUDY SUPPORT(JPSSJapan Study Support

専門から大学を探せるし、他にも所在地や英語授業ベースなど、色々の条件で大学院を特定することもできるので、うまく活用してくださいね!

日本語学校

採用人数の少ない日本語学校を調べてみてください。
人数が少ない分、研究計画書の修正や日本語の練習など進学際のサポートを先生に頼みやすいし、勉強できる場所を確保できるからです。
その他、日本語学校/別科/研究生の中で、なぜ日本語学校にしたについては、詳しくはTODOこちらご参照ください。

僕自身を含めて、日本語学校を選ぶ際に進学実績を見る人が多いです。
この学校進学実績が良いから→進学指導が手厚いかも→そこにいこう、みたいなサイクルになりがちだが、これは大きな勘違いです。

確かに、進学実績の良いのがすごく魅力的なポイントです。ただ、これは日本語学校とは実はあまり関係がなくて、毎年採用している学生母数が多いだけだからです。
僕も最初進学実績の良い、富士国際語学院という日本語学校を選んだが、期待していた進学指導が全くなかったです。加えて、人数が多い分、先生が全員をケアできないので、研究計画書の修正や、日本語の面接練習なども先生に頼みづらかったです。
あとは大きいな問題は、集中して勉強できる場所がないです。日本は中国とは違って静かに一人で勉強できる所が少ないです。

tamanegi

カフェは電源ない所多い、図書館遠い、寮にいると。。。地味に静かに勉強できる所が欲しいです皆さん!!

そういう時は、学校の自習室が大変ありがたい存在ですが、人数が多い日本語学校だと、席が取れないしうるさいです。
僕は結局月に1万円位払って、寮の近くに自習室を借りていました。。
-tips レンタル自習室の紹介、家近くの自習室の探しかた

進学実績は正直に日本語学校とあまり関係がないことなので、進学際のサポートと勉強できる場所を確保したいという意味では、人数の少ない日本語学校を個人的にお薦めします。

日本語検定試験N1

N1は日本に来る前に取っておくことをお薦めします。

日本語の勉強について、僕は日本語専門だったので、独学について参考になる話ができませんが、
ただ、一つだけアドバイスをすると、日本に来てからN1を受験するのはやめましょう。専門学科試験の準備にそもそも時間足りないのもあるし、日本語N1試験向けのサポートも、日本では国内ほど充実していませんので、日本語の勉強リソースも時間も余裕があるうちに国内で受験しておいてください!

tamanegi

日本語学校の先生は日本人が多いので、授業も話す練習が多く、実は試験向けの指導をするのがあまり得意ではないですからね

TOEFL成績

TOEFLについて、「何点取ればいい」とよく周りから聞かれます。
学校それぞれ違うので一概に言えないですが、経験ベースでいうと(平均値としは)次のような感じです。ご参考までしてみてください。ちなみに僕の場合は94点でした。

  • 東京大学、京都大学:85-100
  • 慶應大学、早稲田など:75-90
  • MARCH校(MARCH校とは)、その他の国立大学:70-80
日本は欧米の大学院ほど、TOEFLの成績を高く求めていません。無論点数が高いほど良いですが、点数が上記の範囲内であれば、大きく選考に影響することはないです。大学院入試で、一番比重が大きいなのは、結局入試の成績なのでTOEFLはあくまで参考だということも知っておきましょう。
TIPS
ホームページ、TOEFLの過去平均点を載せている学校もあります。自分のターゲット校のホームページも確認してみてください。

参考:東京大学公共政策大学院の過去入学生TOEFL平均得点データ

どう勉強する

TOEFLの勉強方法・経験談などネット上でよく纏めている文章たくさんあるので、色々調べてそちらをご参照ください!

tamanegi

タマネギさんはTOEFL苦手なので😹

僕自身は、Vacabulary(単語量)→Offical Guide→Offical Test→TPOの流れで準備したので、基本的にOfficalの教科書と練習題だけをやっていれば問題がないです。
自分がTOEFL受験時に参考していたサイトをご紹介します。(中国語ベース)
勉強方法・経験談:https://forum.chasedream.com/forum.php
模擬試験プログラム:https://toefl.zhan.com/tpo52507.html

お勧めの本

-TOEFL OFFICAL GUIDE(TODO)

-Official TOEFL iBT Tests(TODO)

入試準備(日本)

経済学の勉強

独学VS進学塾

経済学初心者には、進学塾に入ることをお勧めします。
独学する人もいますが、僕としてはお勧めしません。なぜなら、時間的に(金銭的にも)非常に非効率だからです。
半年以内に独学で知識ゼロから合格までの成功率が極めて低いです。初年度の入試に合格できなかった場合、またもう一年日本で準備して入試を受け直さなければならない、これはつまりもう1年間の(日本での)生活費が増えます。そして何よりも、この一年間の時間がもったいないです。(日本留学のスケジュール設計についてはTODOこちら)

ここで言う経済学の勉強は、ぶちゃっけ受験勉強です。あなたの第一目標は、まず大学院入試で合格することです。

僕も受験勉強嫌なんですが、経済学初心者で短時間で経済学を全般的に勉強するのはそもそも無理な話です。短期間での入試合格を目指しているならば、ポイントを絞って効率的に勉強するのが一番大事です。ここまず認識しておきましょう!

初心者の場合、「なにを勉強すればいい」「どの本から勉強すればいい」「どこの知識点がキーポイント」など勉強の方向性の段階で迷っていしまいます。
塾の一番いい所は、入試に必要なものだけを纏めて教えてくれます。経済学を全般的に体系的に勉強するのは入学後いくらでも時間がありますので、現時点で経済初心者のあなたにとって、一番勝算を高められるのは、必要なものだけを限られている時間内で把握することです。

僕自身も、入試準備の時に経済塾に入っていて、大学院に在籍中も、塾で教師をしていました。
教わる側も教える側も経験したので、自分が経済知識ゼロの視点から、理解しやすい本をいくつかお勧めします。塾での勉強をしながら、ぜひこちらの本も勉強しておいてください!

ミクロ経済学

ミクロ経済学(武隈先生-一橋)

日本のマクロ経済学と中国のマクロ経済学が違うところが多いです。加えて、日本のマクロ経済学の教科書は作者毎に違うので、どの本からマクロ経済を勉強すればいいか迷ってしまいます。
僕自身の経験からすると、武隈先生の本が初心者の学生にありがたい一冊の本になります。数式などに偏らず、消費者理論、生産者罹患、外部性などマクロ経済学のコア部分を体系的にわかりやすく説明しているので、経済学を入門するために強くお薦めいたします。

ミクロ経済学演習(武隈先生)

上の教科書とセットになる練習集です。大学院入学試験は学校毎に違うので、過去問だけで練習すると、他の学校の入試で全然違うタイプのお題が出てきたりするケースも多いです。武隈先生著のこの練習集は、各Chapterの一番重要な知識点ベースでお題を作っています。そのおかげて、どこが難しいか / 自分の苦手なところがどこなのか、すぐ知識点まで特定できるので、練習後に焦点を絞って復習することができます。

tamanegi

武隈先生一橋の先生ですので、一橋狙いの人はこの練習集は必須!必ず全部解いてください!

ミクロ経済学(奥野先生-東大)

奥野先生の本は上級者向けの本です。武隈先生の本と比べると、数式演算が多くて分かりにくい部分も正直多いです。なので、武隈先生本を読んでからこの本を読むのをお薦めします。
また、ゲーム理論について、武隈先生の本があまり触れていなかったが、奥野先生の本では詳しく説明されています。東大の入試ではゲーム理論の比重が大きいので、東大狙いの人は必ずゲーム理論の部分を熟読してください!

ただし、必ずしもどの学校もゲーム理論のお題を出す訳でもないので、自分の学校の過去問を見て、この本を読むか読まないかを判断して時間を有効に使ってください!

ミクロ経済学演習(奥野先生)

上の教科書とセットになる練習集です。重点的にゲーム理論の部分を解いてください。

大学生のミクロ経済学

これは元々某経済塾の内部教材です。上で紹介した教科書とは違って、いかにラフな言葉で分かりやすく説明することに尽きているので、難しいところでもスッと理解できる穴場の一冊です!僕自身もこの本をとき終わって、知識点が全部繋がった気がしてスッキリしています!

tamanegi

超お薦めの本です!100%買ってください!後悔は絶対させない!保証します!

マクロ経済学

マクロ経済学(マンキュー先生)

マクロ経済はマンキュー先生の本を読めば問題がないです。大学院もマンキュー先生の本を教科書としているので、出題範囲もこの一冊内です。日本語バージョンも読むのをお薦めします。マクロのお題の中で、時事問題が一定数出ます。当然日本関連の時事問題になるので、英語とか中国などの訳本の中でも書いていません。日本語バージョンの本の中でこの部分の補充内容があるので、そちらを重点的に読んでおけば問題がないです。経済的に厳しい場合は、友達と合わせて一冊買って共有しましょう!

スーパー過去問(マクロ経済学)

マクロ経済の一番厄介なのは、いい練習集があまりないです。僕も何冊買ってみたんですが、結局一番いいと思ったのが、公務員試験の本です。。公務員試験といっても、内容は大学院入学試験と同じなので、安心してください!
この本のいいところは、お題の量が多いし、どの部分の内容と関連しているのかも合わせて説明しているので、復習しやすいです。この一冊あればマクロ経済は大きな問題がないはずです。

研究計画書

自分にも分からないものは書かないようにお薦めします。
研究計画書は、難しく書こうとする人が多いです。自分もよくわからないのに、どっかの論文で見たモデルをとりあえずパグって、自分の研究計画書にぶち込んで、見栄えをよくしようとするのはやめましょう。なぜなら、面接で教授たちに詳しく聞かれるので、答えられなかった帰って悪い印象を与えてしまうからです。

ご参考までに、僕がどういう流れで研究計画書を書いたのを共有します。
自分が興味のある社会問題をPickUp
→関連する論文を探す
→論文で議論されていないポイントをみつける
→自分の研究テーマにする
→このテーマに足りない知識は大学院で勉強する(面接用)

実際の例

中国のシャドーバンキング問題が厳重化している
→シャドーバンキングの論文を探し概要をまずさらっと見る
→欧米ベースの論文が多く、中国ベースでの論文が少ない
→「中国シャドーバンキングシステムの定義と規模概算について」をテーマにする
→この論文の概算部分については、統計学と計量経済学は今の自分はまだ勉強できていないので、大学院で関連の授業を取得していく

ちなみに僕の研究計画書には、数式モデルをいれていませんでした。自分にとっては難しすぎて面接で説明できないと思ったからです。
それより、何でこのテーマ→既存の研究はないの→どう研究していくつもり、というように時系列に説明すれば入試においては問題ないです。
研究計画書の段階で、モデルをだすことは求められていません。むしろそれは大学院に入ってから、教授たちと一緒に考えるものです。入試の段階で、ちゃんと研究の方向性を教授に説明できれば問題がないので、「自分に分からないものは書かないようにする」のをきちんと覚えておきましょう。

TIPS

研究計画書を書く際にに、参考論文を探すサイト:https://ci.nii.ac.jp/
研究計画書参考例文が必要な方はTwitterで連絡ください。

面接準備

面接では、突発的な質問がなく、一般的な質問が多いですので、事前準備して臨めば問題ないです。

  1. なんで経済勉強したいの
  2. これまでどうやって経済を勉強したの
  3. 大学院の勉強計画どうするつもり
  4. 研究計画書に書いた知識点の深掘り
  5. 卒業後進路どうしたい
  6. 学費はどうする→「この質問でたら合格」説がある

面接で別専門から経済に変更する人に対して、教授たちが特に①②③がきになるポイントです。

加えて、④に関しても、研究テーマの話を聞くより、経済学の基礎モデルに対する理解を深掘りして聞くケースが多いです。特に外国人留学生の場合、口頭で日本語で説明するのが難しいので、ホワイトボードで図を書いて説明することが多いです。
僕の場合、研究計画書がシャドーバンキングですが、面接では「ホテリングモデルを図で書いて、説明してください」と聞かれました。

tamanegi

別専門の人がいきなり研究テーマを書くのが難しいのを教授たちもわかるので、基礎の部分がきちんと勉強したかが彼達の重視ポイントです!

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